アイリッシュウイスキー~Connemara(カネマラ)~
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最近飲んだ珍しいウイスキーのことを。
おさらいですが、世界五大ウイスキーは
スコッチ・アメリカン・ジャパニーズ・アイリッシュ・カナディアン
ですね。
その中でもわりと知っているっていうのはたぶん
スコッチかバーボン(アメリカン)かなあと。
アイリッシュウイスキー何があるって言われてもぱっと浮かばない
(そもそも種類が少ないんだけれど。)かもしれないですが
アイリッシュウイスキーの大きな特徴は
・3回蒸溜!!
・未発芽の大麦と、麦芽の両方を使う
なのですが、カネマラは未発芽大麦は不使用で
2回蒸溜、そしてアイリッシュで唯一ピートを使用。
※ピート(泥炭)
麦芽を乾燥させるときに使って
燻した香り(スモーキーフレーバー)を付ける
ということは、アイリッシュウイスキーにもかかわらず
スコッチやジャパニーズと同じ製法なのですね。
だから味も似ています。
個人的には、白州12年のスモーキーフレーバーを
更に強くしたような感じだと思いました。
さて、今疑問に思ったのですけれど
カネマラ以外のアイリッシュウイスキーが
未発芽の大麦を使うのはなんでだ?と
発芽させた大麦(麦芽)は、発芽させることにより
酵素が活性化→糖化→発酵
するわけで、発芽させたほうがいいんじゃないか?
と思うわけですが
明確な理由はわからなかったのですが、恐らく
19世紀半ば頃にあった麦芽税の負担から逃れるため
未発芽の大麦も混ぜた製法が今も伝統として
残っているっていうことかな?たぶん。。。