掛け時計を自分で修理してみた
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10年くらい前に買った無印の掛け時計が遅れるようになったので、別の掛け時計を使っていたのだけど、それも壊れてしまいました。
新しいものを買う前に、修理ができないかなあと思って、両方時計屋さんに持っていきました。
修理代、無印のほうは2,000円、次に使っていた時計は3,000円かかると言われました。
ようは、もう後ろの電池が入っている部分を交換するしかできないらしいのです。
このパーツはネットで売っていそうだなあと思って、自分でやってみることにしました。
時計交換パーツ
やっぱりありました!このパーツにランクがあって、それで時計の正確さとか値段も変わってくるのだと思う。
(形が違うので、形で見てみてください。ボタン電池になってくるとランクが高いと思う。)
この形はたぶん一番簡易的で安いパーツ。安い掛け時計はだいたいこれが付いていると思います。
(ちなみに、これは修理用というより、自分で時計を作る目的の人が多く買うみたい。)
それにしても、この商品は安すぎた。
時間が2週間かかったけれど、中国から直送だったので、なんだか申し訳なかったです。もっと払うよ。。。
相場は500円~2,000円。けっこう幅があるけれど、時計屋さんで修理するには2,000円というのはわりと妥当な修理代だと思いました。
(この上のランクのパーツはやっぱり3,000円くらいします。)
自分で交換してみる
まず、上記のキットとペンチを用意!
裏返すとこうなっています。
最初、アルミの枠と白いプラスチックの部分が接着されているように見えたので、
え、無理じゃん!!と思いました。
なので、後ろの黒いパーツを無理やり引っこ抜いてみることに。(直らなかったら時計は捨てるつもりでいたので。)
そして、ペンチの先を使って穴から針を出してみました。
うーん、無理ですね。笑
ペンチの先で針を集めて後ろから差し込んだ機械の部分に「のせる」ことはできそうだけど、両側から圧力を書けないと無理ですね。
でも、裏側の白いプラスチックの突起の部分を引っ張ったりしてみたら、動いた!!
あれ、接着されてないんだー!!!!
くぼんでいる部分をペンチや爪でガシガシやっていたら、だんだん浮いてきて、最終的に枠が外れました!!!なんだー。(けっこう大変)
※ちなみネイルしている人は、ネイルが傷付くので注意。
さて、ここでパーツを取り出します。
(ちなみに、調べるのが面倒だったので全部勘でやりました。た、たぶん、あってるとおもう。。。。)
写真を撮り忘れちゃったのですが、この電池が入るパーツの裏側(時計の表側)に、針を差し込む突起があります。そこに、裏②の黒いパーツを入れます。
ここで衝撃の事実!
既存の針を使う気まんまんだったのですが、なんと、既存の無印の針がこのパーツに噛み合わなかった!!えー。
針がどうしても付いてきちゃうから、デザインは気にしていなかったのだけど、この針を使うしかなくなった。笑
既存のものより長い針だったので、既存の針に合わせてペンチで先を切りました。
そして、表側に出た突起の部分に、①~⑤の順番ではめ込んで行きます!
できたー!無印の時計変なデザインになっちゃったけど、ちゃんと動く。
枠をはめ込んで完成!
10年以上経って初めて気がついたんだけど、透明の部分プラスチックかと思っていたらガラスだった!
8時間くらい経過したけど、ちゃんと動いています。(変なデザインになっちゃったけど。笑)
自分で直してみる
今回調べてみたら、掛け時計も腕時計も修理キットがたくさんあった!
捨てるのも買うのも簡単なんだけど、修理も簡単。
愛着のあるものは、長く使えるといいなあと思いました。