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食生活について考える

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断おかし宣言

今、お菓子(というか間食すべて)を断とうと思い始めて11日目。きっかけは佐々木さんのこのツイート。 

 

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人生で何十回もトライして、最長1ヶ月は何度か。でもそれ以上続いたことはなかったし、続いた1ヶ月間は、とても苦しかった。

ここ10日間は、実は全然我慢をしていない。

あれ?前あんなに辛かったのになあ・・・と不思議に思っていたのだけど、

そうか!以前はストレスでお菓子を食べていたんだ。その習慣だけ残っていたんだと気がついた!

まだまだ11日目なので、そう言いながら挫折する可能性も大いにあるのだけど、もうすこし続いたら、自分のダイエット生活も含めまたちゃんと記事を書きたいなあと思う。

 

8年前の病気

私は28歳のとき、東京から山梨に帰ってきた。

そして数ヶ月後のある日、朝食を食べたら突然ものすごい胃痛におそわれて、それから何を食べても激しく胃が痛くなり、だんだん食べられるものが減って、世の中の食品ほとんどが食べられなくなった。

ほんとうに何を食べても痛かった。お粥とかも受け付けなかった。

胃カメラではこんな見解。
ちょっと胃の形が変わっていて、すこしだけ食道ヘルニア気味ではあるけれど、手術するほどではないし、実際胃はまったく荒れていないし、そんなに痛いはずはない!

 

えー、こんなに痛いのに。

とりあえず、胃薬を処方してもらったけれど、全然効かなかったので順を追って3段階まで強くしていった。

 

薬を飲みながら、毎日食べたものを全部ノートに書き出して、これは大丈夫だった、これはダメだったとチェックしていったのだけれど、最初大丈夫だったものもだんだん胃痛が起こるようになって、最終的にほぼ何も食べられなくなった。

その間はずっと栄養補助食品みたいなドリンクを飲んでいて、半年で8kgくらい痩せたとおもう。

ちなみに栄養補助食品は病院で出してもらえるので、保険がきいてよかったなあと思う。(缶のカロリーメイトみたいなやつ。しかも缶のカロリーメイトよりずっと飲みやすい。缶のカロリーメイトの味にはびっくりした。。。)

 

一生このままだったらどうしよう!?と思っていたけれど、少しずつ食べられるものが増えていって、回復の理由も不明だったけれど、半年くらいで元の生活に戻ることができた。

 

結局病院では原因は分からなかったのだけれど、改めて考えると、東京に住んでいた頃の不摂生が絶対原因だったと思う。

胃カメラでは、それがどう作用したのか分からなかったけれど。

 

東京での生活

東京にいた頃、食事と休日の過ごし方はこんな感じだった。昔のブログからひろった。

例①
朝:パン
昼:簡単なお弁当か、買った惣菜
夜:パスタとか

例②
朝:お菓子
昼:マックか松屋かドトールかサイゼ
夜:惣菜
もしくはコンビニでお酒とお弁当とつまみ

連休前だったりするとほんとうに最悪で
朝昼は上と一緒
仕事が終わって友達と外食か、家で軽くなにか食べる
22時ころから飲みに行く
朝4時くらいに帰ってくる
昼まで寝る
起きて、あるものを食べる
夕方まで寝る
買い物に行って、作る気力があれば何か作る
気力がなければお弁当か松屋とか
寝る
22時ころから飲みに行く
・・・という感じだった。

 

一人暮らしは、すごく良いほうにもすごく悪いほうにも、思い切り振り切れる時がある。

 

東京にいた最後の半年くらいは、そういえば市販の胃薬を常備していたのだった。

このころから、食後に胃痛があったけど、薬を飲めば大丈夫!と思っていた。

メンタルも、かなり弱っていたとおもう。

 

実家で暮らして

山梨の実家に帰ってきて、とりあえず外食がものすごく減ったし、野菜をたくさん食べるようになった。

(一人で意識的に野菜を摂るのは結構難しいと思う。)

生活は180度くらい良い方に変わって、そうやって過ごして数ヶ月、とつぜんの胃痛だった。

 

そこから健康的な食生活に興味を持つようになった。

 

原因不明だったからこそ、終わりが見えなかったけれど、半年後には、なぜか無事胃痛もなくなり、少しずつ体重も戻り、ふつうの食事をとることができるようになった。

 

そうは言っても、すこし気をつけてはいるけれど、砂糖も牛乳も肉も添加物もまあまあ摂取するし、野菜も有機とかではないし、安い油も使うし、

そして、間食はなかなかやめることができないでいた。

 

でも振り返ってみたら、外食が減った・ほぼ自炊・野菜摂取量が増えた・生活が規則的になったなんて、東京に住んでいた頃から考えたら、とんでもない成長なのだ。

できるようになったことをカウントしていきたいなあと思う。

食の安全を考え始めたら、終わりが見えなくて気が遠くなるから。

ひとつひとつ、何かを達成していく

だから次は、間食をやめることに再度挑戦してみたけれど、思ったより順調なのである。

 

大きなストレスを抱えながら生きていた時に何度もトライしたことを、ちょっと後悔している。

我慢も苦しかったし、自分はダメな人間だということを、再び強く思うだけだったから。

 

自分が生きる上でやっていること、食事や運動や仕事や睡眠や、今自分がどう生きたいのか考えるということは全てつながっていて、

生き方が食事に現れるし、生活習慣に現れるし、どちらもいい感じか、どちらもダメな感じということが多いとおもう。

 

何も上手くいかないな、、、と思っている時は、自分の意志の弱さを呪うんじゃなくて、健康的な生活から考えてみたらいいかもしれない。

 

やりたいことがある、夢があるという気力だけですごく頑張れる時はたしかにある。

ただ、大きな成果を出せていても、実は身体の不調と戦っていて、気力で自分の力を出している時もあるかもしれない。

そういう時に、より健康であれば、もっと世界が開けて見える気がする。

あ、こんなに調子よくなるんだ自分、もっと力出せるわーって思える気がする。

 

今の自分も「健康的な生活」と言えるかと考えたら、改善点は無限に挙げられるけれど、東京に住んでいた頃を考えたら、健康レベルの向上は計り知れないし、人生がとても楽しくなったし、ほんとうに悩みがなくなったなあと思う。

何かあっても、自分で解決できることが増えたなあと思う。

平たく言うと、とても、生きやすい。

 

これが続いていったら、自分の生き方もまた変わっていくと思う。どんなところに行き着くのか。

いや、やっぱりおかしは必要だーと思うかもしれないし、人生で最高に体調が良くなって、新たなことに挑戦できるかもしれないし

なかなか楽しみな実験だなあと思っています。

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