サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市)②
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天然水ガイドツアーの次に、ウイスキー博物館の内部をご紹介します。
博物館も撮影可なのでした!!
ウイスキー博物館
ここにはサントリーの歴史を語るに欠かせない
貴重な資料の数々が展示されており、
また、サントリーウイスキーの歴史を見ていくと
当然ながら、当時の日本の歴史ともリンクしていくわけで
明治~大正~昭和の日本人の生活も垣間見えて来るのです。
さて、サントリーの創業者鳥井信治郎は1879年(明治12)年に大阪に生まれ
13歳で学校を卒業後奉公へ。20歳で独立し、鳥居商店(後寿屋洋酒店)
を創業。明治40年には「赤玉ポートワイン」が誕生。
かの有名なポスターが展示されておりました。
さて、今年3月まで放映されていた「マッサン」にもそのストーリーが
描かれていましたが、鳥井信治郎は、大正10年に株式会社寿屋を設立
周囲に大反対されながらも、日本でのウイスキーづくりを目指すのでした。
そして、後にニッカウヰスキーの創業者となる竹鶴政孝をスカウトし、
大正12年には山崎蒸溜所を建設します。
1929(昭和4)年、初の本格国産ウイスキー「サントリー」が発売。
通称「白札」(戦後は「ホワイト」)とよばれました。
これが、当時の日本人には、高価すぎる・煙くさい
などと言われ、全く受け入れられないのでした。
この後もなかなかウイスキーのヒット商品は生まれず・・・
そして昭和12年に誕生した「角瓶」で
やっと、日本人の心を掴むのでした。
山崎蒸溜所も10年を経過した頃から、原酒の貯蔵量も充実し
やっと満足いく商品が作れたのだそうです。
つづく。。。