ココロサードプレイス

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買った本から振り返る2017年

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明けましておめでとうございます。

昨日までに振り返っておくべき2017年でしたが、なかなか深い本を読み始めてしまったらブログを書く気がなくなって、年が明けていました。

一年前にもこんな記事を書いていました。
2016年に読んだ本 - ココロサードプレイス

2017年はもっと本を読みたいと言っていましたが、読書量はかなり減ってしまいました。

でもその分体験したことが多かった気がします。

今年はもっと小説も読みたいと思います。(去年も書いていたけど。)

 去年買った本

純粋に買った本はこのような感じです。 

【キンドル】
・都市と地方をかきまぜる / 高橋博之
・「自分」を仕事にする生き方 / はあちゅう
・ホームスタジオの撮影照明をセットアップする方法 / Amber Richads
・フォトスタイリング 100のルール / 窪田千紘
・愛蔵版 誕生日大全 / サッフィ・クロフォード,ジェラヅディン・サリバン
・星の王子さま(浅岡夢二訳) / サン=テグジュペリ
・檀蜜×西原理恵子の銭ゲバ問答 / 西原理恵子&檀蜜
・小さなキットハウス超入門 / 地球丸
・潤うからだ / 森田敦子
・バイトやめる学校 / 山下陽光
・多動力 / 堀江貴文
・人生の勝算 / 前田裕二
・裸でも生きる~25歳女性起業家の号泣戦記~ / 山口絵理子
・小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法 / はあちゅう,村上萌
・アイムミニマリスト / YADOKARI
・トランクひとつのモノで暮らす / エリサ
・次の時代を、先に生きる。 / 髙坂勝
・炎上は面白い! / イケダハヤト他
・山賊ダイアリー / 岡本健太郎
・新・観光立国論  / デービッド・アトキンソン 
・坂の途中の家 / 角田光代
・人生はワンチャンス! / 水野敬也,長沼直樹

【紙】
・誰もボクを見ていない / 山寺香
・ゲンロン 0 / 東浩紀
・はてなブログ Perfect Guide Book
・新宿駅最後の小さなお店ベルク / 井野朋也
・革命のファンファーレ / 西野亮廣
・ボクたちはみんな大人になれなかった / 燃え殻
・あん / ドリアン助川
・バーのマスターは「おかわり」をすすめない / 林伸次
・中年体育 / 角田光代
・拳の先 / 角田光代

 

3冊ピックアップ!

私は基本、元々好きな人の本か、好きな人が勧めている本を買います。

なので、買わなきゃよかった~と思うことはほとんど無かったと思いますが、特に買ってよかったなあと思う本をいくつか紹介します。

 

自分の転機となった本がこちらです。

 

去年3月に会社を辞めてイベントをやっていこう!と思って半年ぐらい過ごす中で、出てきた不安や疑問を解決してもらえました。

実際に、山下陽光さんがいろんな場所で開催している 『バイトやめる学校』というイベントに出向いたことがすごく大きかったです!

今年は家業(花の栽培)を本業にしつつ、イベントをやっていきたいと思うようになりました。

 

 

次は、この本です。

自分は社会問題にはそれなりに関心を持っているつもりですが、この本を読んで、現代社会が抱える問題の根深さを更に深く考えました。

 
これは2014年に実際にあった事件を、毎日新聞の記者である山寺香(かおる)さんが、非常に丁寧に深く取材して完成した本です。
 
埼玉県川口市で、自分の祖父母を殺害した17歳の少年の事件は、今でも覚えている人は多いと思います。
 
「人を殺してみたかった」というような理由で殺害におよぶ未成年の事件も、ここ数年の間にも幾つかあったことは記憶に新しいですが、この事件はまた種類が違い、母親に命令されたということが大きなポイントでした。
 
そのような家族がどうやって生きてきたのか、どうしてこの事件を防げなかったのかを考えることは、時代の豊かさと貧困を見つめ直すことにつながります。
 
 
 

 

 次はA1さんが読んでいた本です。

この本は、東日本大震災の後に、都会から東北にボランティアをしにくる人たちがどのような気持ちで生きているのか、

そして、現代社会で消費されている野菜や肉や魚は、どのような家庭を経て食卓に届くのか、

一見近いとは思えないようなこのふたつのプロセスは、実は深く関係していることが分かりました。

自分も東日本大震災の被災地について、少なからず関心を持っていたつもりでしたが、まだまだ知らないことはたくさんあるなあと思いました。

自分も「ものを育てる」ということに従事しようと思っているので、知ることができてよかったと思う部分がたくさんありました。

 

 

・・・ああ、ドリアン助川さんの『あん』もよかったなあ。

小説なんですが、ハンセン病についてとても理解が深まりました。(映画にもなっています。) 

・・・他にも特筆したい本はいろいろありましたが、また折に触れて書きたいです。

 

どうやって本を読む?

去年は新たに買った本の量はかなり減りました!

欲しいなと思って買わなかった本もたくさんありますが、自分はキャパシティが狭いので、よいなと思った本を繰り返し読む方が、内容は自分の中にちゃんと生きてくると思いました。

いい本だなあと思っても、だいたい1か月もしたら内容をほぼ忘れているので。特に自己啓発系。

 

自己啓発系の本を読むと、とつぜん自分の人生が輝きだしそうな気がしてきますが、重要なのは実践なので、読みっぱなしだと基本何も起こらないですよね。

内容を忘れた頃に、世間でイチオシな本が、特にキンドルだといいなと思った瞬間に手に入るので、購入して同じことの繰り返し・・・みたいな。

魅力的な本はたくさんあるのですが、キャパシティの狭い自分は、本当に好きな本が見つかったら、繰り返し読んだり、実践しながら自分の生活に生かしていきたいなあと思いました。

筆者に会いに行く!

上記以外にも、ほとんど読んでよかったなあと思う本ばかりを読んで過ごした2017年でした。

そして、2017年は、会いたいと思えばだいたいの人に会えるんじゃないか!!と思った年でもあります。

上記『バイトやめる学校』の山下さんのイベントに行ったことが、自分の転機になりました。他にもいくつか以下のような体験をしました!

 

今年の3月は、私が15年くらい好きだった角田光代さんが山梨にやってきて、講演⇒その後角田光代さんを囲むワイン会でたくさんお話ができました!

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(・・・この記事まだ書いてないんですよね。。。)

角田さんは意外とドライで、自分の小説を書くスタンスとして
・小説は書き手の物ではない
・何のメッセージも込めていない
・小説は小説であって自分の意見ではない
ということを仰っていました。

ものすごくメッセージを受け取っていた気分だった私はすごく意外な印象でしたが、角田さんの小説を読んで湧き上がる自分の気持ちに、自分を観たらよいのだなあと思いました。本当にお会いできてよかったです。

 

 

西野亮廣さんにもイベントでお会いすることができました。

実際お会いして、西野さんがどれだけファン想いなのか、そのサービス精神には本当に感銘を受けたし、学ぶところがたくさんありました。

今年は、2019年公開予定の映画『えんとつ町のプペル』を山梨で盛り上げるグループにも参加して、自分にとって山梨では今までなかった活動や交流が生まれそうです。

 

『次の時代を、先に生きる。』の著者で、池袋で“たまにはTUKIでも眺めましょ”というオーガニックバーを経営されている髙坂勝さんのお店にも2回行くことができました!

本を読んでからお店に行くと、出てくる料理や飲み物の味わいがより深くなるなあと思います。

この本も繰り返し読んだし、これから自分が実践したいなあと思うことがたくさんつまっています。