ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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bar bossa林さんの記事『仕事を辞めたい』を読んで

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今だけ無料(1週間かな?)なので、気になる方は是非読んでみてください。

cakes.mu

最初から最後まで全部うなずけるんですけど、
この気持ちを最も端的に表している林さんの言葉がこれですね。

「イヤな仕事で大切な自分の人生の時間を浪費するのは人生のムダ」

今こういうふうに、迷いなく思えてよかったなあと思います。これに対する反論も、それを言いそうな人もすぐ思い浮かぶ。たぶん、「嫌なことの中にも学ぶことはある」って言うよね。ここにも書いてありますが。

でも嫌じゃないことから学ぶことの方が100倍大きかったら、やっぱり嫌なことは無駄じゃないか!と思います。

東京でイベントをやっていた時も、たくさんの方にアドバイスをいただきながらも、基本的に自己流でやってきたので、非効率だったり知識がなさ過ぎたりして、まあ恥をかいたりとにかく失敗ばかりしていました。今回だってそうで、毎日ああすればよかったなーと思うことが尽きない。

特に今回開催する場所は、ライブハウスではなく、お芝居などいろんなことに使えるスペースでして、これがなかなか大変!いちからライブができる空間を作り上げなければいけません。何もない野外でライブをやる、にけっこう近いです。自分に何ができて何ができないかから考えなきゃいけない。大体できない。だからできる人を手配したり・・・から考える。でもものすごく勉強になります。ライブハウスは私みたいな人間には特に使いやすかったんだなあと分かりました。

私のように、自分は出演しないけどイベントを運営する、っていう人も、基本バンドをやっていたりだとか音響をやっていたりだとかする人が多いのですが、私は「私は技術系の知識は全くないです!でも好きな音楽があります!」という感じで運営し、結果たくさんつまづいています。こんな私でも今まで何度もやれたのは、ライブハウスにすごく助けてもらっていたんだなーと分かりました。ライブハウスは最初からある程度パッケージがあって、そこにあてはめていく、という感じなので。

だから今回初めてライブハウスじゃないところで開催を決めたら、ある場所に人を集めてそこで音楽を聴いてもらう、っていうことがどんなふうに成り立っているのか(特に音響の面で)が、やっと分かるようになりました。分かっていたつもりなんですが!数学の公式を覚えていても、いざ問題を解こうと思ったら解けなかった・・・みたいな心境になりました。

これがもう、今の私が今の仕事をしている中では絶対に使わない思考回路。(音楽のことを知る、ってことじゃなくて、物事がどうやって成り立ち、自分の想像していることがどうやって現実になるのか、ならないのか、そのズレはどう埋められるのか、埋められないなら別の方法を考えるとか、それは有効かとか・・・もうあらゆること。)

今の仕事で同じようなことを体験できるようになるとしたら・・・・10年頑張っても絶対無理!そして今すごいなって思うのが、ヘコむことは物凄くたくさんあるのに、やめたいって思うことは絶対に無いこと。ダメだってなったら、どうすればできるかしか思い浮かばないこと。

自分にもそんな気持ちになれることがあったんだなあと思う。

この記事も被っているところがあって、元気になれる。私はまだまだ駆け出したばかりですが。

www.ikedahayato.com

やっぱり、好きなことだけして生きていきたい、は間違ってない。