ココロサードプレイス

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「我慢することで対価を貰う」という考え方はもうすぐ終わる

昨日某施設にて、ちょ~っとがっかりな対応があったのですが、その時考えたんです。

今までいろんな職場にいましたが、どこへ行っても「最近の新人はなってない」みたいな話は絶対にありますよね。まあいつの時代も、とも言える。その内容について考えてみたんです。

「私たちは100やろうとしているのに、新人は70しかやる気がない」・・・"なってない"の内容ってだいたいこういうことだと思うんです。

これがどうしたら解決するのかっていうことを考えていたし、昨日遭遇した出来事でいえば、この人は多分仕事嫌なんだろうな~どうしたら快く働けるんだろうな~っていうことなんですけど・・・・・・昨日、気づきました。


今の日本において、自分の仕事量・内容に対して、十分適切だと思える対価を貰っていたら、多くの人が今よりずっと頑張れると思うんです、プラスな気持ちで。今頑張っている人でも、更に生産性が上がるはずです。

逆に言うと、多くの人(私のイメージだと世間の7割以上の人)が、「不当な対価だけど、まあ生きていくってそういうことなんだよな」って思うことで、日本の安くてハイクオリティな物や接客が結構無理やり生み出されているんと思うんです。自分は日々疲れながら、やる気の無い新人とかに、私はやってきたのに!ってイラっとしたりもすると思うんです、たぶん。

もし「給料が安い」的な話をされたら、「仕事ってそういうもんだ」とか「社会ってそういうもんだ」って言ったりもしてると思うんです。

でも、"我慢することで対価が貰える"っていう考え方が、もう今終わりつつあるんじゃないかなと思ったんです。

そういう人間が揃っていたことで、最低限のコストで最高のパフォーマンスを生み出す手腕に長けていた組織は、同じやり方では成り立たなくなっていくんじゃないかな。

世に溢れる、「もっと給料高くてもいいのにな~」は大体正しくて、それを表に出さずとも一定のクオリティを保つことが「でも、社会とはそういうもんだ」で片付けられる人間で成り立ってきた社会はもう、終焉なんじゃないかな。実は今、素直に「不当だ」を言える人が正しいんじゃないかな。

業界で、社員満足度NO.1を目指すぞってなったら、顧客満足度NO.1は、きっと付随してくるはずだ。そしてお金たくさん貰ったらたくさん消費するしな。っていうプラスのサイクルを、いっせーのせで始められませんかね、日本。経済とか全然分からないんで完全なる妄想ですが。

【今日のメモ】
来月からオーストラリアに半年行っちゃう友達に会いに、富士吉田方面へ行って来ました。最近梅雨なのに天気良かった、、、、のにこの日は雨。富士山見えませんでした。

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雲の中に富士山が、、、、。

絶対また行く!!

でも本当に楽しいひとときでした。