プライドを捨てるには
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私が生きるのが楽になった理由はもう全部ここに書いてあるなあとおもう。
「無駄に高くなってしまったプライドを捨てる」と考えると時間がかかりそうなんだけれど、あるとき「そっかー私なにものでもないじゃん」って腑に落ちたら、考え方が180度変わる。100が0になる。
そうすると、ひとの武装もよくわかるようになったり、そして自分もいらないってわかってるのに、うっかり武装しだしたりするときがあって、あーいらないんだったって思う。なにものでもないことが武器である。今はなにものでもないと思えることを尊いと思っている。5年後はまた違う考えを持っていると思うんだけど。私の人生設計でいくと。
面接の練習とかよくやりましたよね、そういえば。履歴書の書き方とか習ったよね。今そういうものがいらないなあって思う。自分がやりたいことは、言い方を習わなくても言えるし、書き方を教わらなくても書ける。自分の言葉で人に伝えよう。借り物じゃない言葉で。
毎日迷う。さみしい。たくさん失敗している。かなしい。けど、しばらく考えて、いつも、ああそんなに自分は間違ってないんじゃないかなあっていうところに戻って来れる。今の自分で最上級の自分。毎日それを更新する。昨日知らなかったことを知る。昨日思いつかなかったことを考える。地味な幸せ、という言葉が浮かんだけど、逆かもしれない。幸せはだいたい地味だ。幸せってたぶん派手なことじゃないなあと思う。すくなくとも私は。だいじょうぶ。だいじょうぶ。自分しか言ってくれなくてもだいじょうぶ。
