ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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恋のおはか

去年、角田光代さんの『なんでわざわざ中年体育』という本を読んだ。

角田さんは、実は長らくボクシングを続けている。

フルマラソンも何度も走っている。

そして、この本をつくるにあたり、ボルダリングにも、そしてマラソンよりずっときびしいトレイルランにも挑戦している。

スポーツが得意じゃない角田さんがスポーツを続ける理由は、30代でとても手痛い失恋をしたことにあるそうだ。

失恋の痛みは30代になっても10代となんら変わらないくらい辛いもので、40代の自分が同じような失恋をしたら、とても耐えられないから強くなるために自分を鍛えたい

・・・という趣旨のことが書いてあった。

 

この部分を読んだとき、私はすでにもう、10代・20代のような手痛い失恋とは無縁だと思っていた。

それはたぶん、20代が終わる頃から思っていた。

そんな痛みを負うほど恋愛にはまることは、もうないだろうという意味で。

穏やかで、焦らず、疑わず、終わりも始まりも、すべては自然のことわりだと思えるような、静かな恋愛ができると思っていた。

 

その予想は、たぶんそんなに大きくは外れていなかったと思う。

すくなくとも、憎むとか妬むとか恨むとか呪うとか、そういった負の方に大きく振り切れるような感情とは、わりと無縁でいられた気がする。

 

逆に言うと、以前はそういう感情を抱えて、長らく生きていた。

 

そこから開放された。

 

考えられないほどに、生きることが楽になった。

 

でも、ただひとつだけ、ほんのわずかに、

どう頑張ってもどう悩んでも、どこに引っ越して何を捨てて何を絶っても
深く深く削っても、永久にゼロにならない、透明にならない想いがあった。

 

別にもう、苦しくはないのだ。悲しくもない。辛くもない。

憎んでもない。

笑い合えるし、たぶん気遣い合っている。

お互いの今を。

 

でも、つい最近までですら、ふとした瞬間に、小さく、小さく、傷つき続けてきたんだなあとも思う。

 

でも、そんなことで、自分の生活の何かがとどこおることはない。昔のように。

 

好きな場所で好きなことをして、たまに気の合う人たちに会いに行って、
嫌なものを捨てて辞めて、これまでの人生の中で今、ストレスは最小限だ。

 

 

でも、決して消えてはなくならない気持ちと、しずかに戦っていたのだと思う。ずっと。 

 

 

今年に入って、バイトがなくなって、やたらと物事がスムーズに進んだ。

去年の3月に会社を辞めたあとも、もと職場に月10日ほどバイトに行っていたので、6年ぶりくらいに「出勤」をしない1か月だった。

 

その勢いにうっかり乗っかったら、やたらとスムーズに、ああ、これはもうほんとうに、ここですべてを終わりにしようと思える出来事まで突然やってきた。

 

私がその日その場所にいることも、なにもかもがスムーズだった。

百回以上歩いた場所で、昔の私に戻っていた。

たくさんの負の感情を思い出して、ものすごく泣ける気がしたのだけれど、落ち着いたら全然泣けなかった。

 

とても静かな気持ちだった。

 

 

20代の終わりから思っていたことは、

もう無駄に傷ついたりしない、もう好きだった人を憎んだり恨んだりしない、もう恋愛に生活を左右されたりしない、というようなことだ。

実際こんなふうに生きられるようになってから、なんと楽なのかと思った。

(ちなみに、何か努力をしたわけじゃなくて、単純に女性ホルモンが減少したんだと思う。笑)

 

角田さんのように、手痛い失恋に耐えられるように自分を鍛えるという発想はすごいなあと思うのだけれど、

自分は、失恋を手痛いものにしないために、最初から執着しないことで、自分を守っていた部分はあると思う。

それが、自然に思えるように、心も身体も変化していったんだなあと思う。

(平たく言うと「老い」だとも思う。笑)

 

そんな生活の中でひとつだけ、とても小さく、だけどいつまでも消えずに、消すことを諦めたシミみたいな、だけど捨てられない服みたいな、言葉にできない想いをやっと、もう捨てていいんだなあと思った。

 

もう、苦しくはない。悲しくもない。辛くもない。

憎んでもない。

とても、感謝をしている。

 

 

ものすごく寒くてセンチメンタルになったけど、ただ北杜市が寒いだけです。

 

すごく元気な時に書くとこうなる。久しぶりに読み返したけれど、言いたいことはだいたい同じだと思う。

35歳の私が「結婚はどっちでもいいや」と思うようになった理由。 - ココロサードプレイス

 

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サムネイルが上手くいかなくて、一度書いた記事を削除してしまいました。スターくださった方すみません。ありがとうございました。

 

鶴見済さんと吉田奈緒子さんの刊行記念トークイベントに行ってきました。

先日、新宿は『カフェ・ラバンデリア』にて、鶴見済(つるみわたる)さんと吉田奈緒子さんの刊行記念トークイベントに行ってきました。

こちらの本ですね。

okite.hatenadiary.jp

鶴見済(つるみわたる)さんについて

先月発売されたばかりの『0円で生きる』は、私の周囲の人もたくさん読んでいたので、私も購入しました。
『0円で生きる』が初めて読んだ鶴見さんの本です。
にわかファンで申し訳ございません!!
 

去年の秋、家業を継ぎたいとかずっとこの場所で生活したいと思うようになってから読む本とか好きな人って、やっぱりだいたい繋がってるんだなあと思ったり。

私は特に最後の第七章『自然界から貰う』に関しては、自分がこれから一番深く楽しめる分野ですね。

私は今年、これをもっと突き詰めていきたいです。

 

そして、鶴見さんと言えばこれですよね。

『完全自殺マニュアル』は、タイトルしか知らなかったけど、『0円で生きる』を読んで抱いていたイメージとは、だいぶ違うよなあと思いました。

 

なので、今回のイベント参加にあたり『完全自殺マニュアル』も購入しました!

この本はもう25年も前に発売された本ですが、『0円で生きる』も実際マニュアル本なので、タッチは似ているなあと思いました。

「自殺」と「生きる」は真逆の言葉のようでいて、『完全~』の方も、根底にあるテーマは結局「生きる」ことなんですよね。

いざとなったらこれを読んで自殺すればいい!だからまだ生きていてみようって思えるのはわかる。

そうか~苦しくない死に方ってたくさんあるんだなあって、初めて知りました。

私は今、全然自殺したくないですが、そういう人間にとっても不思議な安心感を与えてくれる気がします。

自分もいつか死ぬし、理想の死に方ができるかは分からないですからね。f:id:sakelog:20180123214517j:plain

吉田奈緒子さんについて

実は吉田さん(翻訳者)の本は失礼ながら未読、と思っていたのですが、直前に佐々木さんにこの表紙を見せて貰って思い出しました!私3年くらい前にこの本読んだことありました!

 
 
低コストで生きるという内容の本や、実際実行している人のブログなんかは世の中にたくさんありますが、完全にお金を使わないという行為は大変特異ですよね。
 
映画(INTO THE WILDとか)じゃないですよ。現実世界の話です。
 
著者はマーク ボイルさん、翻訳をしているのが吉田奈緒子さんです。
 
そして今回はこちらに引き続き2冊目、『無銭経済宣言~お金を使わずに生きる方法~』の刊行イベントだったわけです。
 

トークイベント

お二人のトークはとても面白かったし、私は今のマーク ボイルさんの生き方にはすごく興味が沸いたので、改めて吉田さんの本を読み込んでから感想を書きたいなと思っていました。

でも今日アップされたA1理論さんの記事を読んで、やっぱり今この瞬間に思っていることをとりあえず書きたいなと思いました。

 私は『無銭経済宣言~お金を使わずに生きる方法~』は、すみません、まだ読んでいないのですが、トークを聴いて思ったことを元に書きます。

お金を否定することとは?

今回4人でこのイベントに参加し、私は終始頷きながら楽しんでいました。

そしてイベントが終わってから飲みに行ったのですが、一緒に行ったA1さんとNanaさんは、私と真逆の感想でびっくりしました。

トークの中で吉田さんが「ボイルはお金そのものに怒っている」とおっしゃったのが、この飲み会での主な論点!

 

私はイベント中に吉田さんのこの話を聞きながら、ああ、西野亮廣さんの言う信用経済も発想は同じなんじゃないかなあとか

堀江貴文さんが、「俺もうお金をいかに多く稼ぐかには興味ない」という趣旨のことを仰っていたのも、近い発想なんじゃないかなあと

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

考え方の違い

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だけど、この人は自分と親和性が高い人だなあと分かることとか、ましてやそういう人とだけ付き合いたいと考えることは、自分を確立していない自分には、あまりできないことなんじゃないかなあと最近思いました。
 
だからこれからも、いろんな人に会いたいし、話したいと思いました。

 

私はどんなふうに生きたいか

今の自分は20代に比べて、急速にいろんな我慢を捨てきたなあと思っています。

そうすることで、出会えてよかったなあと思う場所や人の存在があります。

でも、そこで自分というものをよく理解したつもりになって、今の自分に無駄なことはしたくない、無駄な神経を使いたくない、気の合う人とだけいたいということを、一瞬突き詰めすぎてしまったかなあと思っています。

 

何を分かったつもりになっていたのか、なかなかの勘違いをしていたなあと思っています。

未熟な私は、これからもたくさんの人に合って、たくさんの本を読んで、たくさんの経験をして、知らないことをみくびらないように、わかったつもりにならないようにしたい。

そういう想いで一年間生きてみたら、こんな話も迷わずまとめられるようになるのかなあとはすこし思う。

 

だいぶ、悩んで書いたけれど、すごくたくさんのことを考えた数日でした。

佐々木典士さんトークイベント@南知多ゲストハウス「ほどほど」

先日、愛知県は南知多町にあるゲストハウス「ほどほど」にて、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者、私が敬愛する佐々木典士さんのトークイベントに参加してきました(*´∀`*)

「ほどほど」はゲストハウス好きの中でも本当にいいところだともっぱらの噂だったので、是非一度行ってみたいと思っていました。

そこで佐々木さんのトークイベントとは!

この話を聞いたのは数ヶ月前。

以前だったら、「いや、その日休めるか分からないし・・・」と言っているうちに定員が埋まってしまう

・・・となりがちだったのですが、会社を辞めていたので即決しました。

自由っていいですね(*´∀`*)

ほどほどまでの道のり

私は、中央道最寄りのバス停から高速バスを使って名古屋へ向かいました。

名古屋までは約3時間で思ったより近かったです。

その後名鉄名古屋⇒内海⇒海っ子バスに乗って、ほどほど最寄りの高浜バス停へ。

待合せ時間も入れると、ほどほどまでは5時間くらいでした。

知多半島は思っていたよりずっと広かったです!

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はりきって6時台のバスにしてしまったけど、めちゃくちゃ寒かったし、時間にものすごく余裕があったのでもっと遅くに出発すればよかったと後悔。。。

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いつもはバスタ新宿に向かうのだけど、今回は逆方向!駒ケ岳SA(駒ヶ根市)で休憩。

私はこの山の反対側に住んでいます。ここまでは直線距離だと近いのだけど、名古屋に行くにも長野市に行くにも、南アルプスに沿って大きく迂回することになります。

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うとうとしてたらすぐ名古屋に着きました。JR名古屋駅から5分くらい歩いて名鉄線へ。

名古屋駅で時間を潰そうかとも思ったのですが、まだ10時前だったので、お店も開いていないし、とりあえず先へ進むことに。

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特急内海行きに乗りました。特急も各駅と同じ料金(有料の車両もあります。)だけど快適な席でした!土曜日だけど空いてたし。

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知多半島の海沿いには工場がたくさんあります。

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終点内海駅に着きました。ここから知多半島先端の南知多町まではバスで向かいます。

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この地図の06の所ですね。

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内海駅周辺には何もなさそう。

着く前は、ここから海沿いを歩けるところまで歩いて途中でバスに乗ろうかな~なんて思っていたのですが、思ったより寒すぎて断念しました。

自分が住んでいる所が寒いので、平気だと思っていたのだけど海沿いで風が強かったです。

地元が寒いので厚着になって、現地では邪魔だろうなあと思っていたけど、実際厚着でほんとうに良かったです!!

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海っ子バスに乗り、先へコマを進めます。

こちらは、ひたすら海沿いを走るとても素敵な路線バスです!

乗り放題500円切符もいいなあと思いました。暖かい時にまた来たいですね。

この海は伊勢湾で、奥に見えるのは三重県津市あたりだと思います。

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「ほどほど」最寄りのバス停「高浜」に着いたのが11:30。

早すぎ。。。

とりあえず、お腹が空いていたので、ほどほど近くの喫茶なみじでランチ!

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日替わりランチはなぜかお弁当風!

美味しかったですけど。ちなみに600円です。

そして、とりあえずほどほどに荷物を置かせてもらい、温泉に行くことにしました。

前日、ほどほどのサイトから周辺の地図を読み込んでいてよかったです。

 

南知多ゲストハウス「ほどほど」

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ほどほどさんは、なんとなく昭和~な町並みの中にある小さな古民家です。

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荷物を預かってもらい、自転車をお借りしました。

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建物の裏には手造りのピザ窯も。あこがれ。私も自宅の庭にピザ窯をつくりたいのです!!

 

うめの湯

ほどほどから自転車で5分くらい。歩いたら20分くらいかかるかな。

自転車を借りるのがおすすめですね。海っ子バスでも来ることができます。

ここは最高の温泉施設でした~!

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建物の裏はこんな感じ。

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お湯もすごくいいのですが、2階の休憩室が広々していて最高です。長居しても大丈夫なので、長旅の疲れをここで癒したらよいかと思います。

ここで先に着いていたWさんと合流!Wさんは私の倍以上の時間高速バスに乗っていたのですが、畳のスペースでだいぶ癒されていたもよう。

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だいぶのんびりしてから、ほどほどに向かいました。

 

再びほどほど

チェックインしてお部屋へ!

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お部屋はこんな感じです。

とりあえず荷物整理と、布団も敷いておきます。

イベント開始まで3時間くらいあったのですが、近所のスーパーでちょっと買い物して、あとはお茶を飲みながら本を読んだり、宿主こっすーさんとお話しをしながら、会場である共有ルームで過ごしました。

Wさんは自転車で出かけていきましたが、私は寒すぎてそんな元気がありませんでした。。。

夕日を見逃してちょっと後悔しましたが、また暖かい時に来たいと思います(2回目笑)。

 

佐々木さんトークイベント

19時前になり、人もだんだん集まってきました。

共有ルームのスペースに、定員12名の満員。

みんなで畳に座って佐々木さんのお話を聴いたり、最後に一人ずつ自由に話したりしました。

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佐々木さんと言えば、「ミニマリスト」
日本で「ミニマリスト」という言葉を以前より浸透させた一人

・・・というイメージでしたが、最近の佐々木さんのブログ記事を読んだり、この日のお話しを聴いてすこし印象が変わりました。

佐々木さんは、ミニマリズムという考え方がベースにあることで、現代社会をフットワーク軽く・楽しく生き抜くすべを、時代に合わせてどんどん生み出していける人なんだなあということを思いました。

例えば、こちらのツイート

中古車の内装はこんなふうに手を加えて・・・これでどこへでも行けますね。

トーク中に、この車の隣にキャンピングカーが停まっている対象的な写真が出てきました。

そのキャンピングカーって、中古でも佐々木さんのこの中古車の10~20倍以上の値段ですよね。

佐々木さんの車には、テーブルもトイレもキッチンも無いけれど、いろんな施設を利用して、寝るときだけ戻ってくる・・・なんとシンプルな旅でしょう。

 

そう、私もほんとうは、どこにでも車で行けたら楽だよなあというのはいつも思っているんですよね。

乗り換えや待ち合わせ時間のわずらわしさも無いし、何より荷物を持ち運ばなくていいし、旅先で買いたいものがあっても大きさで諦めることもないし。(佐々木さんは何も買わなさそうですが。)

私が車中泊を実行するのは難しそうですが、こんなふうに、最小限のコスト・最小限の持ち物で、現代社会をいかに楽しく・フットワーク軽く生きるかというヒントがたくさん詰まっている車だなあと思いました。

 

そして、この車のシェードを自作するときに使ったミシン!

11,000円で購入したそうですが、このミシンは数回使ったら手放そうと思っていたそう。

きっとメルカリでも8,000円くらいで売れるだろうと予想して

そうすると、もう差額の3,000円でミシンを借り・ミシンを使えるようになるスキルを習得したとも言えるのではないかと・・・こちらの記事にも書かれていますね。

 

ちなみに、ミシンのレンタルで調べたところ、一泊1,800円だったそう。

意外に髙いですね(^^;)

11,000円で買って8,000円で手放すとしたら・・・

「所有」から「利用」へという、これも今の時代を、楽しく気軽に生き抜くすべなんだろうなあと思いました。

(ちなみにこのミシンは、ご実家のお母様が40年前に30万で買ったミシンと交換してあげたそうです。)

 

この他にも、

佐々木さんがメルカリを利用していかに手軽だったかという話

ゲストハウスのドミトリーも、飛行機のファーストクラスの寝心地と同じなんじゃないかという話

新しい骨董(拾ったものに理由をつけて売っている変わったお店・・・金継ぎした納豆パックとか、焼きすぎたパンとか。笑)で、「買う」ことを「楽しむ」という考え方の話

 

・・・など

聞いていると、今まで価値を感じていたことって何だったんだろうか?とか

実は自分は今、すごくたくさんの価値あるものを持っているし、今のままの自分ですごく豊かな考え方ができそうな気がしてきました。

 

参加者の方々と話して思ったこと

佐々木さんのトークが終わったあと、参加者12人がそれぞれ思っていることや感じたことを一人一人話していきました。

参加者は、あの佐々木さんが愛知に来るなんて!と参加された地元の方、佐々木さんのイベントには過去にも参加したことがある方、お店の方にすすめられて・・・という方、様々でした。

そしてミニマリストである方も、物を減らしたいけど減らせないという方も、ミニマリストという言葉を初めて知ったという方もいましたが、何かしらに惹かれてこの日この場所を選んだ人は、根本的な考え方や生き方が、やっぱり似てるんだよなあと思いました。

自分の考え方があって、自分の生きる道をしっかり選択していっているそんな印象でした。

そういう方々と話していると、自分の迷いがどんどん整理されていきますね。

 

私は、ミニマリズム=物を減らすこと、というふうに考えていたけれど、「あること(自分が既に持っている価値)に気づく」ということでもあるなあと改めて思いました。

まあ、まだ余計なものは部屋にたくさんあるのですが、いろんな手放し方をしてみたいし、持っているものの違う使い方も考えてみたいと思いました。

 

一番思ったのは、すべて、肩の力を抜いて楽しみたいということです。

やってみて、できないことはやめたらいいし、いっときはまっても飽きたらすぐにやめていいし、そうしていく中で、自分が一番しっくりくる生き方を、時間をかけてみつけていきたいですね。一生ブラッシュアップしていてもいいですしね。

 

素敵なゲストハウスで、とても楽しい時間を過ごしました。

みなさん、どうもありがとうございました。

河口湖と、洞穴に入ってお参りをする無戸室浅間神社に行ってきました。

お正月、いかがお過ごしですか?私はお友達に、河口湖に連れて行ってもらいました!

そして、洞穴に入ってお参りをする無戸浅間神社(むつむろせんげんじんじゃ)に参拝してきました。

河口湖畔

とても天気が良かったので、富士山が本当に綺麗に見えました。f:id:sakelog:20180102235700j:plain今年はやっぱり雪が少ないですね!

↓この辺に車を泊めて少し歩き、河口湖の上にかかる河口湖大橋に登ると、このような風景を見ることができます!

この時間は15時くらいで逆光だったので、午前中のほうがもっと鮮明な写真が撮れると思います。f:id:sakelog:20180103000347j:plain引きで見るとこんな感じです。

f:id:sakelog:20180103000438j:plainこの橋の上から富士山の写真を撮りました!

そしてこのあと、ここから車で10分くらいのところにある、河口湖フィールドセンターに行き、その中にある、無戸浅間神社(むつむろせんげんじんじゃ)に参拝しました。

ここには船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)という総全長70mの洞穴があり、この中にも入ってお参りをしました。

 

無戸浅間神社(むつむろせんげんじんじゃ)

f:id:sakelog:20180103001130j:plain1月2日にしては閑散とした、山の中にひっそりとある神社です。

ちょっと変わった造りだなあと思ったのですが、実は、この社殿の後ろに洞穴が続いているのです!!(実際は、洞穴の入口にこの社殿が建てられたのですね。)

 ところで、浅間神社(せんげんじんじゃ)ってこの富士山の周辺にけっこうあるんですよね。どんな意味なのかというと・・・
富士山を神(浅間大神)としてまつる神社、または浅間大神を、神話に登場する木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)としてまつる神社のことのようです。
浅間(あさま⇒のちに、せんげん)とは元々火山を意味する言葉だったようです。
ちなみに浅間神社の総本宮は、静岡県富士宮市にあり、去年の2月に行きました!

船津胎内樹型

お参りをしたあと、後ろの洞穴へ入ります。(拝観料は大人200円・子供100円です。)
(写真撮影は大丈夫ということでしたが、心の中で木花咲耶姫命にご挨拶とお願いをしながら撮らせていただきました。)f:id:sakelog:20180103004225j:plainこれは、平安時代に富士山から流れ出た溶岩によってできた洞穴です。

倒れた複数の大木が折り重なった所に溶岩が流れ、後に木の部分が空洞になったものなのです!f:id:sakelog:20180103004932p:plain溶岩と大木によって自然に生まれた洞穴の内部は、いたる所で人間の体内を思わせるような溶岩の造形があります。

また、この地が木花咲耶姫命が出産した場所であると伝えられていることから、安産・子授けのご利益があるとされています。

そういったことから、この洞穴は「船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)」(船津は地名です。)と呼ばれているようです。

総全長は70mですが、途中は殆ど身をかがめないと通れない場所が多いので、両手は空いていたほうがいいですね。(私は身長が低いので、半分くらいは普通に歩けましたが、友人は終始大変そうでした。。。)f:id:sakelog:20180103010051j:plainf:id:sakelog:20180103010130j:plain倒れた大木の中を歩いている・・・ということになりますね。f:id:sakelog:20180103010209j:plain溶岩にコケが生えています。f:id:sakelog:20180103010504j:plainここは入れないところ。枝の部分になるのかな。f:id:sakelog:20180103010615j:plainf:id:sakelog:20180103010706j:plainf:id:sakelog:20180103010747j:plainf:id:sakelog:20180103010907j:plain無事出口にたどり着きました!

途中に木花咲耶姫命がまつられているのでお参りをしました。
10分くらいで全部を回ることができると思います。

この地域周辺には、このように溶岩に埋もれた大木が作った洞穴が無数に存在するそうです。

富士山の近くまで来ると、やはりなんだか特別な空気を感じますね。
特にこの神社は、とても静かな場所にあって人も少ないので、心が鎮まる気がしました。

静かな気持ちで新年を迎えたい方におすすめです。
新緑の季節はまた全然雰囲気が変わりそうですが、また来たいと思いました。

旅とイベントから振り返る2017年

去年は3月に会社を辞めてから、フリーターとして9ヶ月過ごしてきました!

イベントをガンガンやりたいと思っていたのですが、なかなか難しいと思った一年でした。

たくさんの場所に出かけてたくさんの人に会い、たくさん緊張をして、たくさん失敗もしてきて、お金もけっこうなくなり、思い通りにいかないことも多かったです。

でもここ6年くらいの間、例えるならば、ずーっと心の底に鳴り響いていた不快な重低音が、今は一切聴こえなくなったということを実感しています。

(今自分ですごく分かりやすい例えだと思いました。)

今年も自分の考えるまま、でも謙虚に、人の話もちゃんと聞きながら、楽しく生きていこうと思っています。

 

自分にとって旅とは

いろいろあった一年、自分はどんなところへ出かけていたのかなあと手帳で振り返ったら、思っていたより頻繁に遠出をしていました。(でもかなりのプチプラ旅です。)

あれー、たくさん諦めた外出があったのになあ。。。

 

たぶんA1さんが下諏訪に行くくらいの頻度で東京に行っていました。

私はやっぱり東京が好きです。

できたら毎月3回くらい行きたいです。・・・今年はまだ無理だと思いますが、山梨での基盤を固めて、これからも東京を始め、いろんな場所に旅をしたいですね。

 

音楽イベントがやりたい!と思ってフリーターになった私は、イベントの営業なども兼ねてわりと頻繁に遠出をしていましたが、それも含めて「旅」と言ってもしっくりくるんじゃないかなあと思いました。

「旅行」っていうと、イコール完全なオフ・遊びという感じがしますが、「旅」ってなかなか広く使える感じがします。

 

 

2017年に旅した場所

(なんとなく、自宅から約30km以上を旅というカテゴリにしたいと思います。)

【1月】
★2~3日@長野 下諏訪・上諏訪
諏訪湖畔でボーッとしたり、お友達とマスヤゲストハウスに泊まったり、リビセンに行きました。

別の日に改めて下諏訪に行き、いろんなお店にフライヤーを置いてもらったりしました。

 

【2月】
★28日@静岡 富士宮(日帰り)
3人でブロガーオフ会をしました。懐かしい。。。電車で行きましたが、今なら車でも行けますね。

2/25には桜座にて私の主催するイベントがありました。今目処はたっていないけれど、また桜座でもぜったいやりたい。。。

2月25日@桜座のイベントを終えて - ココロサードプレイス

12月から2月までは、2/25のイベントのために、諏訪~甲府間のいろんなお店をたくさん周りました。この時から出かけることに対するフットワークが物凄く軽くなっていた気がします。

 

【3月】
★7~9日@東京 三鷹・中野・麻布など
Andareのライブ・三鷹でお友達とランチ・中野は、元“月の魚”(バンド)きんぐさんのBARへ・高円寺でお友達と飲み・麻布十番のお友達のサロンへ

夢を叶えるために - ココロサードプレイス

★16~17日@埼玉 熊谷⇒東京
熊谷モルタルレコードへお友達のイベントを観に!私は熊谷に3年間住んでいたことがありました。その後も何度か行ったけれど、この時は10年以上振りだったかな。。。

 

【4月】
★3/31~4/2@東京⇒福島 飯坂温泉
0泊3日という感じで、往復で深夜バスに乗り、福島は飯坂温泉のフェス『おと酔いウォーク』へ。福島に行く前に、ずっと行きたかった板橋のお店にも行くことができました。

板橋で飲むなら『文化的酒屋リズム』 - ココロサードプレイス

おと酔いウォーク楽しすぎたのに記事書いてなかった。。。Andareやピストルさん、いろんな人のライブを見ました。温泉に浸かりながら、飯坂温泉の町に響くライブの音を聴いていた瞬間は格別でした。


★3~4日@東京 四谷
なんと、0泊3日の旅を終えて一度山梨に帰って、次の日の夜再び東京へ。四谷アウトブレイクのイベントで、夕焼けロッカールームズというバンドを観に行きました!

1週間住み込みギグ@四谷OUTBREAK! - ココロサードプレイス

★10~16日@東京⇒熊本⇒福岡⇒東京 6泊7日の旅
疲れが出たのでしょう。この旅の始めから声が出なくなりました。後半やや回復しました。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧 - ココロサードプレイス

4/25日は地元のお店ランプスロッヂでイベントをやり、そのままここに泊まりました。小さなイベントだったけれど、音も、場所も、泊まれるのも最高だなあと思いました。ここでも絶対またやりたいです。

小淵沢で宿泊なら『B&B Lamps Lodge』~ここでイベントをやりました~ - ココロサードプレイス

4月は、会社やめてやったぞーという想いと、プチ退職金みたいなものが出たこともあってマジ調子に乗ってたな~と思いました。声も出なくなるわ!

 

【5月】

★12日@東京 四谷(日帰り)

ブロガー仲間の星川さんに取材をしていただきました!

音楽とライブハウスでコミュニティをつくりたい|音楽イベンター ナカヤママリコ

インタビューをしてもらって思ったこと - ココロサードプレイス

この月は27日に、山梨県甲斐市のトランプカフェでランチライブのイベントをやりました!即完売で好評なイベントでした。ご飯付きというのは初めての試みで大変でしたが、これもまたやりたいです。

山梨で子連れランチなら甲斐市の『TRAMP CAFE(トランプカフェ)』 - ココロサードプレイス

 

【6月】

★5/31~6/3@東京 新木場・下北沢
え?なんで3泊もしたんだっけな。。。あ、6/1にsyrup16gのライブがあって、6/2に西野さんのイベントがあって、それに合わせて5/31に飲み会を開催したんだなたぶん。(手帳に詳細はあまり書いてない。)

あと、次の週末夜だけ下諏訪に行った気がします。

★22~23日@東京 下北沢
私のイベント、星川さんのバンドに出演していただき、ブロガー仲間のみんなにも来ていただきました!たくさん宣伝にもご協力いただき、とても感謝しています。。またやりたい。。。

ろくでもない夜でのイベント終了しました! - ココロサードプレイス

 

【7月】

★11~13日@東京 麻布・池袋など⇒ 神奈川 鎌倉
麻布十番のお友達のサロンに行ったあと、たまTSUKIでオフ会をしました!

この夜はミニマリストNanaさんのお部屋に泊めていただき、その部屋の快適さに感銘を受けて、この夏の私の断捨離がハイスピードで行われました!

オーガニックバー『たまにはTSUKIでも眺めましょ』でオフ会をしました! - ココロサードプレイス

次の日鎌倉に行きました。ゲストハウスでお友達ができました!今年は糸島に遊びに行くー!!そして、あとからtwitterですごく近くにはあちゅうさんがいたことを知りました。

『鎌倉ゲストハウス』に泊まりました - ココロサードプレイス

湘南をただひたすらに歩く旅~茅ヶ崎・江ノ島・鎌倉~ - ココロサードプレイス

 

【8月】

★1~2日@東京 有楽町⇒四谷
東京国際フォーラムへSigur Rosのライブを観に行きました!今思い出しましたが、この時母が重い病気の疑いがあって、シガーロスのライブを観ながら物凄く泣いていました。(母は検査の結果何事もなく。) 

あと久々に四谷のお店「うのすけ」や「寿楽」に立ち寄ったりもしました!

★8~9日@長野 下諏訪(日帰り。8日は夜だけ)
ブロガー仲間が下諏訪に来ていたので遊びに!(私は一度家に帰ってまた次の日下諏訪に行きました!)

A1さんと行く下諏訪まんきつツアー① - ココロサードプレイス

A1さんと行く下諏訪まんきつツアー② - ココロサードプレイス

★15日@長野 下諏訪(夜だけ)
この日もブロガーと花火大会鑑賞・・・のはずが、雨で観られず、マスヤバーで楽しいひとときを過ごしました。

雨の諏訪湖花火大会 - ココロサードプレイス

★20日@長野 下諏訪(日帰り)
『きれいになろうよプロジェクト』に行ってきました!

下諏訪にて「キレイになろうよ!プロジェクト」に参加してきました。 - ココロサードプレイス

下諏訪ミーミーセンタースメバ・ひとつぶの麦・満味楼 - ココロサードプレイス

 

【9月】

★8/31~9/1@東京 下北沢
CLUB QueにてAndareのライブを観てきました。この2日間も結構自分の節目でした。お会いできた方々に感謝です。

★9/5@静岡 沼津
自分の運転で一番の遠出!ミキコさんがいる沼津に一人で行ってきました。わたし的大冒険!!すごく楽しい旅だったし、ちょっと自信になりました。

初めて自分の運転で沼津に行ってみた! - ココロサードプレイス

 

【10月】

★5~6日@東京 お台場
Zepp Tokyoへsyrup16gのライブを観に行きました。この時、東日本橋のCITANに泊まりました。

東日本橋のホステル『CITAN(シタン)』に泊まってきました! - ココロサードプレイス

★10~12日@東京 吉祥寺⇒神奈川 箱根
武蔵境の『えいよう』に行ったあと、吉祥寺でタテタカコさんのライブを観てきました。

リビセンデザイン、武蔵境の『えいよう』に行ってきました。 - ココロサードプレイス

次の日から1泊で、ブロガー仲間と箱根に行ってきました。

箱根旅行【前編】大涌谷~ガラスの森美術館~仙石原のススキ~ゲストハウスTENT - ココロサードプレイス

箱根旅行【後編】~ゲストハウスTENT~箱根写真美術館カフェ~小田急線~新宿ベルク - ココロサードプレイス

 

【11月】

★1日@長野 下諏訪・上諏訪(日帰り)
あまりに天気が良く、紅葉が綺麗だったので、ふと思い立って、一人で諏訪に行ってきました。

諏訪に行ってきました。 - ココロサードプレイス

★11日@東京 八王子(日帰り)
山下陽光さん主催『バイトやめる学校』に行ってきました!この日も自分の節目。

バイトやめる学校に行ってきました! - ココロサードプレイス

★19~20日 東京 大崎・五反田⇒神奈川 小田原
大学のサークルの同級会、13年ぶりに会う人も半分くらい。すごく新鮮だった。次の日一人で行った江之浦測侯所も最高だった。

やっぱり人が好きなんだなあという話。 - ココロサードプレイス

江之浦測候所へ行ってきました。 - ココロサードプレイス

 

【12月】

★15日 東京 浅草・蔵前(日帰り)

蔵前にあるGold SoundsというライブハウスでAndareのライブを観てきました!

蔵前でAndare(アンデア)のライブを観てきました。 - ココロサードプレイス

★23~24日 東京 池袋・四谷
たまTSUKIでブロガーオフ会でした。ゲストハウス『シーナと一平』にも泊まれました。次の日は椎名町を散策後、四谷アウトブレイクの飲み会に行きました。(まだ記事書いてない!!)

 

泊まった場所

ゲストハウスはこちら。あとは漫画喫茶にも結構泊まりました。
マスヤゲストハウス(下諏訪)
阿蘇び心(熊本)
福岡花宿(中洲)
Tokyo Guest House Inn(新大久保)
鎌倉ゲストハウス(鎌倉)
CITAN(東日本橋)
HAKONE TENT(箱根)
侍御宿(小田原)
シーナと一平(豊島区)

かな。会社員だった頃は、会社の福利厚生サイトで、ビジネスホテルもリゾートホテルも少し安く泊まれたので、ずっとそのサイトを利用していましたが、もっとゲストハウスに泊まっておけばよかったなあとちょっと後悔しています。

そしてゲストハウスはいろんな所があるので、初心者の方は信頼できる人のおすすめの場所に出かけた方が間違い無いと思います!!(私は失敗もあったので。。。)

私は、ここから選んで行ったところにはまず間違いが無かったので、このサイトがおすすめです。

ゲストハウス紹介サイト | FootPrints

もしくはこちらの本ですね。

 

買った本から振り返る2017年

明けましておめでとうございます。

昨日までに振り返っておくべき2017年でしたが、なかなか深い本を読み始めてしまったらブログを書く気がなくなって、年が明けていました。

一年前にもこんな記事を書いていました。
2016年に読んだ本 - ココロサードプレイス

2017年はもっと本を読みたいと言っていましたが、読書量はかなり減ってしまいました。

でもその分体験したことが多かった気がします。

今年はもっと小説も読みたいと思います。(去年も書いていたけど。)

 去年買った本

純粋に買った本はこのような感じです。 

【キンドル】
・都市と地方をかきまぜる / 高橋博之
・「自分」を仕事にする生き方 / はあちゅう
・ホームスタジオの撮影照明をセットアップする方法 / Amber Richads
・フォトスタイリング 100のルール / 窪田千紘
・愛蔵版 誕生日大全 / サッフィ・クロフォード,ジェラヅディン・サリバン
・星の王子さま(浅岡夢二訳) / サン=テグジュペリ
・檀蜜×西原理恵子の銭ゲバ問答 / 西原理恵子&檀蜜
・小さなキットハウス超入門 / 地球丸
・潤うからだ / 森田敦子
・バイトやめる学校 / 山下陽光
・多動力 / 堀江貴文
・人生の勝算 / 前田裕二
・裸でも生きる~25歳女性起業家の号泣戦記~ / 山口絵理子
・小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法 / はあちゅう,村上萌
・アイムミニマリスト / YADOKARI
・トランクひとつのモノで暮らす / エリサ
・次の時代を、先に生きる。 / 髙坂勝
・炎上は面白い! / イケダハヤト他
・山賊ダイアリー / 岡本健太郎
・新・観光立国論  / デービッド・アトキンソン 
・坂の途中の家 / 角田光代
・人生はワンチャンス! / 水野敬也,長沼直樹

【紙】
・誰もボクを見ていない / 山寺香
・ゲンロン 0 / 東浩紀
・はてなブログ Perfect Guide Book
・新宿駅最後の小さなお店ベルク / 井野朋也
・革命のファンファーレ / 西野亮廣
・ボクたちはみんな大人になれなかった / 燃え殻
・あん / ドリアン助川
・バーのマスターは「おかわり」をすすめない / 林伸次
・中年体育 / 角田光代
・拳の先 / 角田光代

 

3冊ピックアップ!

私は基本、元々好きな人の本か、好きな人が勧めている本を買います。

なので、買わなきゃよかった~と思うことはほとんど無かったと思いますが、特に買ってよかったなあと思う本をいくつか紹介します。

 

自分の転機となった本がこちらです。

 

去年3月に会社を辞めてイベントをやっていこう!と思って半年ぐらい過ごす中で、出てきた不安や疑問を解決してもらえました。

実際に、山下陽光さんがいろんな場所で開催している 『バイトやめる学校』というイベントに出向いたことがすごく大きかったです!

今年は家業(花の栽培)を本業にしつつ、イベントをやっていきたいと思うようになりました。

 

 

次は、この本です。

自分は社会問題にはそれなりに関心を持っているつもりですが、この本を読んで、現代社会が抱える問題の根深さを更に深く考えました。

 
これは2014年に実際にあった事件を、毎日新聞の記者である山寺香(かおる)さんが、非常に丁寧に深く取材して完成した本です。
 
埼玉県川口市で、自分の祖父母を殺害した17歳の少年の事件は、今でも覚えている人は多いと思います。
 
「人を殺してみたかった」というような理由で殺害におよぶ未成年の事件も、ここ数年の間にも幾つかあったことは記憶に新しいですが、この事件はまた種類が違い、母親に命令されたということが大きなポイントでした。
 
そのような家族がどうやって生きてきたのか、どうしてこの事件を防げなかったのかを考えることは、時代の豊かさと貧困を見つめ直すことにつながります。
 
 
 

 

 次はA1さんが読んでいた本です。

この本は、東日本大震災の後に、都会から東北にボランティアをしにくる人たちがどのような気持ちで生きているのか、

そして、現代社会で消費されている野菜や肉や魚は、どのような家庭を経て食卓に届くのか、

一見近いとは思えないようなこのふたつのプロセスは、実は深く関係していることが分かりました。

自分も東日本大震災の被災地について、少なからず関心を持っていたつもりでしたが、まだまだ知らないことはたくさんあるなあと思いました。

自分も「ものを育てる」ということに従事しようと思っているので、知ることができてよかったと思う部分がたくさんありました。

 

 

・・・ああ、ドリアン助川さんの『あん』もよかったなあ。

小説なんですが、ハンセン病についてとても理解が深まりました。(映画にもなっています。) 

・・・他にも特筆したい本はいろいろありましたが、また折に触れて書きたいです。

 

どうやって本を読む?

去年は新たに買った本の量はかなり減りました!

欲しいなと思って買わなかった本もたくさんありますが、自分はキャパシティが狭いので、よいなと思った本を繰り返し読む方が、内容は自分の中にちゃんと生きてくると思いました。

いい本だなあと思っても、だいたい1か月もしたら内容をほぼ忘れているので。特に自己啓発系。

 

自己啓発系の本を読むと、とつぜん自分の人生が輝きだしそうな気がしてきますが、重要なのは実践なので、読みっぱなしだと基本何も起こらないですよね。

内容を忘れた頃に、世間でイチオシな本が、特にキンドルだといいなと思った瞬間に手に入るので、購入して同じことの繰り返し・・・みたいな。

魅力的な本はたくさんあるのですが、キャパシティの狭い自分は、本当に好きな本が見つかったら、繰り返し読んだり、実践しながら自分の生活に生かしていきたいなあと思いました。

筆者に会いに行く!

上記以外にも、ほとんど読んでよかったなあと思う本ばかりを読んで過ごした2017年でした。

そして、2017年は、会いたいと思えばだいたいの人に会えるんじゃないか!!と思った年でもあります。

上記『バイトやめる学校』の山下さんのイベントに行ったことが、自分の転機になりました。他にもいくつか以下のような体験をしました!

 

今年の3月は、私が15年くらい好きだった角田光代さんが山梨にやってきて、講演⇒その後角田光代さんを囲むワイン会でたくさんお話ができました!

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(・・・この記事まだ書いてないんですよね。。。)

角田さんは意外とドライで、自分の小説を書くスタンスとして
・小説は書き手の物ではない
・何のメッセージも込めていない
・小説は小説であって自分の意見ではない
ということを仰っていました。

ものすごくメッセージを受け取っていた気分だった私はすごく意外な印象でしたが、角田さんの小説を読んで湧き上がる自分の気持ちに、自分を観たらよいのだなあと思いました。本当にお会いできてよかったです。

 

 

西野亮廣さんにもイベントでお会いすることができました。

実際お会いして、西野さんがどれだけファン想いなのか、そのサービス精神には本当に感銘を受けたし、学ぶところがたくさんありました。

今年は、2019年公開予定の映画『えんとつ町のプペル』を山梨で盛り上げるグループにも参加して、自分にとって山梨では今までなかった活動や交流が生まれそうです。

 

『次の時代を、先に生きる。』の著者で、池袋で“たまにはTUKIでも眺めましょ”というオーガニックバーを経営されている髙坂勝さんのお店にも2回行くことができました!

本を読んでからお店に行くと、出てくる料理や飲み物の味わいがより深くなるなあと思います。

この本も繰り返し読んだし、これから自分が実践したいなあと思うことがたくさんつまっています。

蔵前でAndare(アンデア)のライブを観てきました。

2週間程前の話になりますが、今月15日に日帰りで東京に行ってきました。

目的はAndare(アンデア)のライブを観るため!

次の日バイトだけど、今年はもうこの日しか見られなそうで、強行スケジュールを組みました。

新鮮で楽しかった一日を振り返ってみようと思います。 

東京でライブを観て日帰り

基本、私が東京で夜ライブなどを観たら、終電があるうちに山梨の自宅まで帰るのは困難!

新宿発22時の「かいじ」に乗ると、なんとか最寄駅までたどり着けますが、会場が新宿から遠ければアウト。

 

次の23時新宿発のかいじが甲府まで行く最終電車!

これなら終演が遅くても、会場が遠くても、だいたい間に合いそう。

なので、甲府に車を置いて、行きは甲府から高速バス、帰りはかいじで帰ってみました。

 

家から甲府までは下道でだいたい1時間くらい。

そして、甲府に着いてから、甲府駅周辺で空いている打ち止めの駐車場を探して車を入れて甲府駅前まで歩くのに時間がかかる。。。

ということも加味すると、かなり余裕を持って家を出なければならない。

 

でもとりあえず、新宿を23時に出ても、自宅にはたどり着けることが分かりました(*゚▽゚*)

甲府駅前

そして、甲府駅前はずーーーーっと工事をしていたのですが、今とってもきれいになっていました。ロータリーがすごく広くなっていて、高速バスの新しい待合所ができていました。

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この不思議な形の建物が、高速バスの窓口兼待合所!

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そんなに広くないけど、高速バスを利用する人も少ないのだろうか。。。

とりあえず、ごちゃごちゃしてたロータリー付近がすごくきれいで安全になっていて、外にも座るところがたくさんあったり、よかったです。

最近甲府に電車で来ることが無かったので全然知りませんでした!

東京に着いてから

新宿駅に着いてから、バスタ新宿すぐそばの高島屋でちょっとだけお買い物。

そして、この日の目的地は、蔵前にあるAsakusa Gold Soundsというライブハウス!

そのまま蔵前に行って、蔵前付近を散策しようかなと思ったけれど、私は靴のチョイスを間違えて、この時点で足がものすごく痛くなっていて、もうこれは靴を買わなければ・・・という状態に。

なので、浅草で靴を買って浅草を散策してから隅田川沿いを歩いて蔵前に行こうと思いました。

 

浅草

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浅草寺はライトアップしていました!

私が東京で一番訪れているお寺。

久々におみくじを引いたら、なんと一番で大吉!

一番を引いたときも、おお!と思いましたが、一番の引き出しを開けたら大吉!!

浅草寺のおみくじは凶が多いので有名なのですよ!

たくさん良いことが書いてありましたが、でもちょっとまて!

もう年末だけどこの効力いつまで?!と思って

「おみくじ 効果」で検索したら、効果はいちおう次のおみくじ引くまでみたい。笑

初詣行ってもおみくじ引くのやめよー。笑

(たぶん引く!)

 

浅草寺に来る前に、靴を購入してました。

間に合わせで買ってちょっと失敗してしまいましたが、とにかく足が痛かったのでやむなし。

あとは、あげまんじゅうを食べたりしました。

 

そういえば、仲見世の家賃問題ってこないだニュースでやってたよなあ。

今どうなってんだろうと、あげまんじゅうを受け取りながら思ったり。

東京新聞:家賃16倍 仲見世ピンチ 浅草寺「近隣の相場」 商店街「廃業相次ぐ」:社会(TOKYO Web)

 

蔵前

足が楽になってきたので、私の大好きなコース、隅田川沿いを蔵前まで歩くことにしました。

何十回も歩いた場所。

でも冬の夜は人通りも少なくて、女性一人ではあまりおすすめじゃないかもしれません。きれいなんだけど。

デートにはおすすめだと思います。

ほんとうは蔵前方面から浅草に向かってスカイツリーを見ながら歩くほうが楽しいんですけどね。

何度も振り返りながら写真を撮りました。

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なんだか秋のような雲でした。

街が明るいから暗くなっても雲がよく見えるのかな。

そして東京はやっぱりあたたかいなあと思いました。季節が1か月半くらい違う気がします。。。。

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私は過去、墨田区に4年間住んでいました。

新卒で入った会社は浅草橋にあって、そのOL時代によく行っており、かつその後働いたりもしたライブハウスが蔵前にありました。

親戚が住んでいてこどもの頃からよく来ていた場所でもあるこの辺り(墨田区~台東区~江東区あたり)は、結構思い入れがあって、とても落ち着く場所です。

 

私がそのライブハウスで働いていた頃は、ちょうどスカイツリーが建設中で、日に日に高さを増してきているのを見ていました。

 

以前私が働いていたライブハウスは、現在別の会社が経営していて、当時は古いビルが多いというイメージだった蔵前の辺りは急速にオシャレなお店が増えてきました。

私の好きなnuiもそのひとつ。

・・・nuiができてから、オシャレなお店が増えっていったのかな?

こんな記事を読んで、いろんなお店を巡ってみたかったし、ライブハウスの近くまで来て、nuiにも行こうかなと思ったのですが、もう足が疲れていたのでそのままライブハウスに入りました。

いつもはどんだけ歩いても平気なんだけど。。。靴大事!

 

浅草Gold Sounds 

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Livehouse Asakusa Gold Sounds(ライブハウス 浅草ゴールドサウンズ)

目的のライブハウス。場所はここです。

台東区駒形1-3-8 ベッコアメ浅草ビルB1F

中の写真を撮るのは忘れてしまいましたが、結構大きめのライブハウスです。立ち見で250人収容。

(私が普段行くところは、立ち見で100~150人入るぐらいの広さです。)

 

ホールとバースペースが分かれています。

居抜きでそのまま使っていたので、ライブハウス全体の形はそのままで、壁や床は綺麗になっていました。

椅子や備品なんかも、そのまま使っているものも多かったです。懐かしい。。。

 

Andare(アンデア)

Andare(アンデア)はこんな音楽です。

元々、国吉亜耶子and西川真吾Duoという名前で10年くらい活動していましたが、去年の8月からAndare(アンデア)という名前に改名しています。

元々のメンバー・・・・ドラム西川さんとピアノボーカル国吉さん二人編成に加え、時にギター・ベースが加わったりするなど、いろいろな編成で活動をしています。

この日は、以前から長らく活動していた形態・・二人編成でのライブ。

 

Andareのみどころはとってもたくさんあるのです。

音楽を聴いたりライブを観るときって、単純にそのバンドの曲が好きで、音が好きで声が好きで、ただその音楽を浴びているだけで幸せなのですが

Andareのライブは、心に深く染み入る歌詞と、二人の呼吸が、まるで台本の無い舞台のようにのびやかで、何度ライブを観ても、何度同じ曲を聴いても、いつも新鮮な気持ちになります。

 

私は、日々の生活の中で立ち止まった時に、Andareの曲を聴いたりライブを観たりしていました。それが自分の心の支えでした。

また来年もライブに行きたいです。

 

帰路

ちょっと早めに会場を出て、無事新宿駅に辿り着きました!

帰りの「かいじ」は、えきねっと購入で35%オフ。

あまり特急に乗らないので席の選択をミスしてしまいました。。。

 

私が買った際は選び放題でした。

そして、広い・トイレに近いという理由で入口に一番近い席を購入したのですが、冬は寒いですね。。。。

しかも入口に一番近い席だけテーブルが狭いんですね。(前に座席が無いから。)

そして私2時間くらいなら基本トイレ行かないし。

真ん中へんの席を強くおすすめします!!

 

そんなこんなでいろいろありましたが、無事に家に帰ってくることができました。

 

来年は日帰りしなくても大丈夫なはず!

そしてもっとたくさんライブを観に行きたいな。

ミニマリズムが関わっていく未来の生活

私は2015年に、佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んで、ミニマリスト・ミニマリズムという概念を知りました。

この佐々木さんの生活にすごく憧れて・・・と言いながらも2年ぐらいかけて、理想に近い断捨離を行い、今は以前よりは少ないモノの中で暮らしています。

夏に大きな断捨離をしてから数ヶ月、自分にとってたくさんの利点がありましたが、最近はちょっと別の視点からミニマリズムを考えるようになりました。

これからの生活

私は山梨県北杜市という、とても自然豊かなところに住んでいます。(ものすごく田舎です。)

私は音楽イベントがやりたいという理由で今年の3月に会社を辞めて、時間に融通のきくバイトをしながらイベントを運営していました。

この9か月、そうやって生活をしてきましたが、来年からは家業である花の仕事を本業にして、かつイベントもやりたいと思っています。

そして私は来年36歳で独身ですが、この場所でずっと生活していきたいと思うようになりました。

 

7~8年くらい前までは、山梨に帰ってくることは絶対にないと思っていました。

そして、ここで生活を始めてからも、永住なんてありえないと思っていました。

でもそれから時間が経つにつれ、山梨がどんどん好きになり、手伝っていた花の仕事もいい仕事だなあと思うようになりました。

 

そうして、改めて自分の地元での生活を考えたときに、今全国各地で言われている人口減少問題の深刻さを、自分も自分ごととして考えなければいけないなあと思いました。

 

山梨の現状

山梨の人口は、2017年10月1日現在で、823,580人、全国第42位です。

(また、私の住む北杜市の人口は12月1日現在、47,513人です。)

自分が記憶していたデータは、山梨は44位、その下に、徳島・島根・鳥取だと思っていたので、現在はちょっと入れ替わっているんだと知りました。

あと、静岡が思っていたよりずっと高い!10位!・・・・とかいろいろ面白い表です。

【都道府県】人口・面積・人口密度ランキング

 

人口減少・超高齢化社会は、もちろん国家的大問題ですが、各都道府県、更にその中の市町村において、ところによっては、更に喫緊の課題です。

当然そのような現実に対して、私の地元も様々な取り組みをしています。

移住促進・第2子以降の3歳未満児の保育料無料化・Uターン希望の学生の奨学金返還支援など。

 

私は11月、町の文化祭を裏方としてお手伝いした時に、関わる人の高齢化から考えて、この文化祭を同じクオリティで10年後も開催するのはかなり難しいと感じました。5年後も怪しいかもしれません。

 

今私が山梨にずっと住んでもいいなあと思えるようになった理由は、自分が都会に住んだり、いろいろな経験を重ねて歳をとった上で、やっと自然の良さが分かるようになったからです。

そして、このような田舎でも完璧なインフラ設備が整い、ネット環境があるということも非常に大きな理由です。

光回線も引けるし、携帯電話の基地局もバンバン立っています。

 

この環境を維持しているのが、平たく言うと今の人口だと思います。

細かく言うと、いろいろな所からの税収や利用料金など様々な財源があると思いますが、とりあえず現在の人口が今の環境を維持していると簡単に考えます。

 

人口が減り続けていく中で、どこかのタイミングで、現在の環境の維持が難しくなってくるはずです。

 

例えば、現に、路線バスの本数が減るとか、学校を統合するとか、地域密着型のスーパーがなくなるとか、そういった動きは既に始まっています。

 

今当たり前にある環境・・・

電気・上下水道・ガスが使えること、近くに診療所やスーパーやガソリンスタンドがあること、新聞や荷物を家まで届けてもらえること、定期的にゴミを回収してもらえること、

こういったことが機能するのが難しくなってしまったら?

そうならないためにも、自治体がUターンや移住を促進したり、様々な活動をしています。

しかし、それでも立ち行かなくなってしまった時に、自分が今の場所に住み続けるには自給自足しかないなあということを思いました。

逆の言い方をすれば、エネルギーを始め、生きていくのに必要なものが自給自足ができたら、社会の環境に左右されることなく、今自分が住みたい場所に住み続けられるのだと思いました。

 

そういう暮らしを考えたとき、ミニマリズムという概念が大きくリンクしてくるなあと思いました。

 

自給自足の生活をするには

自給自足と言えば、ちはるさん!

ちはるさんのことは、2013年にこの記事で知ってからずっと活動を見ていました。(閲覧注意です!!)
うさぎはかわいい味がした。うさぎ狩りと解体してきたよ。 | ちはるの森

今の自分は、ちょっとまだ狩猟をする勇気がないのですが、今住んでいる家を利用しながら、とりあえず10年後とかに実現可能そうな自給自足を考えてみます。

 

・既に作っている物は、米・野菜。他必要なものを作る。(昔は味噌や小麦粉も自家製だった。頑張ればできるかな。。。)
・私がこどもの頃はニワトリを飼って卵を食べていたので、また飼えないこともないと思う。
・ソーラーパネル設置。オール電化にする。
・余裕があれば車も電気自動車にして太陽光でチャージ。余裕がなければまだガソリン車でもいいかな。
・石油ストーブは使いたい。(エアコンはコスパ高いので今も使っていません。)
・ごみは極力減らして、どうしても出てしまうものは、回収場所まで運ぶ。(今は車で2分くらいの所まで運んでいます。10年後も同じところまで来てもらえるのだろうか。)
・上下水道は使えるという前提

・・・肉と灯油は買いに行ってもいいですかね。
いずれ狩猟ができるようになれば、けっこういい感じ?

 

こういう生活になったら、もっと徹底的に無駄なものを捨てて増やさないようにすると思います。

何かを維持することのエネルギーに対して、もっと真摯に向き合うと思います。

 

人口減少問題に対してできること

人口減少問題を解決するには転入を増やすしかありません。

でもなぜ減少してはいけないのかを考えると、それは自治体の機能を維持していくためです。

なので、その機能を維持するためには、転入を増やす努力と同時に、そこに暮らす人全体の生活コストを下げる取り組みが、もっとあってもいいのではないかと思います。(今でも、エコカー・エコ住宅購入に対する助成金とかはありますが。)

 

生活コストを下げる、というと「我慢」「辛い」という雰囲気が漂いますが、物理的に何かを抑えることではなくて、

本当に必要なものを見極める(その先には自給自足)という概念がカジュアルに浸透する方法を、移住促進などと同じ熱量で考えられないかなあと思いました。

というか、今住んでいる場所に長らく住み続けるためには、もう必須の条件なんじゃないかと思いました。

 

ナウシカを読むたびに

私は折に触れ、この漫画を読み返します!

 

ああ、人って、自分って愚かだなあと泣きたくなります

自分も未だにゴミを排出し続けているし、地球における環境破壊の一旦を担っているし、懺悔したいことはたくさんありますね。

だから自給自足にあこがれる・・・というのは、もう私は環境に対して後暗いことはしていないぞと言いたい・・・という気持ちがありました。

でも今は、そういう心情としてやりたいというより、いずれ自給自足しか選択するすべがないんじゃないか、そのための準備はするべきなんじゃないかと、思うようになりました。

 

人間の心情を一切無視したら、日本において、人口を集中させる拠点を各中心地に作って、無駄の無いインフラを整備し、人が少ない拠点は消滅させるというのが、物理的に最も効率的ではあると思います。  

今は全国各地で移住者を取り合っているような部分もありますが、いずれは上記のような形に少しずつ近づいていくのだろうと思います。  

 でも、やっぱり、住みたい所に住みたい!!!  

こんなふうに将来のことを考えると、東日本大震災のあとに移住を余儀なくされた方々の心情は計り知れません。。。 

 

そして、自分がいつの間にこんなに地元が好きになっていたんだろう。。。とも思いますが。

 

自分が感銘を受けたミニマリズムという概念は、自分の中では少しずつ変化をしていって、今は、自分が生きたい場所を守る概念のようになったりしています。  

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ネットで自分を表現すること

顔と名前、どうする?

去年A1さん繋がりで出会ったセラピストのミキコさんが、自分のサロンをオープンするそう!

それにあたり、顔も出して本名を名乗ろうと決意したとの記事を読んで、益々応援したいと思いました。

この、顔と名前出す出さない問題は、永遠のテーマな気がします。

 

私は、やりたいことと自分のキャラによると思うので、出すから良いとか悪いとかは、一概には言えないと思います。

でも、自分で何かを売りたいという人は、名前や顔を出す方が絶対に信頼度が高いと思います。

出さないで信頼されるキャラを築くやり方もあると思いますが、なかなかに高度な技だなあとは思います。

 

自分は山梨でイベントをやろうと思ったときに、お客さんに「あ、あの人が主催だ」と分かったほうがいいなあと思って、顔も出そうと思いました。

それまでは、Facebookで勝手に自分の写真をアップされたらブチギレそうになるくらい(実際言ってないけど。)ネットに顔を出すなんてとんでもないと思っていました。twitterもフルネームではなかった。

昔は、今だったらとても書けないような、いろんな不満や愚痴をネットに書いていましたしね。 

でも今は、実名で言えないことは匿名でもべつに言いたくないなあと思うようになりました。

そういうことを書きたい欲求そのものがなくなった自分は、成長したんだなあと思いました。泥沼から這い上がってきた感はあります。

 

あと、フルネームで実名(カタカナが良いのかも)を書くことで、一発で名前を覚えてもらえることが増えました。これは本当に良かったなあと思っています。(笑われてもいますが、それでも全然よかった!)

ついでにアイコンのトレーナーもよく着ているので覚えてもらえます。(そろそろアイコンを変えようと思っていますが。)

その上で自分が言いたいこと

匿名で愚痴を書かなくてもよくなった自分は、そんな昔より成長したつもりですが、そう言っている自分も未だ間違った発言をしているかもしれません。これからもするかもしれません。

自分の中では常にかなり考えて発言しているつもりですが、そんな時はちゃんと反省したいと思います。

 

いろんな人がいるから、ほんとうにいろんな考え方があると思います。

私のことを恥知らずだなあとかバカだなあとか思っている人もいると思います。たぶんある意味当たっているけれど。

 

でも私は、「何も言わないことが無難だ」というふうには生きたくないと思っています。

 

ものごとの信憑性を見極めるのは非常に大事なことですが、しょせん、この世に存在する自分自身に降りかかった出来事以外は全て又聞きだと思っています。

テレビも新聞もネットも、100%真実などとは到底言い切れないし、けれど、実際にごく親しい人の話であっても100%真実と言い切れるすべは誰も持っていないと思います。

例えば「本人から聞いた」といっても、自分ではない人間が感じたことの全てを、あますことなくその人と同じように受け取ることは不可能です。

ごく親しい人に嘘をつくこともあるし、無意識のうちに話し手も受け手も解釈を変えることもあると思います。

 

だから、自分が直接関わったこと以外に何も発言しないということは、たしかに無難だし間違いが無いだろうとは思います。

 

今急速に増えている#Me Tooというハッシュタグ、これを付けてツイートしたり、その先のブログにリンクさせて、自分が辛かった想いが一人でも多くの人に届けばと一縷の望みを託す人が言っていることも、100%真実とは言い切れないかもしれません。

 

でも私は、自分が信じたいと思う人を信じたいです。そして、そう言いたいです。

私が今まで見てきたその人の作品があるから。それから自分が受け取っているものがあるから。そこから自分で考えていることがあるから。

 

それが正しいかどうかなんて不毛な議論に全く向かないネット上で、不毛な議論はしたくないです。直接話せるのなら直接話したいです。

 

音楽も同じで、私は、好きな音楽を聴きながら、そのミュージシャンが思っていることや人間性なんかも想像するし、ライブを通じて受け取るその人のイメージがあります。

それが実際とズレているかもしれないけれど、私はただ音楽を受け取ってその人を信頼しているし、応援したいなあと思います。

そのミュージシャンの人が伝えたいことも、ネット上・あるいは本で、私の好きな人が伝えたいことも、私は同じような解釈で受け取っています。真実だと思って。

結果、それが違うことがあっても別に構いません。なるほど、と受け止めると思います。

何が真実か

テレビ、新聞、雑誌、本、ネット・・・様々なメディアの中で、信憑性が最も低いのは、情報の量で言っても割合で言っても、ネットだと思います。

だけど、その中でより信憑性が髙い情報を取捨選択できるかどうかは個人の能力にかかわってくると思います。

ネットの情報を拾っている=信憑性が低いという解釈は違うのではないかと思います。

その個人が持つ情報量や経験や考え方によって、その情報を読んでいるのだと思うし、それを裁ける正しさを持つ人はいないと思います。

 

・できるだけフラットな気持ちで情報を読むこと
・反対意見にも耳を傾けること

 

これを心がけていたら、自分が信じたいと思うことを信じて、表現していったらいいと思います。

その中で自分が間違えたり、考え方が変わったら、その時にそう言えばいいと思います。

 

こうは言いながらも、たくさん迷うことはあります。

最近もずっと迷いがありました。これからもあるでしょう。

 

でも、今年も日々考え、いろんな人と話をしながらインプットし、修正し、また間違えて考えて

こういう生き方をすごく楽しいと思っています。

 

来年はもっと、人と話す時間を長く持てたらいいなあと思っています。

 

今年も残りわずかですが、やっと落ち着いた時間を過ごしているので、あと数個やり残したことを片付けて新年を迎えたいですね。

 

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2017年

地元吹奏楽団のクリスマスコンサートも無事終了し、やっと今年を振り返ってみようかという気持ちになった。

 

今年最初にこんな記事を書いていた。

2017年はもっと本読もうと思っていたけど、これより読んでいない。。。

 

そして、

今年は4月から完全からフリーターになるので、計画性を持って、好きなことを好きなだけできるようにしたいと思います。

と書いていたけど、それは無理だった!!

 

とりあえず、労働時間が増えて収入が減った。

好きなことを好きなだけやるのは物理的に不可能だった。

でも時間の使い方を全部自分の采配で決められるようになったことで気持ちはものすごく変わった。

確実にストレスが減った。

フリーターになってほんとうに良かったなあと思う。

 

そして、フリーターの身でイベントをやってみて、最終的にたどり着く思いは、場所が変わって歳をとっても、10年前と同じだった。

やっぱり、やりたいことはやりたいし、やりたくないことはできない。

10年前と違うのは、私は今山梨に住んでいて、この私が山梨と自然がすごく好きになったことと、社会においてインターネットの恩恵が、当時には想像もつかないくらい大きくなったことだ。

 

今私が山梨にいてできる仕事があるなあと思った。私の中では全部つながっているのだ。

人と自然と音楽とイベントと。

全部自分の中にあって、全部来年説明していきたい。

 

 

自分にとって師匠みたいな人がいて、私はいつもダサいと言われ続けていた。

 

そんなことは分かっていると思っていたけれど、

先月、小田原にある江之浦測候所という場所に行って、やっと自分が言われ続けていたことの意味が分かった。

アートの意味も、すこしだけ分かった。

憧れるアーティストが輝く場所は、自分は永久にたどり着けないのだろうけれど、ダサいままではいたくないなあと思った。

 

今この瞬間に着ている服、考えていること、綴っていること、綴っている場所、明日行くところ、働くところ、買うもの、買わないもの、言うこと、言わないこと

どんどん変わっていきたい。

 

どうしようもなくダサい自分にくじけそうになるけれど、伸びしろがあっていいじゃんかとも思っている。

 

最近決めたマイルールは、1ミリでもひっかかることはやらない・やめていくということだ。

だいたいあとで、やらないで(やめて)よかったなあと思う。

 

いろんな経験を積んで、勘を研ぎ澄ましたいなあと思う。

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