好きな物が同じより嫌いな物が同じ方が重要、はやっぱり違うかもしれない。
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主に男女関係において。
「好きな物が同じっていい→単純。誰でも思う。
嫌いな物が同じ→実はこっちの方が重要!」
という言葉を定期的にどっかで聞く!or読む!
私は中学生か高校生の時に、何かで読んだのか自分で思いついたのか忘れたけど凄くそう思ったことがあって、それから10年くらい、嫌いなことが同じって大事♪って思っていたと思う。
角田光代のエッセイを読んでいて、そこに「好きなことが同じより嫌いなことが同じ方が重要だよねっていう話にみんな同意していてびっくりした。だって好きなことが同じ方が絶対楽しいじゃん」という趣旨のことが書いてあって、
ほんとうになんで、嫌いなことが同じが大事なんて思っていたんだろうって思った。
好きなことは違っても、それぞれの好きを楽しめばいい。でも自分が許せないって思うことはやってくれるな!ってことだよね。嫌いなこと同じが重要派は。
好きなことを一緒に楽しめるより、お互いが嫌なことをしないストレスの無さの方が大事ってことだよね。
いや、私にだってあるよ。嫌なことというか。。。できればタバコは吸わない人がいいとか。うーん、なんだろうな、大人数で騒ぐのは好きじゃないとか。同じ考え方なら悪いことはない。
でも「○○する人が好き」は思うけど、「○○しない人が好き」っていう考え方はやっぱりしないなあ。そして重要とはもう思わないなあ。
それはたぶん、嫌なことは何でも解決できる(折り合いをつけられる)はずだって思っているからで、(これは人でも仕事でも広く言えば人生で起こることすべてにおいて)、そして、好きなこと同じ以上に楽しいことはあるかね?!と思う。元々好きじゃなくても、影響されて好きになったらもう好きなこと同じだし。
あと今思う自分の「これは譲れない」も(今ぱっと思いつかないけど。。。)変化していくかもしれないしね。というかたぶんする。それもよし。
「嫌いなこと同じ→最重要」って、やっぱり凄く自信のある人が言う言葉なのかもしれない。そうね、私は好きなものとか嫌いなものとか、あるけどこれからも変わると思うし、自分のキャパシティもどんどん広がると思うし。そういうの絶対変わらない、確固たる自分があれば、ストレスの無い、非常に合理的な付き合いができるのかもしれません。