ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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syrup16gの歌詞が好き。

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syrup16gを好きになったきっかけは、大学の軽音サークル内で流行っていたからで、そこから行けるライブには全部行ったり(いつでも1人)、ぜんぜんフェスは好きじゃないんだけれど、シロップを見るためだけにフェスに行ったり(もちろん1人)、そしてやっぱフェスは好きじゃないなって思ったり、秋名古屋に行ったとき台風が直撃して、でもライブはやって、来れない人がたくさんいて物凄く空いていて最前列で見られたり(最初で最後だと思う)、いろいろ悩んでいた時期で、次の日台風一過で物凄く晴れていたときに「翌日」を聴いていたことと特異なライブだったことが凄くリンクして、今でも秋の晴れた日と翌日と名古屋がセットの何とも言えない記憶になっていて、秋か名古屋か「翌日」どれかの要素1つでいつでも感傷的になれる。笑

好きっていうことは、全ての情報をチェックし・全てのライブに行き・詳細にレポートし・グッズを買い・新譜は必ず発売日に買い・いつでもそのことを考えている(っていうことだと思っていたけど)ってことじゃなくて、この人は何を言いたいんだろうなってことをすごく考えていて、だから好きだなと思う。

実は今でも歌詞が難解すぎて半分くらい意味が分からないんだけれど、それを知りたくて考えているのも、いつか分かるかもって思えるのも、なんだかわくわくするなあって思っている。いつかこの本を読みこなしたいなあって思うような感じ(と本に対してはあまり思わないけれど)。難解な本はすぐ投げ出してしまうけど、音と声とメンバーがかっこいいので、ただそれだけでも楽しくて、意味が分からないんだけど聴きづつけていきたいなあと思える。そうか、音楽っていいな。

分からないけれど、たぶん彼の歌う大きなテーマは「自分の基準でいいんじゃない」ってことだと思うのだ。それに対して思うのは、10数年前だったら、「遠くのかっこいことを言う人」だったけれど、今は今の自分が考えていることに凄くリンクするなあと思っていて、だから昔とは違う意味もプラスされて、好きだなあと思っている。もっと知りたいなと思っている。

ライブを見て、昔みたいに、セットリストは何だとかアンコールで何曲やったとか、何を喋ったとかそれを詳細に記憶しておきたいとかは全然思わなくて、ああ、ほんとうにそこにいるんだーということを感じに行くような、今でもこの曲をうたうんだ、同じことを今でも思っているんだ、とかどんな熱量でそれを表現しているとか、どうその曲を大事にしてるのかとか、そういうことが気になる。

これからもずっと聴き続けていると思う。