ココロサードプレイス

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1年のひきこもり→会社員をしながらイベントを企画するまで

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山梨に帰ってきてから約6年。今回一人でイベントをやろうと思うまで、いや、そう思ってからも最近まで、

そんなつもりは全くなかったが、私は完全なるひきこもりであった。

いや、仕事には行っている。友達もいる。買い物にも行くし、食事にも行くし、旅行にも行く。北海道から九州までいろんなところに行ったし、東京には多い時は月何度も行ったりしていた。けれど、、、、、そうだな、今すごくいい例えを思いついた。今までの私というデータの蓄積のあるAIロボットを作ったら絶対その通りにするだろうなってことしかしてなかった。


「今までの自分というAI」が予想できることしかしてなかったんじゃないか。

ここでいうひきこもりとは、自分が作り上げていた可能性の範囲の中でということだ。

東京で、ライブハウスやバーを借りてイベントをやっていた時がある。そこにも、今考えると(考えなくてもわかるんだが)たくさんのことをやり残していた。そのまま閉じていた6年があって、山梨であるきっかけで、久々にイベントをやりたいなと思ったんだけれど、もう最初からいろんな失敗をしでかしている。

今まで知っておくべきだったことを何も分かっていないことが、場所を変えたらよく分かった。進めば問題が発生し、それじゃいけないと新しいことを考え始めてまた失敗し、本当に自分ってダメだなって100回くらい思ったけれど、ダメな自分でもできることを探そうとも思えた。一つを諦める代わりに新しいことは必ず思いつく。

(当日27日が終わるまでに、新たな「ああすればよかった」はあと10個くらい余裕で出てくると思う。)


そういう数ヶ月を過ごして今ある自分を、半年前のままの私のAIは導き出せるのだろうか。

でも全ては自分の中にあるものから始まっているのだから、もしかしたら導き出せるのかもしれない。どうかな。

でもよく考えてみたら、いつも絶対右を押すところで、間違えたふりで左を押してみたのが10月なんじゃないかな。そうしているのが今の自分じゃないのかな。そうしたらたぶん、半年前ののAIは今の私を絶対成さないだろう。

最近になってやっと、私の住む地域・・・・半径2~30km以内ですら、絶対音楽の趣味が合う!っていう人がたくさんいたことを知った。ほんとうにそんなことは全然知らなかったのだ。そう、ネット上で、日本の中で遠くに住んでいても同じ趣味の人が見つけやすいのに、物理的距離が近い人のことの方が知らなかったりする。自分の足で出かけて歩いてたどり着かないと知りえないことがこんなにあることを、や~~っと知った。

・・・からの、スタートを切ればよかったのになあ、、、って思ったりもしたけれど、

ここを新しい私のスタートとする!

今の私の気持ちに近い言葉があったんだよなあ・・・って考えて、思い出した!

東浩紀さんの『弱いつながり』の帯にあった言葉「グーグルが予測できない言葉を手に入れよ!」だ!

私が今の気持ちを簡潔に言うと「AIが予測できない行動を選べ!」だな。