ココロサードプレイス

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池上彰さんの講演@山梨県韮崎市

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池上彰さんの講演を聴いてきました!

こんな田舎によくぞ!来てくださいました。
そして池上さんを呼んでくれた韮崎市、ほんとうに凄いなって思います。

韮崎市主催のライフカレッジでは、毎月1回いろんな人の講演を聞けるのですが、年間11回で5,000円。そして今月が池上彰さんだったわけです。今日だけでも5,000円払ってもいいのに。素晴らしい。

池上さん以外の方も、本当に面白い講演で、その度にこの催しにとても関心してしまうのですが、やはり池上さんは特別な感じがしました。

スター性が強い、というのでもなく、ただくだけているというわけでもなく、とてもフラットで、そのフラットさ・その素にやっぱり「学びたい・伝えたい」という強い気持ちが溢れていて、かつ「伝わりやすさ」を物凄く研究しているから、主張が強すぎず弱すぎず、本当に絶妙な心地よさを持っている方でした。 

いわゆる「泣ける」話で泣くことは多々あるけれど、「これを知ることができてよかった」という喜びで泣けてくることは、そうそうありません。

今回の講演のテーマは「伝える力」でした。

池上さんは11年間続いた『週間こどもニュース』での、こどもの予想だにしない質問のおかげで、人にわかりやすい伝え方をする能力がとても鍛えられたと仰っていました。

こどもが分からないことは、実は大人もけっこう分からないということは多々あるわけで。相手に対する想像力(それは思いやりである)を持つことで、伝えたいことも分かりやすくなるわけです。

と、書いてみればなんていうことはない、当たり前のように聞こえるけれど、当たり前に聞こえるのと実践できているかどうかにも大きなひらきがあるよなあと思いました。

そしていつも感じていたけど、やっぱりそうだよねって思ったのは

「自分が理解できる」ことと
「人に説明できるほどに理解している」ことの間には
深くて暗い川が流れているんです、と仰っていて

そうそう、本を読んで頭が良くなった気がしても実践なんて何もできないもので。

私は自分の身になるよう、同じ本を何度も何度も読もう!と思って実際何度も何度も読んでいるんだけれど、もっと効率的な方法を教わりました!

文章を読みながら、「これを小学5年生に分かるようにどう説明するか」を意識しながら勉強すると、どんどん頭に入るそうです。

なるほどー!そんな気がするー!笑

というわけで早速実践してみようと思います。

こういった話は今日の講演のほんの一部なんですが、講演を聞きながら、学びたい意欲がどんどん湧いてきました。

先日のブログでも書きましたが、今したいと思うこと、これは確実に、楽しみじゃなくて喜びに繋がることだなあと思いました。「学びたいという意欲がある限り老いない」という言葉がとても心に響きました。

学ぼう!いろんなことを。