ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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電気ブランを初めて飲んで

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さて、(当時)中野に引っ越した私ですが
この頃の私は
①OL(職場:台東区)を辞める→②高円寺のライブハウスで働く
→③台東区のライブハウスで働く

③のところで、逆に中野から台東区に通うことになってました。
(高円寺の時は逆ルート。)

元々は客として年間130回くらい行っていた色んなライブハウス
必ずあるバーカウンター
今度はそこに入る側になって
それからまた数年が経ち、実家にも帰り、別の仕事をしてる今
ただのバーでもない、居酒屋でもない、
ライブハウスのバーカウンターって特殊だなあって思います。

この話はまた追って。

そして、私が最後に働いた台東区の某ライブハウスでは
かなり取り扱っているお酒、特にリキュールの種類が多かったのですが
土地柄ということで置いてあった「電気ブラン」に出会いました。

電気ブランは、
浅草にある、明治13年創業「神谷バー」の創業者、神谷伝兵衛が作った
ブランデーベースのカクテルです。
http://www.kamiya-bar.com/denkibran.html

当時は目新しいものの名前の頭に「電気」を付けることがよくあり
電気ブランという名は、電気ブランデーが省略されたようです。
ブランデー・ジン・ワインキュラソー・薬草
などがブレンドされており、その割合などの詳細は未だ門外不出なのです。

さて、この味なんですが
当時、まだ甘いお酒しか飲めなかった私が
意外においしいなと思いました。
もの珍しくて頼む人はいても、みんな
あ、ちょっと無理かな…と飲みきれない方多数。
私は逆に、ハーブ系リキュールも結構好きだったので
不思議な味だと思いつつも、決して嫌いではなかったかな。
まあ、決して万人受けする味では無いことは確かです。


しかし、長らく飲んでいないので
今飲んだらどう感じるのでしょう。

お酒を結構飲むようになって、1年前に感じた味と
今感じる味が違うっていうもの結構あるので。

それは知識がついてきたことにもよるのかも。
やはり人の舌は知識に左右されるのだ。

でも逆に言えば、何も考えずとも美味しいと思えるもの、
とりあえずそれが、自分にとっての本物だよなあ。