ココロサードプレイス

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六本木ヒルズ~宇宙と芸術展~

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久々に来ました。混みそうだったので、早めに出てきたら9:45着。チケット売り場に並んだのはほぼ最初でした。

しかしここでちょっと失敗していたんですよねー!!!

私の目的は
・森美術館で開催されている『宇宙と芸術展』を観ること
・東京シティービューで開催されている『ジブリ大博覧会』を観ること

だったのですが、よく理解していなかったので、とりあえず「森美術館に行きたいです」、と行ったら②番のカウンターを紹介されて、10時まで待ちました。

カウンターで『ジブリ大博覧会』と、この宇宙のやつを両方観たいんです!と言ったら、ジブリに行く時また並び直してくださいと言われて、まあ、どっちが最初でもいっかーと思って、とりあえず『宇宙と芸術展』へ行きました。これが後に失敗であったと判明。

最初に言っておくと、私はジブリより宇宙と芸術展のほうが楽しかったですけれども!

『宇宙と芸術展』私は一番乗りでした。人は少なかったけど、いろんな意味でものすごいスケールの展示でした。

「全部がツボ!」っていう人は多分いないと思うんですけど(笑)、でもきっとどこかで「これすごく好きだー!」というものに出会えると思います!!

www.mori.art.museum

全体は4つのセクションに分かれていまして、まずセクション1が「人間がどう宇宙を見てきたか」・・・宗教美術作品や天文学の資料、そして隕石や鉄の隕石から作られた刀(流星刀・・・素敵な名前ですね)なんかの展示があります。竹取物語の絵巻も、見応えありました。

普通の美術館と資料館が一緒になった感じ。ここだけでも結構ボリュームがありました。

セクション2が、「宇宙という時空間」現代のアーティストが表現する宇宙。これがぶっっとびすぎていて、謎なものもたくさんありましたが、不思議なもので、人が思い描く宇宙は本当に様々なんだけれど、どんな表現にも終わりのないある種のしずかーな畏怖が漂っているんですよね。

そう、人ってやっぱり宇宙が怖いんだと思いました。怖いと言ってもただの恐怖じゃなくて、それは敬意でもあるのですが。自分たちでは永久につかめないものであり、終わりの無いものであり、未知だけど分かりたい、そんな想いが溢れた様々な宇宙の形はかなり面白くて、頭の普段使わない部分を使います。

この中で、虫が閉じ込められた琥珀の中を特殊なカメラ(どんなカメラだ?!)で撮影し、そこに宇宙を見出す、、、みたいな意図(だったと思う!)の映像を見られるスペース(20畳くらい、完全に暗闇の中座って見られる)があったのですが、これが私はとても好きでした。

琥珀なんて、たぶんとても小さなものなんですけれど、その中を移動することで、中に閉じ込められている虫や植物や気泡などが、本当に星のように迫ってきて、その小さな小さな物体の中に、確かに宇宙が存在していて、とても感動しました。

昨日は東京タワーからの夜景を観て、そこにスケールの大きな世界を感じていたけれど、この時は、たぶん手のひらに乗るような琥珀の中に、確実に存在する宇宙を感じて、なんだかわけがわからなくなったけれど、どっちにしても、人間って小さいなあと思いました。

セクション3は、「新しい生命感ー宇宙人はいるのか?ー」もうこれが、ますますわけが分からない!!江戸時代から現代まで、人は本当に想像して想像して、宇宙人のことを考えていたし、今も考えているんだなあと思いました。

セクション4が「宇宙旅行と人間の未来」そして急に現実へ!例えば、火星での仮想住居"マーズ・アイス・ハウス"の模型とか、シャトルの模型とか。

そして私の一番観たかった、チームラボの作品。

画像・映像撮影&拡散可だったんですが、まさかの、映像を今貼り付けられず。。。ちょっと分かりません。また改めてアップします。

30畳くらい?の暗闇の中で美しく激しい浮遊感を体験できます。チームラボの描く宇宙。

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f:id:sakelog:20160906220438j:plain書きながら、どんどんまた行きたくなってきました。来年の1/9までやっているので、絶対また行くと思います。