郷土料理「みみ」を食べに@山梨県富士川町
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先日、お友達おすすめの「みみ」を食べに連れていてもらいました。
みみは、山梨県南巨摩郡富士川町十谷の郷土料理。小麦粉を練って一口大にしたものを野菜とともに味噌味に煮込んだもの。山梨県の日常食として一般的なほうとうやすいとんなど粉食料理の一つとして位置付けられる。「みみ」という呼び名の由来は、かたちが「農具の箕(み)の形に似ている」「耳のよう」などの説がある。具の野菜としては、ゴボウ・サトイモ・カボチャ・ニンジン・ダイコンなど季節の野菜が用いられる。近年は町おこしの題材として観光食としてもクローズアップされている。
・・・・ウィキペディアより
というわけで、山梨の北の端っこから、静岡へ向かう途中にある富士川町(旧鰍沢町)へ。
国道52号は、山梨と静岡を行き来する人が多く使う道路ですが、そこから少し外れて山を登っていくと一住宅は途切れ、山と川と滝と・・・どんどん山道になっていくのかと思いきや、突然集落が現れるのです!
というか、写真をもっと撮っておけばよかったな。。。日本昔ばなしの風景みたいなところでした。もう何十年も時が止まっているような(言い過ぎかな・・・笑)、凄く不思議な感じがしました。でもこの建物は「みみ」が食べられるお店として、わりと新しく作られたところだと思います。
「みみ」を作ったり食べたりできるっていうことだと思います。「つくたべかん」
そしてこれが「みみ」です!
・・・かんじんの「みみ」の形がよくわかりませんね・・・
左上に浮いているのがそうです。「箕(み)」の形をしております。
この「箕(み)」で福をすくうと言われ、この地域ではお正月に必ず食べるとのこと。
素朴でシンプルな味ですが、このくぼみの部分に七味を入れたりしてスープ(味噌)とからめると更に美味しい!ほうとうと一緒で、季節の野菜たっぷり、濃い味噌味と固めの「みみ」の相性は最高です。またここに来て食べたいですね。
この周辺には滝がいくつもあるそうで、今度はそれなりのこころづもりでトレッキングに来てもいいなあと思いました。温泉もあります。山梨にも知らないところがまだまだたくさんあります。私の住む町も田舎だけれど、また種類が違うんだなこれが。これからも開拓していこう。
【つくたべかん】
〒400-0606 山梨県南巨摩郡富士川町十谷2294番7
http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/kanko/taiken/tukutabekan00.html