ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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実家で快適に暮らしている

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実家での生活を再開して5年が過ぎ、今の生活を「わるくないなー」と思っているけれど、というのは「特別にいい」とも「ひどく悪い」とも思っていないわけで、そして本来「特別にいい」(いろいろな意味で恵まれた)環境であることは、理屈として捉えないと実感できない。今だいたいのことは「当たり前」であるから。そして「当たり前」すぎて気付かなかったけど、たぶん私には今「孤独に向き合わなくていい」という大きなメリットがある。

今は両親と3人で暮らしていて、食事は一緒だし、会話もまああるけど、食事以外は基本全く別の部屋で過ごしているし、食事もずれることが多いので、時間に換算したら同じ部屋にいる時間は長くないと思う。けど、たぶんここに住んでいるというだけで、私は孤独とはとても遠いのだ。あまり思っていなかったけれど、一人暮らしをしていた9年間は、結構孤独だったんだなあ。特に、一緒にいた誰かが帰ると本当に寂しかった気がする。一人が好きだと思っていたけれど、多分一人暮らしの時はそんなに一人が好きだと思っていなかった気がする。今家族と住んで言える「一人が好き」は今だから言える言葉かもしれない。一人は寂しい。やっぱり、たぶん。

誰かと一緒にいるのは、煩わしいこともたくさんあるけれど、最低限のルールが生まれて。それを守ったりすることは、苦しいことじゃなく、生きやすさなんだな。多分。

大人になった気がします。