ココロサードプレイス

日常で考えていることを書いています。

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生き方

働きやすい環境
ここ二週間、休みの日は全部出かけていて、東京にも2回行ったのだけれど両方仕事終わってから前のりしたり、あと平日の夜マスヤバーに行ったり、だから、書きたいことがどんどん溜まっていくんだけど書く時間が全然なかった。というか夜は全然やる気が出ない。休みの日の朝は物凄いやる気に満ち満ちているので、物凄い朝方にした方が生産性が高いんじゃないかなあと思う。勿体無いことをしている。今の仕事を辞めるとしたら、自分の生産性×時間帯MAXを測って大事にしたいと思う。あとは環境も大事だ。机とか椅子とか部屋に置くものとか香りとか温度とかそういうのも大事にしたい。飲み物とか食べ物とかいつ飲むとか食べるとかそういうことも絶対大事で、気分転換したいときに好きな方法で気分転換するっていうのもすごい大事で、そういうことの自由度が低ければ低いほど生産性に関わってくるのだ、やっぱり。自由度が低いことを「自由度が低い」なんて思わず「当たり前すぎること」ととらえていることは、結構勿体無いことをしているんじゃないかと思う。

この二週間していたこと
吹奏楽の練習、仕事後武蔵小金井の友達が働いている飲み屋へ行く、漫喫に泊まる、相模原のカイロへ、Zepp Tokyoでsyrup16gを観る、浅草でゲストハウスのイベントに参加した方々と飲み、赤羽橋のザブトンに泊まる、インナーチャイルドセラピーを受ける、吹奏楽の練習、仕事、吹奏楽の本番前日リハーサル、吹奏楽のクリスマスコンサート本番、夜は甲斐市のカフェで中西ヒロキさんとPalette Gardenのライブを観る、仕事、マスヤバーでブロガーの方々と飲み、仕事、仕事後渋谷LUSHにAndareのライブを観に行く、飲み、甲府のJewels&Thingsへ頼んでたパーカーを取りに行く、ジュエリーミュージアムへ行く、仕事、友達の家でクリスマス的ごはん会、三連休仕事中。書きたいことありすぎるけど全然書けてない。辛うじて父母の年賀状を完成させた。仕事一つ減った。

得意不得意
先日Twitterで、「請求書を作成して期日までに投函するということがどうしようもなく難しい人間がいるのだ」的な(うろ覚え、だいたい。)ツイートを目にして、本当にそうなんだよなーと思う。労力・かける時間だけじゃなくて、単純な作業を期日までに忘れずやり遂げる、ということの難しさはあるのだ。私は、絶対できないというわけじゃあないけれど、もし自分が「こんな簡単なことが!」という言葉を発するとして、その中の「こんな」の内容が、かかる時間が短いことや、作業がいかに単純であるかということに起因するなら、ちょっと考え直そうと思う。自分にもそういう部分は絶対にある。

好きとは何か
10年くらい前、人生で一番ライブハウスとバンドにはまっていて、主にライブのことだけを考えて、主にライブだけにお金を使い、行きたいライブに行くということが生活の中で最も重要であると思って生きていた。その頃に思っていたバンドが「好き」と、今のバンドが「好き」というのはやっぱりちょっと違っていて、「熱量」というようなものがあるとしたら、それは、10年前よりは少ないのかもしれない。けど、自分が生きてきたこの10年の間に、自分が見て・感じて・思って・行動して・失敗して・成長して・また新たに出会って・広がって・感じて・思って・行動して・失敗してということを繰り返して今ある自分の「好き」が、私は好きなんだ。自分の「好き」を信じているし、自分の「好き」に支えられている。その「好き」はこれなんだと言いたい。

お父さん
私が好む有名人やらいろんな人がこぞって崇め奉っている人を、父にも知って欲しくてあるメディアを見せた時に父が発した一言「これはそんなにすごいことなのか?」に、言われてみればそうだよなーと思う。この瞬間まで私は全くそんなこと思わなかったけれど、一理あるなあと思う。父はインターネットとか一切やらない。私が同じ毎日を繰り返していく中で、下手をすると永久に出会わなかったであろう一言をこんなに身近な人に言われて、しかも一理あるなあと自分が納得するなんて思いもよらなかった。もしかしてこの人はすごいんじゃないかと思った。

道の話し
気づいたら10年前と同じ笑顔があって、会えなくなった人もいるけど、というかそっちの方が大半だけれど、自分もあちこち歩いてきたからだけれど、私はそっち側に行きたいんだという思いがベースにあって、ずっと私を生かしているのだ。自分の足で立って歩きたいのだ。永久に追いつけなくても、並行した道を歩くのは嫌なのだ。

2016年を振り返って

最近全然ブログを書かなくなっておりましたが、そんな時期は定期的に訪れます。今振り返ってみると、7月に同じようなことを書いています。その時は「今、迷走している」と書いてあったけれど、その時よりは、今やりたいことやどう生きていきたいかっていうことは明確になっています。

今年は、3月27日に初めて山梨で音楽イベントをやりました。年明けからその日までは、とにかく告知やその他の準備で大変だったんだろうなと記憶しています。今となっては、もっともっと昔のことのように思えます。一番大変だったのは、スポンサーをお願いしようと決め、なっていただける方を探して、さらにスポンサーの方の紹介を兼ねたプログラムA5で8P(表紙・裏表紙も入れて)を全部手作りしたことでした。全部数が出来上がったのは当日のお昼でした。スポンサー探しから冊子の完成まで、想像の50倍くらい大変でした。出来上がった冊子のクオリティは想像の1/20くらいでした。アイデアはたくさん思いつくのですが、自分のイメージを形にするということは、こんなにも難しくてまったく予想ができないものなんだなあとよくよく分かりました。自分のセンスのなさも、形にしてみないと分からない。イメージとは怖いものです。

それ以外にも細かい失敗は100個くらいあったけれど、当日の舞台は最高のクオリティで、お子さんも入れたら100名くらいの方に、あの場所で本当に楽しんでいただけました。

それから8月後半くらいまでは、多分次もやるんだろうな~と思いながらも、次のことは決めかねていました。8月にAndare(元国吉亜耶子and西川真吾Duo)のイベントへ行き、打ち上げでいろんな人と話している中で、また来年も春にやろうと思って、そこから来年の2月25日にイベントを開催することに向けて動き出しました。雪の心配があるので、本当は3月にやりたかったのだけれど、仕事の関係で3月の週末は難しいということになり、やむなく2月にすることになりました。あとから仕事のプロジェクトが立ち消えになって、3月でもよかったなーということになり、だからやっぱり仕事をしながらっていうのが難しいんだよなと深く思いました。特にサービス業でシフト制っていうのがあり。ここでいろいろ考えました。そのことはまた書きます。

イベントに関してはそんな感じで今はやることが果てしなくあるのですが、それ以外では、自分を大きく動かしたのは、このはてなブログの存在でした。

はてなブログをやっていたことで、A1理論さんのブログに出会い、そこから諏訪やオフ会にはまり、好きになったものがこの半年で本当にたくさんありました。一番よかったのは、自分がどういう人と気が合うのか分かったことです。

文章で自分が思っていることを伝えたいし、人の想いを、読んで感じたいと思っている人は、その人が持っている趣味やポリシーに関わらず、一緒にいてこんなにも楽しいのか!!と思いました。たぶん、みんな自分の思いを丁寧に説明したいと思っているからだと思います。そして人の気持ちも、丁寧に読み取りたいと思っているからなんだと思います。

今までの生活だけでは絶対に広がらなかった自分の気持ちや世界がそこにはありました。仕事はこれまでの5年間の中で一番辛い時期でしたが、この半年、今この瞬間も、人生で一番充実していると思います。

そして、実は、ここ数年はこういう想いを毎年毎年更新できています。今が人生で一番充実していると、毎年思えているこの数年間を、本当に幸せだなあと思います。真逆の想いで20代を送っていたので、将来に希望は全くなかったけれど、ちゃんと30代になって人生の楽しさを取り戻すことができて、つきつめて言えば今死んでもいいくらいです。あ、でもだめだ。今はイベントがあるので、死ねません。そしてその次のイベントも決めていくからもう死ねない。。。。でもまあ、そのくらい楽しいし、死んでもおかしくないくらい尊いことだと思っています。ワーキングプア、34歳独り身だけど、本当にそう思います。

でも、もしもこんな幸せなことが続くのなら、いっそのこと人生を「楽しい」一色にしたいと思います。嫌なことを何一つしなくても生きていける方法をものすごく考えています。これは2年くらい前から強く思うようになったのだけれど、来年は物理的に生活を変えます。この数年、仕事以外では、死んでもいいくらい十分な幸せを享受して生きてきたので、何も怖いことはありません。

2016年に出会って下さった方々、以前から引き続きお世話になっている方々、皆様のおかげで最高の一年を更新することができました。本当にありがとうございました。

2017も、最高の一年を更新できる気がしているので、全ての人へ感謝を忘れずに(もうこれは本当に忘れちゃいけない!!!)思いついたことはどんどんやっていこうと思います。

マスヤゲストハウスとその周辺

この日は朝10時に家を出発して、下諏訪のチャーリーズハウス⇒秋宮⇒たるかわ⇒サロンしもすわ⇒cafe TAC⇒洋菓子フレール⇒ninjinsan⇒上諏訪のリビセン⇒真澄

という感じでいろんな人とお話しして過ごしていたら既に夕方で、まだ早いので帰ろうかどうしようか迷っていたところで、n00さんからメッセージ!!なんと今マスヤに向かっているとのこと!!20時半頃到着予定とのことなので、温泉に入ったりしてn00さんを待つことにしました。

再び下諏訪に戻り、朝停めた駐車場へ。

これまで行った温泉は、山王閣と菅野温泉と児湯。チャーリーズハウスの富永さんおすすめ旦過の湯にしようかな~と思い、ちょこ~っと遠いけど歩くことに。

旦過の湯の前まで来て思い出したんだけど、ここってA1さんがめっちゃ熱いって言ってたとこだっけ?たしか。。。。でもここまで来ちゃったので入ろうと思いました。

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中は結構新しくて綺麗!100円のコインロッカーがあります。ドライヤーは3分10円で使えました。そう、下諏訪の温泉は殆どが230円で源泉かけ流しと安いのですが、大型の温泉施設に行き慣れていると足りないものがあるかもです。地域の銭湯だと思えばよいかな。

基本、シャンプー・リンス・ボディソープ等はありませんので持参!(マスヤに泊まると温泉セット貸してもらえます。)貴重品は預けられないところもあるかも。菅野温泉は受付で預かってくれたけど、特に預けてる人は私以外いなかった。みんな近所の人だからですね。

さて、湯船は中に二種類、露天が一つ。身体を洗って、おそるおそる右側の湯船のお湯をかけてみる。うん、熱い。推定43度くらい。頑張って入れないことはないが、熱い。こっちが熱めなんだと思って、隣の湯船のお湯をかけてみたら、軽く火傷しそうなくらい熱い。なんと最初の方がぬるい方だ!!!!

あとは露天しかない。

露天は5人入ったら窮屈かなという広さで、既に3人入っている。普段の私だったら空くまで絶対に行かない感じだが、もう残すは露天しかないのでちょっと申し訳ないが入ることにする。お邪魔しま~すと声をかけて、露天風呂へ。

あ~、やや熱めでちょうどよいな~。最高だ!!!露天大好き!!!ポケ~~っとしながら温泉を堪能していました。ずっと入っていたら、最後は一人になりましたが、湯船の外に出たり入ったりしながら、かなり長い時間のんびりしていました。身体が軽くなった気がしました。

この日はいちおう温泉に入れる準備はしていたのですが、あちこち寄っていたら遅くなって、今日はいいか~って思っていました。でもやっぱり入って良かった!!下諏訪に来たら入らないと勿体無い。

ちなみに、こんなに下諏訪が好きになる前は、上諏訪の高い温泉にはたまに行っていて、諏訪の温泉といえば上諏訪の日帰り温泉!という感じだったのですが、温泉って本来こういう何気ないものなんだよなーと下諏訪に来て思う。地域の人の生活の一部。必要な物を持っていかなくちゃいけないし、おしゃれ感も、広いくつろぎスペースも無いけど、無駄な物が無い分すごく安い。知らない人同士でも、絶対最後に「おやすみなさい」って声をかけて出て行くの、いいですね。

さて、温泉を出たあとはマスヤバーへ。お茶を飲みながらn00さんを待つことに。ここでたるかわのパンを食べようか迷ったけど、n00さんがごはんをどうするか聞いてからにしようと思ってちょっと我慢。

4人組の方がご飯を食べに出て行ったところで、客が私だけに。こたつでちょっとのんびりしていたら、すぐにn00さん一家到着!!

旦那様は全く予想通りの素敵な方でした。(だよねー!と心の中で思う。)お子さん二人もすごくしっかり者の中学生と高校生。

n00さん一家は、下諏訪に来るのは8月から4回目だそう!すごい。お子さんすごく幸せだなあと思いました。子どものころからマスヤやリビセンや下諏訪のこんな環境に時折触れていると、どんな感性が育つんだろうな~と私は勝手に楽しみになるのです。

このあとは、n00さんと娘さんと3人で、下諏訪駅近くの「あり井」に行きました。
佳肴 あり井|諏訪観光ナビ


マスヤスタッフさん激プッシュだったのですが、間違いなかった!!

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お通し

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ワサビとソースで食べるカツ。めっちゃうま~~~~~!!!!

そう、これ生ワサビなんです!!すごく食材にこだわっているお店なんだなーと思いました。

あと写真忘れちゃったけど、ハッピーしもすわ丼もカレーもすごく美味しかった。絶対また行きたい。

下諏訪、ほんとどこに行って何食べても美味しいよヽ(;▽;)ノ

でも、あり井、今のところ一位かもしれん。。。。絶対また行く~!!!

そしてn00さんやお子さんと話せてとっても楽しかったです。子どもと話す機会って普段全然無いのでいろいろ興味深い。とってもしっかりした娘さん、いろんな話が聞けて面白かった~。またお会いしたいです。n00さんとも会うのは2回目なんですけどね。ブログを読んでいるので、そんな気は全然しませんね。

はてなブログやっててよかったな~(*´∀`*)

そしてこれから諏訪に行く機会はもっと増えそうです。A1さんありがとうございます。

たるかわのパンは翌朝食べました。ちくわの入ったやつと、ピーナッツクリームのやつ。めっちゃ美味しかった。ここもまた行こう。

では、しばし。

完成後のリビルディングセンタージャパンへ行く。

ninjinsanでケトルを購入して、夕暮れどきになってきました。そろそろリビセンへ行こうと思い、上諏訪へ向かいました。(自宅方面に戻るかんじです。)

中田五郎さんに、リビセン近くの空き地を教えてもらったのですが、暗くて道に自信が無かったので、やっぱり駅に併設されている市営駐車場へ停めることにしました。こんどは上諏訪も昼間探索しようと思います。

いざリビセンへ。改めてリビセンとは、ですが、お助け隊の様子なんかはこちらをどうぞ。

改めて思ったのですが、やっぱりリビセンは、本当に広くて天井が高くて開放感がとても心地よい。もう昔からずっとここに存在していたかのような、リビセンのために建てられたようなビルな気がしてきます。(と思わせる素晴らしいデザイン。)

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おしゃれな入口。お助け隊で来た時とはだいぶ雰囲気が違います。

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そうそう。こんなでした。

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これはお助け隊で行っている時から圧巻だった、いろんな窓が集まった窓。

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素敵なカウンター。

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カウンターに小さい木がどんどんはめ込まれて行くのを見ているのも楽しかったです。

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こんな部屋も。とにかく間取りがとても贅沢。

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階段。そして、

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あのですね、この時間に来て本当に良かったと思いました。夕暮れどきの美しさ。照明と外の暗さと古い家具が生み出すのこ雰囲気。

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こんなところだったんですよ。

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こんな部屋もあります。そしてカフェへ。

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とても素敵なテーブルも手作りです。

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ペチカストーブ。あったかい!

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お茶を飲みながら、見える古材。すごい!大量!!

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この時もたくさんあるなあって思ったけど、全然こんなもんじゃない。

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圧巻!

にわか東野さんファンの私ですが、東野さんが手がけたマスヤゲストハウスや、地球を旅するCAFEや箱根TENTを見て感動していました。それらもとても素敵な空間だったのですが、リビセンは、もうスケールが違う!

ただおしゃれなだけじゃなくて、そこに、古材や古道具をレスキューして、誰かがそれを手に入れて、誰かがここにレスキューして欲しいと思って、そういうサイクルがもう既にこの場所で大きく息づいていて、そんな空気がこの大きな建物全体に溢れているような気がしました。静かな落ち着いたカフェなのに、すごく元気になれる。ワクワクしてくる。そして安心感もある。

決めた~。私はお気に入りのものだけを揃えた部屋を作るぞー!!毎日好きなものだけに囲まれて好きなことだけをして生きるぞー。と強く思った瞬間でした。

リビセンにも私のイベントのチラシを置かせていただきました。ありがとうございます。また近々来たいと思います。

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さて、ここまで来たので近所の真澄へ。

実は知り合いが働いていまして、いるかなーと思ったんだけど、この日はお休みでした。辛口ゴールド真澄を購入。

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そう、実はこの頃なんとn00さんがこちらへ向かっているとの連絡が!!

この時は18時くらいだったかな。20時半くらいにマスヤの到着予定とのことなので、せっかくだからマスヤに会いに行くことにしました。時間があるのでゆっくり温泉にでも入って待ってようかな~と。来た道を戻る。

続きはまた明日!たぶん。②で完結の予定でしたが、写真が多くなったので。

 

マスヤゲストハウスとその周辺

最近よく訪れている諏訪ですが(主に夜のマスヤバー)、昼間に行くのは久しぶり!

そう、昼間に行ったのは9月半ばに、リビセンお助け隊に参加して以来。

今回の主な目的は、完成したリビセンに行くことと、サロンしもすわに行くこと!

どちらも仕事終わってからだと閉店しているので、今回やっと行けました。

朝10時に出発~!

ちなみに、私の家からリビセンのある上諏訪へは車で40~50分くらい。そこからマスヤやサロンしもすわのある下諏訪へは、更に北へ10~15分くらいです。

そして、11時前にはリビセン付近に到着していたのですが、リビセン前は車が止めづらかったので、駐車場を探してぐるぐるしていました。駅のすぐそばに市営の立体駐車場があって、なんと3時間まで無料だったので、ここにしようと思ったんだけど、歩くと結構時間かかるなーと思ったので、先に下諏訪へ行くことに。

下諏訪に来たら車は是非ここへ。

下諏訪町友之町駐車場(諏訪/駐車場)の施設情報 | いつもNAVI

下諏訪駅からまっすぐ。「下諏訪駅前」の信号のところです。観光客は無料です。そして夜は無料で開放されています。

観光客無料ってどうやって見分けるの?って思ったけど、「山梨ナンバーね。観光?」って聞かれたので、「そうです」って答えたら「無料で大丈夫ですよ~」って感じでした。多分諏訪ナンバー以外なら無料になると思います。

とりあえずちょっと休みたくてチャーリーズハウスへ。マスヤの裏にあります。ライブハウス兼スタジオ兼カフェ&バーです。

お茶を飲みながら、マスター富永さんとイベントの話など。そうそう、今回の目的は、自分のイベントの宣伝というのもありまして。こちらにチラシを置かせていただきました。

サロンしもすわには13時に行く約束をしていたので、まだまだ時間があります。次は諏訪大社下社『秋宮』へ行きました。

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鳥居の手前の辺からもう、空気が澄んでいるなあと思いました。ものすごく心が落ち着く。

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そう、この日は早朝に福島で大きな地震があり、深刻な被害はなかったものの、多くの人が東日本大震災のことや、それから絶えることのない数々の地震のことや、日本のことをいろいろ考えた朝だったと思います。

ここで長い時間ボーッとしていましたが、清い空気の中で自分を振り返る、こういう時間も本当に大事だと思いました。秋宮の静けさがとてもちょうど良い。またボーッとしに来ようと思います。

おみくじを引いたら中吉でした。なかなか良いことが書いてあったので、焦らずコツコツやっていこうと思います。

その後、たるかわでパンを買いました。今日いつか食べる時があるかな。

とにかくあたたかかったので、周辺をお散歩。マスヤゲストハウスを遠くから撮影してみました。

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離れて見るとまたイメージが違う。

さて、お昼ごはんを食べにサロンしもすわへ。


サロンしもすわは、駅前の通りにあります。駅から徒歩2分くらいでランチのみ。毎日一種類。なんと、作る人も毎日違うんです。外には献立が張り出してあります。給食みたい!(*´∀`*)

そして行ってみたら、結構混んでました。特におばあちゃんに人気!

そう、毎日ここへお昼を食べに来てお茶をして話して帰る、みたいな方もたくさんいらっしゃいます。席も相席だったりするんだけど、ご近所の方が話しかけて下さり、私も地域のいろいろな話を聞いたりしました。本当に地域のサロンです。

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今日はかき揚げ!これで600円です。全部美味しかったですよ。

そして相席になった方といろいろお話。推定70代のTさんは、お酒大好きでしょっちゅうマスヤバーに通っているそう。なんと!

Tさんのマスヤの楽しみ方は、おつまみを持参(マスヤは飲み物しかないので)して、隣の席の人におすそわけしていろんな話を聞く、のだそう!

「私、若い人の話を聞くのが大好きなの♪行ったことが無い場所から来た人の話しなんか聞くのは本当に楽しいわ♪」というTさんの目はとってもキラッキラしていて、Tさんも本当に素敵だし、下諏訪本当にいいところだなと思いました。

そうそう、ここに来たら中田五郎さん(ライターで下諏訪に移住された方)に遭遇!この日はお仕事で、ここの記事を書くのだそう。

そしてずっと会いたかったみみさん(サロンしもすわの娘さん)にも会って、たくさんお話ししました。パンクロックが好きなみみさん。音楽の話もたくさんしました。私も怒髪天聞こうかな~!

サロンしもすわは、美味しくてしかも安いごはんを食べながら、地域の方なんかといろいろお話ししたい方にとってもおすすめです。

みみさんにもチラシをお願い。中田さんにもお渡ししたら、近くのcafe TACなら置いてくれると思うよ~!と教えて下さり、cafe TACへ行くことに!

あ、このあいだ宝華(中華料理屋さん)に行く時に通ったところだー。一緒に行った友達(長野県民)は有名だよ~と言っていた。思い出した。

ガレットが有名だそう。この日はとりあえずお茶のみ。

たぶん、ご夫婦で経営されているのかな。ご夫婦とお友達と3人でお話をされていたのですが、会計をするときに、「実は、私山梨でイベントをやっていまして、、、」とチラシを置いていただけるかお願いしたら、いろいろお話しをして下さって、「近くのninjinsanていう古道具屋の人が今から来るから、そこにも置いてもらえると思うから待ってたら?」と言って下さいました!!!おおおー。うれしいーーー!!下諏訪の方々はみんな本当に優しい!!

ninjinsanについては、こんな記事ありました。

Nagano Nippo Web » 質蔵を改装 下諏訪町御田町に古道具店オープン:長野日報のニュースサイト

そう、私今回ninjinsanでほうろうのケトルを買うのも目的の一つだったのです。が、ninjinsan(小口さん)がここにいらっしゃる、ということは今日はお店はお休み!しまったー。まあまた次回買おう。

いらっしゃるまですこし時間があるみたいなので、私はフレールへ行ってまた戻ってくることにしました。そう、例の105円のシュークリームが食べたかったのです。

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美味しかった上めちゃ安いので、TACさんとリビセンへお土産にすることに。

そしてTACさんへ戻ったら、ninjinsanがいらしてまして、ちょっとお話し。今ほうろうのケトルは1つあるそうで2,000円代。欲しいな~と言ったら、なんとお休みなのにお店を開けて下さるとのこと!!わ~い(*´∀`*)すみません。。。。そしてチラシも置いていただきました!ありがとうございます。

そこで買ったケトルがこれです。

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蓋のちょっとこすれてるところもポイント!

このあと、完成したリビセンに行った時も思ったんだけど、私古いものかなり好きかもしれない。

自分の部屋は、アジアンに憧れているけどコンセプト揃ってないみたいな雰囲気で、服はアジアンと古着とスポーツ系が好きなんですが、だんだん自分の好みがわかってきた!!

やっぱり1点ものが好きだなあ。本当に好きなものを長く大事に使いたい。ミニマリストにも憧れるけど、欲しいものはたくさんあって、そういうものを少しずつ集めて好きなものだけの場所を作りたいなあ。。。

ninjinsanにもまた行っていろいろ集めたいなと思いました。

まだ続くんだけど、既に3000字になったのでまた明日書きます。

假屋崎省吾さん講演会⇒タテタカコさんライブ

昨日は本当に素晴らしい一日でした!!美しいものにたくさん触れて、私もだいぶ浄化された気がします。(^ω^)

去年は毎月欠かさず行っていた、『武田の里ライフカレッジ』(山梨県韮崎市が主催していて、年会費5,000円でいろんな人の講演を10回聴くことができる文化的催しで、参加者はだいたい60歳以上が殆ど。)ですが、今年は忙しくてやっと2回目。11月は假屋崎省吾さんの講演だったのですが、とってもゴージャスで楽しいひとときでした。

というのも、假屋崎さん、ただ話をするだけかと思いきや、緞帳があがるとそこには5つの大型フラワーベース(っていうのかしら?)が。

なんとお花を、それはもうスルスルと1ミリの迷いもなく生けながら、人生についてのとても楽しいお話しをしてくださいました。(最後に撮影の時間を下さいました。)

ステージをあちこち行き来しながら、ご自分の人生・花が身近にあることがいかに大事か・美しいものがもたらすパワー・元気に過ごせる生き方など、假屋崎さんなら、ただ話をしているだけでも絶対に面白いのだけれど、その会話の間にも、ステージの上は鮮やかな花でどんどん空間が埋め尽くされていって、そして誰もがそこに、始まった瞬間には存在しなかった物凄いエネルギーを感じていたと思います。

ものすごく説得力のあるライブでした。

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まさかこんな実演を見られると思っていなかったので、カメラを持っていけばよかったと後悔。でも前の方に座ったので、ほんとうに美しいアレンジが仕上がっていく瞬間を間近で見ることができて、とても贅沢なひとときでした。

花を飾ろう。色を大事に考えよう。感性を磨こう。美しいものをたくさん見よう。ほんとうに気に入ったものだけを使って、ほんとうに好きなことだけをして生きていきたいと思いました。

その後、夜はタテタカコさんのライブを観に甲府へ移動。

Tate Takako Official

タテさんはほんとうにもう、北から南へ毎月いろんなところでライブをしていらっしゃるのですが、タテさんのインスタグラムを見ていると、いつも変わったすごくいい雰囲気のあるところでライブをされているなあと思っていました。

いわゆるふつうのライブハウスでのライブのほうが、少ないんじゃないかな。そして、今回も、それは素敵な空間が用意されていたのでした。

hana-kuni.com

この、甲府にある『花国』という花屋さんにはイベントスペースがあって、タテさんのライブがここで行われたのですが、こんな素敵なステージだったのです。

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三代目のナナさんHideさん御夫婦の企画。

最初はピアノの上に木の枝が組んであって、それだけでも十分素敵だったのですが、縦さんのライブ中に、Hideさんがどんどんお花を生けていって、このステージも周りも照明にもすごくこだわった演出になっていて、とても幻想的な空間でした。

タテさんは1時間40分くらいのステージだったのですが、主に、7月に発売された最新アルバム『業』からのナンバー。ゆるやかでのびやかな、やさしくて美しい田舎の雰囲気のような、こんな音楽にぴったりの、それはすばらしい空間でした。

みんなじゅうたんに座って聞いてました。これもまたよし。

好きな音楽はやっぱりこうやってのんびりゆったり聴きたいよ!!!!

そして終演後には、アレンジしたお花全て、持って帰っていいですよ~ってことで私もいただきました。

假屋崎さんの講演を聞いて、さっそく何か部屋に飾ろうと思っていたので、なんとすてきなタイミング。

全く偶然だったのですが、花が大きく関わる二つのイベントを一日の間に2回観たら、本当に昨日とは気持ちが全然違うんです。

お花が飾ってあるだけで、この美しさを基準に部屋を綺麗にしたいなあと思うし、ほんとうにパワーが湧いてきます。

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よし、今日から花を絶やさないぞ。

そうしたら、花が長く生きられるような心地良い空間が、だんだん作られていく気がします。

ちなみに、タテさんも出演の私のイベントは来年2月25日(土)@甲府市桜座です。
宜しくお願いします!!!

私も舞台とかにお花を飾ろうかな。。。

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冬の、下諏訪マスヤゲストハウス

先日仕事帰りに、また下諏訪はマスヤゲストハウスへ行ってきました。

家からマスヤゲストハウスまではちょうど一時間です。まあ、近くはないですけれど東京方面から来る方々に比べたら気軽に行ける・・・と言っていいとおもう。甲府にもたまに飲みに行きますが、それと同じような感覚ですかね。そう、わたしの家は下諏訪駅と甲府駅のちょうど中間くらいですな。

帰宅時間帯というのもあり、なんだかんだでやっぱ一時間はかかるなー。道は結構分かりやすいので好きです。20号をほぼまっすぐ。富士見抜けてからメリーパーク(地元ネタですが。)らへんまでは混んでる。一回空いて上諏訪手前からまた混む。真澄まで来ると、もうすぐだー!!!(*´∀`*)ってなる。

マスヤに到着して思ったのは、意外にあったかい!!!!

夏に来たときは、この建物冬になったら寒そうだな~ってすごく思っていたのだけれど、すごくあったかかった。ガラス戸が多いんだけど、意外に気密性高い!あと大きなテーブルは、こたつになってました。

っていうか、私は旅行者が言う「諏訪は冬厳しい」に、同じ都会人のように「うんうん」って言ってたけど自分が住んでるところも同じような環境だ。というかむしろうちのほうがたぶん寒い。

夏の最も暑い時より、冬の方が快適な気すらするぞ!!

f:id:sakelog:20161111200547j:plain今日はカモミールティーにしました。(300円)


そう、以前泊まった時に忘れたブレスレットを大事に保管して下さっていまして、無事手元に戻ってきました。ありがとうございました。

今日は、おなじみA1理論さん(こないだ会ったばっかだけど。)

okite.hatenadiary.jp

そして初めてお会いしました、ちえりさん

お二人に会うのが目的!!

到着したらお二人は温泉に行ってまして、先にバーでくつろいでおりました。

前回来たときより、人少ない。寒くなったからかな?

(でもこの直後に6人くらいの団体さんが到着して一気に共有スペースが混んだ。)

そして温泉から戻ったA1さんと再会。その後ちえりさんとも初めまして~!

ここからカレーを作りました。

材料はマスヤ近くの、ご自宅(ですよね?)で野菜を売ってる老夫婦の野菜。

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じゃがいもの代わりにかぼちゃを入れます。

作ってたら途中経過の写真撮るのわすれた。

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カレーはすぐできるからいいですねー!!!

しかし、カレーほど各々のこだわりが出る料理もないかもしれん。

テキトーさ加減が同じ人と作ると平和な気がします(^O^)

ちえりさんの素敵な盛りつけに、マスヤのキッチンのテーブルに置いたら、どうよこれ!!??

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おしゃれカフェに来たみたいでしょー!!!

交流できる共有スペースもいいですが、あまり人が来ないキッチンも落ち着いていいですね。

諏訪の魅力やミニマリストについて語る。

そうそう、このあいだお会いしたとれいCさんも、この日お会いしたちえりさんも、若いけどすごくしっかりしているなーと思いました。やっぱりブログを書く人は自分のビジョンをしっかり持っている人が多いですよね。


さて、どんどん訪れる頻度が高くなってきたマスヤゲストハウスですが、私はHPかFacebookページか、どっちか忘れたけれど初めて見たときに、共有スペースにたくさん人がいる写真が載っていて、「絶対自分には溶け込めないところだー」って思ったんですよね。

常連さんがたくさんいて、旅慣れた人ばかりで、コミュニティが出来上がっていて・・・とか、そんなイメージ。

そして全然そんなことはなかったです。

私は海外も殆ど行ったことないし、バックパッカーじゃないし、旅行は好きだけれど近場しか行かないし、あんまりハードな旅は好きじゃない。でも、こんなゲストハウス初心者にほんとうにピッタリの場所!そして熟練者にも絶対不足はない!

どこに泊まっても、またここに戻ってきたくなりますね。また来ます。

ゲストハウスHAKONE TENTへ行く

私は眠りが浅いので、特に場所が変わると更に眠れません。誰かと宿泊しても絶対一番最初に起きます。

というわけで、この日も早朝に目が覚め、Twitterやらも見尽くしたので散歩へ行くことにしました。

toiは前日夜にお願いすれば翌日の朝食も用意してもらえるのですが、話に夢中になってお願いするのを忘れていたので、今日の朝ごはんはここかなーと、散歩をしながら・・・。最寄りのパン屋さん。

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toi~駅間をのんびり往復して戻ってくると、みんなも支度を始めていたところでした。

カフェスペースでちょっとくつろいだあと、toiをあとに。

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渡邉ベーカリーさんで朝ごはん。4人がけが3席くらいあったかな。とっても美味しかったです~。2個は無理かな~と思ったけど、余裕で食べられました。帰り道のおやつ用にも買っておけばよかったな。。。

昨日の時点では、A1さんにまたこっちまで来てもらうことになっていたけど、余裕があったので、4人で強羅へ向かうことに!TENTも行ってみたいしね。

というわけで、再び登山鉄道へ。

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彫刻の森美術館!

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山~!!!

そして強羅へ到着。ここから箱根登山ケーブルカーに乗り換える、いちおうターミナル的な駅(?)なので、けっこう観光地!という印象。箱根はすごいねー。山の中にいろんなスポットがあっておもしろい。自分の中では江ノ電の山バージョンみたいな気がしました。ほんとうに民家の近くを電車が通ったり、駅ごとに色があったり。

ここは強羅駅を出てわりとすぐ。

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わかりにくいけど、奥の山でもくもくしているところが大涌谷です。ちなみにこの日は、なんと月2回のロープーウェイの点検日で大涌谷へは行けませんでした!!

なので、2年前に行った大涌谷付近とロープーウェイの写真を貼っておきます。笑

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去年6月に小規模な噴火が起こった大涌谷ですが、すくなくとも、箱根湯本や強羅は平日でもお客さんけっこういましたけどね。もう客足は戻っているのかな。まだ少ないのかな?

駅まで迎えに来てくれたA1さんに連れられ、HAKONE TENTへ!

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HAKONE TENT | HOSTEL & RELAXING BAR HAKONE TENT | 箱根町強羅のゲストハウス・ホステル

このTENTも、マスヤゲストハウスや地球を旅するCAFEや、そして今リビルディングセンターJAPANを立ち上げたばかりの東野さんが、Bar兼共有スペース・エントランス・キッチンのデザインを担当したゲストハウスだそう。

www.guesthousetoday.jp

共有スペースにお邪魔させていただきました。

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ああ~やっぱり東野さんのデザイン、素晴らしいですよね。

なんというか、こどもの頃にこどもの目線で憧れていたものと、大人になってから大人の目線で憧れるもののミックスアンドマッチに虜になるんだなあと思います。

ただ、オシャレっていうんじゃないんだよなー。ただ古いとかでもなく。

私はやっぱり、今の生活の中にいて郷愁を感じるものが好きなんだ!!!

この話は長くなりそうなので、またそのうち。

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そして、今日これからどうするかの作戦会議~。

ここで、n00さんが、いろいろあってtoiへ戻ることに!!笑

この時はまた会えると思っていましたが、この瞬間が今回の旅でn00さんとのお別れに~(^_^;)

ミキコさんが13時前の電車で帰るそうなので、私も何も決めていなかったけど、一緒に帰ることにしました。

とりあえず、駅前にカフェの看板があったよね~っていうことで、カフェに移動。美術館に併設されてる小さいカフェを目指し、駅からケーブルカーの線路沿いを3分くらい歩きました。

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plaisir de l'oeuf (プレジール ドゥ ルフ)

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外。来たときここにフランス人ぽいカップルがいらっしゃって、めっちゃ絵になってました。そう、箱根はおしゃれな外国人カップルがたくさんいました!

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中はこんなところ。

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朝パンふたつ食べてしまったので、ローズヒップティーにしました。ケーキ食べるか迷ったけど、お昼に海鮮丼食べたいなーと思って(まだ言ってる・・・)我慢。

だけど、後からHP見たら、ここに来てスイーツ食べずに何食べる?!っていうお店でしたわ。バカーーー!まあいいや。また来よう!

A1さんが頼んだカレー。これもめっちゃおいしそうでした。

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結局ここでもひたすらトーーーク!!

うん、このつどいは、どこに旅行に行ったとしてもカフェ的スペースがあればもう十分なのだ!!あくせく観光しなくても十分に楽しい。

結局電車の時間ちかくまでここで過ごして、駅前でお土産を買う。

ミキコさんおすすめのラスク、めっちゃ美味しかったです。たぶんメジャーな箱根土産。もっと買えばよかったなー。通販もあるんですね。頼もうかな。まあ、また行った時の楽しみでもいいか。

www.hakonerusk.com

n00さんがちょうど宮ノ下を出るタイミングで、私とミキコさんも強羅を出る。

A1さん、とれいCさんお世話になりましたー。たぶんまたすぐ会える気がする。

途中で電車すれ違うよなーと思って、実際n00さんが乗っている電車が停車している所ですれ違って、n00さんいないかなーと思って探したんだけど、見つけられず。惜しい。。。言っておけばよかったなー。

ミキコさんとは小田原でお別れしました!うん、お二人にもたぶんまたすぐ会える気がする。お世話になりました!!

そして、最後に残ってるミッション。小田原駅付近で海鮮丼を食べる!

・・・お店の名前わからなくなっちゃった。検索すれば分かると思ったんだけど、らしきものがありすぎて全然分からない。。。

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おすすめ海鮮丼にしたら、「しいらになりますがいいですか?」と言われました。

(しいらって何・・・?)

と思ったけど、知ってるふうに「いいですよー!」と言いました。

これっすね。

シイラ - Wikipedia


私が無知なだけかと思ったけど、近くの席の人も「しいら?あ、ああ、ハイ・・・」って言っていたから、少なくともメジャーではない!!たぶん。

親と友達に聞いたら、深海魚?でしょたしか?という反応でした。

深海魚ではないが、見た目は深海魚っぽい!(wikiの写真。)

まあ、そんな感じの知名度だと思います。

ふつうに美味しかったです。

まだ帰りのバスを予約してなかったのですが、ランチしながらスマホで新宿からのバスを予約。そして、かまぼこを買ったりして帰路に!

今回、今までに体験したことの無い濃い旅だったな~と思いました。基本一人旅が好きなのですが、初めて会った人ともこんなに楽しく時間をすごせるんだな~と、ブログから生まれる繋がりってすごいな~とつくづく思いました。

ふつうに生活していると、それだけでいろんなグループに実は属しているんだけど

・・・会社・家族・地域の繋がり・習い事・同級生・趣味のサークルとか、勉強会とかいろいろ、、、

そんな中でも、書くこと・読むことがわりと好き、っていうくくりは、追求する内容が違っても、考え方とかが似ていて居心地が良い人が多いんだなというのが、これまで生きてきてあまり気付かなかったことです。

ブログは奥が深い!!

これからもボチボチ楽しみながら書き続けたいなと思います。

お世話になった皆様ありがとうございました(*´∀`*)

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ゲストハウス箱根toi

坂爪邸をあとにし、バスで現実世界(熱海駅)へ戻ってきた。既に夕刻も近い!

(海鮮丼。。。。食べ損ねた。。。。)

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熱海駅から小田原の間で、電車から見える穏やかな海が、熱海の締めくくりだなあと思いました。熱海また行きたいな。坂爪さんちにまた行きたい。

これから山に向かいます。

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小田原から箱根登山電車に乗り換え。だったんだけど、ホームの手前で待ちぼうけてたら、箱根行はずっと後ろの方から発車だった!!!

1本乗り過ごしました!笑

そんなこんなで、箱根登山鉄道の宮ノ下へ。

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老舗の『富士屋ホテル』があるところです。(とミキコさんに教えてもらいました。)

駅を出たら、駅前のお店に、セルフ甘酒!100円。飲まないわけがない!!私たちのために用意されていたかのような。(みんな甘酒好き!・・・あってる?)

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小田原・箱根宮ノ下|森メシ- MORI-MESHI -

ここで夜ごはん食べればよかったな。。。内装もすてき!結構賑わってました。

その隣には、足湯+雑貨屋+ギャラリー+カフェの『ナラヤカフェ』

NARAYA CAFE - ナラヤカフェ


小さな駅だけと、お店がずっと続いてました。しかもみんな味のあるオシャレなお店。

うん、熱海とはだいぶ雰囲気が違うぞ!笑

観光客の年齢層も絶対若いな。

ここでもA1さんが、颯爽とiPhone片手に、ゲストハウスtoiへの道を先導して下さりました。

そして、toiではn00さん n00 が待っております!


A1さんは強羅のTENTというゲストハウスに泊まる予定で、ミキコさんもTENTに泊まりたかったんだけど、満室・・・万床?だったため、ネットで検索して、なんとA1さんも知らなかったゲストハウスtoiを発見。最初はミキコさんだけが宿泊予定だったんだけど、とれいCさんとn00さんも、前日くらい?に泊まることに。そして当日になって私も泊まることに!

そう、前々日はtoiも女性ドミトリーは満室だったのだけれど、A1さんが教えてくれた裏ワザ「ネットでいっぱいでも電話してみる」を使い、実際キャンセルが出て空いてたところに予約ができました。(っていうやりとりをおぼろげに記憶しているが、この流れあってるかな?違ってたらすみません。)

そして私も当日の朝、みんなが干物を食べている時に、よしっ今日は箱根に泊まろうと思って、toiに電話したらやっぱり空いていたので、無事女性ドミトリーに泊まることができました。

toiへの道は、駅を出て途中までは国道1号沿いの道で分かりやすかったんだけど、1号を外れると、ちょっと山道・・・あれ、今日どっかで見た光景だな。笑

といっても、坂爪邸付近ほどの急勾配でもなく、時間も駅から10分程。暗かったからちょっと遠く感じましたが、翌朝駅まで散歩したら道も分かりやすく、街と山の融合がとても素敵なところでした。

hakone-guesthouse.com

そうは言っても、夜はなかなかに暗い。初めてで一人だったらだいぶ心細いと思います。

坂を登っていると、それらしき明かりが!

これは朝撮った写真ですが、こんなところです。toi

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周り、山!!!

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入ってすぐ、カウンターと4人がけテーブルが2つ。2人がけソファが1つ。こじんまりしたかわいいゲストハウスです!!私が今まで行ったところの中では一番小さい。

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ここでn00さんと合流。初めまして~。なかなか着かないから心配されてた。笑

なんだかんだで18:30くらいだったかな。

そして、TENTは温泉でいいよねーって言っていたら、なんと、toiにも温泉があったのだ!!!シャワーが一つと、別に、シャワー+バスタブの方が温泉!源泉掛け流し。なんだー、もうtoiでよかったじゃん!という話。

ドミトリーは、これも初めての、布団!

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7人部屋で、6人埋まってました。私たち以外にも先に女性がお二人いらしてました。むしろ、私たちがいなければ、この日女性ドミトリーは2人だったのか。平日はやっぱり空いてるようです。

さてA1さんをお待たせしておりましたが、テーブルスペースをほぼ貸切り、5人でウェーイ。

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っていうかまさかのビール切れてたんだった。おーぃ。笑
梅酒美味しかったですけどね(*´∀`*)

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私はそぼろカレーだよ。¥700 今日初めてのご飯的ご飯。

(海鮮丼食べ損ねた。。。。まだ引きずっている)

こっから長いよ。永久に途切れない話。主にブログの話。はてな初心者なのでいろいろ教えてもらいました。そして坂爪邸のことや、熱海と箱根の違い。でも結局下諏訪の話。リビセンの話。マスヤの話。になるよねー笑

toiもとっても素敵なゲストハウスでした。お若いカップルお二人で経営されていて、このお二人の気遣いがとても心地よかったです!!おかげさまで本当に楽しい夜でした。

とってもゆるやかな空気が流れていたのですが、そう、A1さんはこの山から駅まで戻り、強羅に行かなければならないのだった。今日も(いつものように)全て仕切っていただき、ゲストハウスまで送っていただき、こんなまったりした空気の中一人夜の山道を帰らせてしまい、申し訳ない。ありがとうございました。

そのあとの女子会もまだまだ盛り上がっておりました。笑

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toiはお風呂が最高だな~。いいお湯でした。贅沢だ~!!!

今年の5月にオープンしたばかりなので、とっても綺麗。

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ご飯はありますが、軽食に近いので、外で食べてきて、二次会・三次会的な使い方がよいかと思いました。最寄りのコンビニ(1号線沿いのセブン)・ご飯屋さん・パン屋さんもちょっと歩くので、諸々入手してから向かうと良いかな。

あと夜寝るとき蚊がハンパなくて、それだけがほんと残念でした。

でも本当に居心地よかったです。また行きたい。

翌朝、みんなまだ寝てたので散歩。

 

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f:id:sakelog:20161105004730j:plaintoiの近所。旅館がいっぱい。

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駅前。ナラヤカフェ。定休日~。

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旅はもうすこし、続く。

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坂爪圭吾さんの家へ行く

昨日はこの記事を書ききれず、下書きにしていたのですが、今朝A1理論さんが書いた記事を読んで、分かりやすさに感銘を受けました。

坂爪圭吾さんがどんな方かというのはこちらをご覧下さい。(手抜き。笑。だってめっちゃ分かりやすいんだもの↓)

okite.hatenadiary.jp

今回の熱海旅行は、元々皆さんの予定が決まっていたところに、私も休みがたまたま重なったので参加させていただくことにしました。

そのグループの中で、「坂爪さんの家に行く件~」という会話が流れてきまして


・・・・え、坂爪さんてあの坂爪さん??!!坂爪圭吾さん???

あの、私大好きですけど!!!!!

ibaya.hatenablog.com

坂爪圭吾さんは、私の中では、もう現代の哲学者!神!

坂爪さんのブログを読み始めたのは一年半くらい前だろうか。

初めてその文章を読んだ瞬間に、「ああ!こんな人がほんとうにいるんだなあ」と思いました。

かつての自分が抱えていた気持ち

人に良く思われたい・人に好かれたい・嫌と言えない・違うと言えない

そういった、格好悪くて無駄で哀しい気持ちとは無縁の、そのままの自分で、淡々と、誰に媚びることなく何を無理することもなく、そこにあるものだけで生きていく、比喩じゃなくて、実際に最小限の荷物で歩いていく(これも比喩じゃなくて、実際に「歩いて」いる。笑)、心理的にも物理的にも荷物を持たず、ただシンプルに歩く

こんな生き方に憧れずして何を好きというのかと思いました。

救われた数々の言葉。そのひとつ。

この日この瞬間に聞けて良かったと思った言葉。「あなたが生きているだけでうれしい」と思えることの大事さ。

そう思えなくなったとき、今ちょっと何かを間違えているかもしれないと思うことにした。

坂爪圭吾さんのブログは、今の社会に生きながらいつも携帯していたい哲学書のような、そんな存在です。

・・・・という方のおうちに行く!

坂爪さんが熱海の話を書くたび気になっていたあのおうちへ!!

た、楽しみすぎる。。。

途中、坂爪さんは当日いらっしゃらないことが判明しましたが、自由に入って過ごして下さって構わないとのこと。。。さすが!思っていたとおり。

坂爪さんと連絡をとって、この企画を実行してくださったのはミキコさん。私もぼんやり「いつか行ってみたいな~」という気持ちはあったのだけれど、自分一人ではきっと実現しなかったでしょう。ほんとうに感謝!!


さて、カフェでまったりしたあと、とりあえず熱海駅へもどり、坂爪さんの家を調べる。

結構歩くようだ。。。

(タクシーにのりたいな。。。)

・・・だっっから私はダメなんだよ!と思う。笑

これだけ坂爪さん好きだーとか言いながら!

坂爪さんがいつも歩いている道を歩きたいよね。うんうん。暑いけど。結構山道っぽいけど。うん。大丈夫!!!

そしてiPhoneを手に「よし、俺が先導する!」と先頭きって歩き出したA1さん、頼りになるなーと思ったのでした。(下諏訪に詳しいだけじゃなく、基本、地図や案内が得意なんだなー。)

A1さん・ミキコさん・とれいCさんと私の4人で出発~。

(この夜泊まるゲストハウスも、A1さんが泊まるわけじゃないのに全部先導していただき、ありがたくもちょっと反省。今度から自分も進んで調べていこう。)

そして歩き始めたら、・・・・・まあまあきついわ!!!何より急に天気がよすぎる!!暑い!!

坂爪さんはいつもここを歩いているのかな?きっとそうだよな。すごいな。。。

でも、やっぱり歩いてよかったです。2/3くらいまで登ったところで見えたこの景色。

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朝、砂浜で見た海とは、繋がっているのだけれど違う、秘密の場所のような海の切り取り方。何だか時が止まっているかのようでした。

この辺でひとやすみして、ちょっと先の集落へ。

A1さん「このへんなんだけどな~」と、細い道を行くと・・・・

あ、こ、ここだーーーーー!!!!

坂爪さんの名前を発見!!

A1さん、完っ璧な先導でした。

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戸を開けて、おじゃましま~す。(すべての写真掲載の許可、いただいております。)

天気良かったから家の中は結構暑い。

窓を開けさせていただきました。間取りは2K。

窓の鍵が、私が昔住んでいた家と同じで懐かしい。棒を穴に差し込むタイプ。

あっ、坂爪さんのブログで見たことがあるお財布!(ここを訪れた人が中身を、入れてくれても使ってくれてもいいという、あの。)

うん、本当にここ坂爪さんちなんだ~。

古いけれどとても清潔で、モノは本当に最小限。でも殺風景ではぜんぜんなく、小さな瓶に小さな花が生けてある。何箇所も。

縁側の小さなテーブルと本。

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わかりづらいけれど、ここからも海が見えるのだ。

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そう、この家に一歩踏み入れた瞬間から4人全員が、ただただ静かに心が安らぐような空気を感じていたのでした。

例えていうなら神社のような、でももっとダイレクトに一人一人の心に語りかけるような清々しさ。

ああ、モノが無いって素晴らしいなあと思いました。自分は、普段いらないものから発せられている負のエネルギーをかなり受けているんだと思いました。

そして、モノが無いことだけじゃなく、古くても端から端まで清潔に整えられ、ところどころに生けられた花とセンスの良いシンプルな家具が、家の古さに絶妙にマッチして、この空気を生み出しているのか?と思いました。

でも、この縁側みたいな雰囲気の古民家カフェってけっこうあるよな~と思って、何が違うんだろうって考えたら

当たり前だけど、ここが家だからなんです。

しかも、家主がいないのに、会ったこともない人にも勝手に入ってくれて構わないと言ってもらえる家。物理的に鍵はあるが、実際、鍵の無いような家。誰も拒絶しない家。何かが無くなってもおかしくない家。そして、なのに、きっと何もなくならない家。それどころか、むしろお金や本や食料なんかが勝手に増えてく家。笑

全ては人次第だ、と思いました。

なくしたくないと、鍵をかけて頑なに守れば、盗まれないかわりに、誰にも心の内を明かせない。何も失うものなど無いと、ただありのままに開いていれば、訪れる人が身構えることは何もない。

この家は、坂爪圭吾さんの生き方そのものだと思いました。

憧れて憧れて、辿り着けない境地。

成長したと思ったのに、また同じことで何度も何度も悩んでいる自分。

今この瞬間にも捨てきれない見栄や惰性。

私が捨てたくて捨てられないものは、服や家具や本だけじゃなく、自分のしょうもない心なんだよな。


行く途中に、最寄りのバス停が分かったので、帰りはバスで熱海駅まで戻りました。本数も結構ありました。行きの道のりを思い返したら、駅まではもう一瞬でした。190円。

全てがまぼろしのようでした。

あの空間で過ごした時間が、忘れられません。

私は、ただありのままに生きることを目指して、道はまだまだ続く。


旅もまだ続く。(一向に終わりません。笑)

  

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