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坂爪圭吾さんの家へ行く

昨日はこの記事を書ききれず、下書きにしていたのですが、今朝A1理論さんが書いた記事を読んで、分かりやすさに感銘を受けました。

坂爪圭吾さんがどんな方かというのはこちらをご覧下さい。(手抜き。笑。だってめっちゃ分かりやすいんだもの↓)

okite.hatenadiary.jp

今回の熱海旅行は、元々皆さんの予定が決まっていたところに、私も休みがたまたま重なったので参加させていただくことにしました。

そのグループの中で、「坂爪さんの家に行く件~」という会話が流れてきまして


・・・・え、坂爪さんてあの坂爪さん??!!坂爪圭吾さん???

あの、私大好きですけど!!!!!

ibaya.hatenablog.com

坂爪圭吾さんは、私の中では、もう現代の哲学者!神!

坂爪さんのブログを読み始めたのは一年半くらい前だろうか。

初めてその文章を読んだ瞬間に、「ああ!こんな人がほんとうにいるんだなあ」と思いました。

かつての自分が抱えていた気持ち

人に良く思われたい・人に好かれたい・嫌と言えない・違うと言えない

そういった、格好悪くて無駄で哀しい気持ちとは無縁の、そのままの自分で、淡々と、誰に媚びることなく何を無理することもなく、そこにあるものだけで生きていく、比喩じゃなくて、実際に最小限の荷物で歩いていく(これも比喩じゃなくて、実際に「歩いて」いる。笑)、心理的にも物理的にも荷物を持たず、ただシンプルに歩く

こんな生き方に憧れずして何を好きというのかと思いました。

救われた数々の言葉。そのひとつ。

この日この瞬間に聞けて良かったと思った言葉。「あなたが生きているだけでうれしい」と思えることの大事さ。

そう思えなくなったとき、今ちょっと何かを間違えているかもしれないと思うことにした。

坂爪圭吾さんのブログは、今の社会に生きながらいつも携帯していたい哲学書のような、そんな存在です。

・・・・という方のおうちに行く!

坂爪さんが熱海の話を書くたび気になっていたあのおうちへ!!

た、楽しみすぎる。。。

途中、坂爪さんは当日いらっしゃらないことが判明しましたが、自由に入って過ごして下さって構わないとのこと。。。さすが!思っていたとおり。

坂爪さんと連絡をとって、この企画を実行してくださったのはミキコさん。私もぼんやり「いつか行ってみたいな~」という気持ちはあったのだけれど、自分一人ではきっと実現しなかったでしょう。ほんとうに感謝!!


さて、カフェでまったりしたあと、とりあえず熱海駅へもどり、坂爪さんの家を調べる。

結構歩くようだ。。。

(タクシーにのりたいな。。。)

・・・だっっから私はダメなんだよ!と思う。笑

これだけ坂爪さん好きだーとか言いながら!

坂爪さんがいつも歩いている道を歩きたいよね。うんうん。暑いけど。結構山道っぽいけど。うん。大丈夫!!!

そしてiPhoneを手に「よし、俺が先導する!」と先頭きって歩き出したA1さん、頼りになるなーと思ったのでした。(下諏訪に詳しいだけじゃなく、基本、地図や案内が得意なんだなー。)

A1さん・ミキコさん・とれいCさんと私の4人で出発~。

(この夜泊まるゲストハウスも、A1さんが泊まるわけじゃないのに全部先導していただき、ありがたくもちょっと反省。今度から自分も進んで調べていこう。)

そして歩き始めたら、・・・・・まあまあきついわ!!!何より急に天気がよすぎる!!暑い!!

坂爪さんはいつもここを歩いているのかな?きっとそうだよな。すごいな。。。

でも、やっぱり歩いてよかったです。2/3くらいまで登ったところで見えたこの景色。

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朝、砂浜で見た海とは、繋がっているのだけれど違う、秘密の場所のような海の切り取り方。何だか時が止まっているかのようでした。

この辺でひとやすみして、ちょっと先の集落へ。

A1さん「このへんなんだけどな~」と、細い道を行くと・・・・

あ、こ、ここだーーーーー!!!!

坂爪さんの名前を発見!!

A1さん、完っ璧な先導でした。

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戸を開けて、おじゃましま~す。(すべての写真掲載の許可、いただいております。)

天気良かったから家の中は結構暑い。

窓を開けさせていただきました。間取りは2K。

窓の鍵が、私が昔住んでいた家と同じで懐かしい。棒を穴に差し込むタイプ。

あっ、坂爪さんのブログで見たことがあるお財布!(ここを訪れた人が中身を、入れてくれても使ってくれてもいいという、あの。)

うん、本当にここ坂爪さんちなんだ~。

古いけれどとても清潔で、モノは本当に最小限。でも殺風景ではぜんぜんなく、小さな瓶に小さな花が生けてある。何箇所も。

縁側の小さなテーブルと本。

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わかりづらいけれど、ここからも海が見えるのだ。

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そう、この家に一歩踏み入れた瞬間から4人全員が、ただただ静かに心が安らぐような空気を感じていたのでした。

例えていうなら神社のような、でももっとダイレクトに一人一人の心に語りかけるような清々しさ。

ああ、モノが無いって素晴らしいなあと思いました。自分は、普段いらないものから発せられている負のエネルギーをかなり受けているんだと思いました。

そして、モノが無いことだけじゃなく、古くても端から端まで清潔に整えられ、ところどころに生けられた花とセンスの良いシンプルな家具が、家の古さに絶妙にマッチして、この空気を生み出しているのか?と思いました。

でも、この縁側みたいな雰囲気の古民家カフェってけっこうあるよな~と思って、何が違うんだろうって考えたら

当たり前だけど、ここが家だからなんです。

しかも、家主がいないのに、会ったこともない人にも勝手に入ってくれて構わないと言ってもらえる家。物理的に鍵はあるが、実際、鍵の無いような家。誰も拒絶しない家。何かが無くなってもおかしくない家。そして、なのに、きっと何もなくならない家。それどころか、むしろお金や本や食料なんかが勝手に増えてく家。笑

全ては人次第だ、と思いました。

なくしたくないと、鍵をかけて頑なに守れば、盗まれないかわりに、誰にも心の内を明かせない。何も失うものなど無いと、ただありのままに開いていれば、訪れる人が身構えることは何もない。

この家は、坂爪圭吾さんの生き方そのものだと思いました。

憧れて憧れて、辿り着けない境地。

成長したと思ったのに、また同じことで何度も何度も悩んでいる自分。

今この瞬間にも捨てきれない見栄や惰性。

私が捨てたくて捨てられないものは、服や家具や本だけじゃなく、自分のしょうもない心なんだよな。


行く途中に、最寄りのバス停が分かったので、帰りはバスで熱海駅まで戻りました。本数も結構ありました。行きの道のりを思い返したら、駅まではもう一瞬でした。190円。

全てがまぼろしのようでした。

あの空間で過ごした時間が、忘れられません。

私は、ただありのままに生きることを目指して、道はまだまだ続く。


旅もまだ続く。(一向に終わりません。笑)

  

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熱海のコワーキングスペースnaedoco→カフェRoCA

皆さん朝食を食べ終え、佐々木さん・すんこさんとお別れしたのち、A1さんが、「この近くにあるコワーキングスペースに行きたいんだけど」と言ったので、みんなでそこへ行くことにしました。

コワーキングスペースというのは、フリーランスの方とかが使う、共同のオフィスみたいなもの・・・ということでいいと思います。

ほんとうにマルヤさんのすぐそば、なんとお土産屋さんの二階の元カフェだったスペースにありました。(最初、お土産屋さんの二階というのが意外すぎてたどり着けなかった。めちゃくちゃ近所なのに!笑)

naedoco.jp

はい、ここです!!naedoco

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当然ですが、フリーWi-Fi、快適なテーブルに、パーテーションで区切られた会議スペースも!!あとはコピー機やFAX、飲み物や、普通の会社に基本ありそうな文具など揃っていました。読書コーナーもありました。キッチンもあった!

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スタッフの方にいろいろ案内していただきました!

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・・・なんか、リビセンに似てる。

というか、ブログ書いてたりゲストハウス泊まったり、こういうところに来てみたいとか思う人とか、そう思われるような場所を作ってる人はだいたい似てる。(もちろん、似ているようで違うところもあるが。)

naedoco海も近いし、近所にご飯屋さんもいろいろあるし、ここでノマドとかそんな生活いいな~と思いました。(私は全くなんのスキルありませんが。)

ああ~旅をしながら暮らしたいな・・・・。やっぱり海が好きだな~。

パートナーや、まして子供がいたらなかなか難しいけれど、私は独り身なので、子育てとかはたぶん経験できないけれど、だから、そういえばどこで暮らしてもべつにいいんだよなーと思って、旅行に行くたびに、ここで生活するってどんな感じだろうということをわりとリアルに考えたりする。


ちょっと考えたけど、海はできることならしょっちゅう訪れたいが、住むとなるとちょっと違う気もする。20代までは全然思っていなかったけれど、実は、自分にはやっぱり山の空気とか水が結構合っているのかもしれない。

でもエネルギーを補給しに、海には度々行きたいなと思う。

naedocoでも結構まったりしてから、マルヤさん向かいの、ベジカフェRoCa(ロカ)さんへ移動。

caferoca.jp

マルヤさんと同じ会社machimoriさんが経営しているようです!

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さすが静岡、ということでお茶の種類が多かったです。

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テーブルが元々なんかの戸?

私はややお腹も空いてきたところだったのですが、お昼は絶対海鮮系の何かを食べるんだ!と思っていたので(だがこの日まさかのランチ食べそこね。)チーズケーキと紅茶にしました。

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豆腐とレモンのチーズケーキだっだっけな。とっても美味しかったです。紅茶も!!今も味を思い出してまた食べたいなーと思うくらい美味しかった。。


内装はこんな感じ。

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ごはんもおいしそうだったので、食べればよかったな。(*´∀`*)

ここにもたぶん、2時間くらいいた??話は永久に尽きない!!

そしてやっと、坂爪圭吾さんの家に向かうよ!

 

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オフ会で熱海のゲストハウスMARUYAへ行く

そんなこんなで、はじめてのおふかい!(笑)

(以前マスヤで会ったのもオフ会になるのか?まあいいや。。。)

少し前からTwitterメッセージのグループにてやりとりをしていたので、初対面の方も多いが、とにかく楽しみでした!!!

皆さんは一日先に、熱海を満喫されているよう。夜はマルヤさんというゲストハウスに宿泊とのことでした。

guesthouse-maruya.jp

おっしゃれ~。カプセルなのもいいですね。私はカプセル好きです!落ち着く。またの機会に私も泊まってみたいです。

さて私はというと、初日は仕事を終えてから甲府の兄の家に泊めてもらい、朝イチで甲府から熱海に向かう予定でした。

だが、この日もけっこうな残業になり、しかも直前までなんの準備もしておらず、10分で旅行の支度をしました。旅慣れてきたな~とも思いましたが、多分何か忘れていると思い、そしてやはりスイカを忘れていました。

まあ、スマホと財布さえあれば、あとはなんとかなるのです。

トコトコ各駅で甲府へ向かい、兄の家へ。バッカス甲府というゲストハウスにも泊まってみたいのですけどね。また近々!

そうそう、兄とも今一番したかった話ができてよかったです。話しているうちに夜は更けていく。翌朝は5時半起きだったので、早めに寝る。といっても結局1時前くらいかな、寝たの。

翌朝は甲府駅発6:24のワイドビューふじかわに乗りました。ワイドビューふじかわとは、甲府と静岡を結ぶ身延線において、一日に7本しか無い特急列車です。多分初めて乗りました。静岡へ行くとなると、基本車ですからねー。と言っても私一人では行けない。そして、静岡自体あまり行く機会がありませんでしたが、今回の旅でもっと行きたくなりました!!!(*≧∀≦*)

平日だったのもありますが、甲府からはとっても空いてました。席、選び放題です。コンビニで買ったパンを食べながら出発~。

富士という駅まで1時間40分くらい乗ります。途中は中央線同様、山が多いです。

同じ山梨といえど、私は反対側は長野県の県境に住んでいるので、市川大門とか身延とかも、あまり馴染みが無いのですが、静岡同様、もっと来たいなと思いました。実はそんなに遠くない!

そして、富士の手前「富士宮」駅付近になりますと、富士山がもっとも美しく見えるスポットです。

天気が良ければ、進行方向に対して左側の窓側に座りましょう。シャッターチャンスが多いです。私は右側に座っていたら、富士山の写真を撮り損ねました。しかも「あ、もう雪が降ってるんだ~」と思ったら、この日が初冠雪だったもよう!悔やまれる。。。

富士宮を過ぎると、だんだん富士山が遠ざかっています。(とは言っても大きいですけど。)富士駅ホームは完全に死角です。

あと、雲がちょっと増えるとすぐ見えなくなったりするので、綺麗に見えた瞬間は逃したくない!!

まあ、また行きますよ。ふじかわにもまた乗ることがあると思います。

さて、富士で降りて東海道線に乗り換え。熱海まで一本です。

富士宮も富士も都会ですな。山梨とは違う雰囲気!!

そして沼津から乗車のミキコさんと合流しました~。

ミキコさんは、おうちと熱海が近いので、昨日一日の行程を終え、一旦ご自宅へ帰宅され、朝また皆さんと合流、の手前で私と合流していただきました。

ミキコさんとは先月マスヤでお会いしていたので、安心!!再会できてとても嬉しかったです。

そして熱海着。

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建設中の駅ビル!
完全に都会です。

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駅前の商店街はこんな感じ。楽しそー。干物やかまぼこなんかが多いかな。買いたいけど道中長いので見るだけ。。。

そして皆さんが泊まっているゲストハウスに向かいます。徒歩15分くらい。やや遠い。

そう、今回反省したのですが、私は普段の旅行だと結構人を先導するタイプなんだけど、今回は先導してくれる方がいたので、行く場所について詳しく調べていませんでした。任せっきり!でも、先導して下さる方がいても、自分もちゃんと行き方は分かっていたほうがいいですよね。見えるものも違ってくるし!

前日も来ていたミキコさんの後について、マルヤさんへ。

お、オシャレな建物が見えてきた!と思ったら

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みんな朝食の干物を焼くところ!!!

干物はすぐそばのお店で購入したものだそう。めっちゃ美味しそううううう~!!!!!

そう、ここで

おなじみA1さん
A1理論はミニマリスト

お初です
とれいCさん

さよならいいこ

すんこさん

すんすんらんど

佐々木さん

ミニマリズム – Minimal&ism

に、初めまして~!!(*´∀`*)

とれいCさん、若!細!
すんこさん、きっとデキル女!かっこいい!
そして、佐々木さん

佐々木さんて、あの、佐々木さん。。。。

7月にサンドニさんに会った時に聞いていたのですが、そう!皆さんはミニマリストでして、主にミニマリストのブロガーオフ会で知り合ったのだそう。

ミニマリスト、という言葉は元々知っていたけれど、私が深く感銘を受けたのは、そう、佐々木さんの本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』です。その佐々木さんです。この本はもう6回くらい読みました。憧れの!!佐々木典士さん!!!!(*´д`*)

写真では幾度となく拝見しておりましたが、穏やかな、寡黙な感じの方でした。ご挨拶するのが精一杯でした!!!

・・・写真撮ってもらえばよかったな。。。。

さて、皆さんは朝食タイムなんですが、私はお腹も空いていないし、まだ海を見ていないし、今日は海側には行かないということで、皆さんがご飯を食べている間、目と鼻の先の海岸へ一人で行ってみることにしました。

そう、海なし県に住む私は海が本当に大好きなのです!!!(とは言っても、もう泳ぐことはないですが。)海に行くとパワーを貰える。これは湖に行っても近い感覚があって、だから諏訪が好きなのかなとよく思っています。

マルヤから徒歩5分くらいの海岸。

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ヒヤッホィィ!!!

海岸でおじいさん二人組が、アウトドア用のテーブルセットでビールを飲みながら楽しそうに海を眺めていて、最高だなー!!!!と思いました。海好きだーやっぱり。たまには海からのエネルギーを補充しに来ないとなと思いました。

このあと、佐々木さんとすんこさんとはお別れ。

この日のメインイベントは、かの有名な”坂爪圭吾さん”の家へ行く!

そして午後には箱根へ移動、のつもり(私は)だったのですが、まあそんなにすんなりと事が運ぶわけはないのでしたー。

時間に縛られない旅っていいですね。まだ、続きます。


(長すぎか。ひっぱりすぎか。書きたいこといろいろありすぎるんだもの。)

ブロガーのオフ会に参加する①

さて、はてな初心者・オフ会初心者(最初に言っておく!)の私が、4ヶ月前には会ったことも、ブログを読んだことも(たぶん、、、)なかったブロガーのみなさんと、熱海と箱根へ行き、めちゃくちゃ楽しい二日間を過ごした様子をつづります(*≧∀≦*)


そもそも、私がこの場所にたどり着いた経緯は

かさこ塾へ行き、新たにブログを始めようと思う⇒いろいろ考えたけど、はてなブログにしてみる⇒全然知らない人が読んでくれる!びっくり!!!⇒A1理論さんのブログに辿り着く(たぶんNui関連の記事からだった気がするが、よく覚えてない。。。)⇒A1理論さんという人は、東京に住んでいるのにやたら下諏訪に来てる!と思う。⇒諏訪はたまに行くが、東京から毎月来るくらいいい所なのか?!私も行かないと勿体無い!と思い、以前から気になっていた、マスヤゲストハウスに行ってみる⇒A1理論さんとサンドニさんに会う⇒おかげで自分も下諏訪にはまる⇒A1さんおすすめのリビセンお助け隊に行ってみたり⇒再びマスヤで、こんどはミキコさんにも会う⇒一人でもマスヤバーに飲みに行く⇒諏訪好きなグループに加えていただく⇒今回の旅にも参加

というような感じです。

「オフ会」という存在はその昔からあったと思いますが(ネットが無い時代もあったよね?!好きなアーティストとかアニメとかが共通の人と会うとか。。。)、うーん、何か行ったことあるような無いような。。。少なくとも印象に残るような思い出はない。

だけど、ブロガーのオフ会っていうのはもう「ネット上で出会った」という言葉のイメージとはかけ離れているなあと思います。

よく言うんだけど、私は音楽が好きだが、「好きな音楽が一緒」っていう人と気が合う率って別に高くない。(別に全然悪いことじゃないし、同じ対象が好きだ!ということも大事だと思っている。)

何故かを説明すると長いので、別の機会にするけれど、これが漫画とか小説とか映画とか芸能人でも同じだと思う。

でも、相手のブログを読んでいる、となると、「生き方」の部分に何かしら通じるものが結構あるのだ。

「生き方」の中に「好き」とか「いいな」を見出している人の文章をよく読んでいる、ということは、性別・年齢・職業・雇用形態・家族形態・住んでいる場所なんかが全然違っても、会ったことがなくても、毎日会社で会っている人より知っている部分っていうのは絶対多いと思う(少なくとも私の場合)。

逆に言えば、リアルでこんな人に会える機会っていうのはそうそう無いだろう。出会いたくて、何かしらのリアルな集いに参加したりするわけだけれど(〇〇勉強会、とかね)、日常の中で「この人の文章好きだなー」って思ってなんの気合を入れなくとも読む人と会うほうが、ずっと気が合うことが多いというのは、現代社会特有のものすごい利点だなーと思いました。

・・・という経験は、マスヤで既にしているので、今回の旅行ではトータル6名の方(うち4名は初対面)にお会いすることになっていたのですが、全然不安はありませんでした。

10月25~27日の行程は
25日に熱海着&観光⇒熱海のゲストハウス泊
26日熱海のゲストハウスで干物の朝食(私はこの辺から合流)⇒お二人が離脱⇒夕方まで熱海で過ごす⇒箱根へ移動してゲストハウス泊
27日お昼頃まで箱根で過ごす⇒私離脱

というような流れだったのですが、私が参加した二日目の朝から帰りに至るまで、いわゆる観光地らしいところはほぼ行っていない気がします。

ゲストハウスでまったり⇒カフェに移動しては、まったり⇒とにかくくつろげるところに行っては、まったり⇒ご飯を食べてまったり⇒飲んでまったり・・・・時に熱い議論になったり、、、

していることは基本、

どこへ行ってもひたすら会話!!!


内容は、ブログのこと・ミニマリストのこと・旅行のこと・生き方のこと・諏訪のこと(笑)・ゲストハウスのこと、、、、永久に会話が尽きない。

私は今自分のこれからについて、いろいろ迷いがあったんだけれど、だからなんか遊んでいていいのかなーっていう後ろめたい気持ちがあって、当日熱海に着いてからも、その日泊まるかどうか迷っていたんだけれど、箱根のゲストハウスで皆さんと話している中で自分の迷いが解けて、本当に行ってよかったなあと思いました。

ブログやっててよかったー!はてなにしてよかったー!!偶然A1さんのブログ読んでよかったー!諏訪に行ってみてよかったー!!!

具体的にどんなところへ行ったのかはまた次回書きます。

今回ご一緒した皆さんのブログ。(順不同)

A1理論はミニマリスト

ミニマリズム – Minimal&ism

すんすんらんど

さよならいいこ

仲良し夫婦の家計簿

n00

西川美和『永い言い訳』

「もう大丈夫だ」という言葉を、ここ数年よく口にしていた気がする。もう昔のように迷ったりしない・もう自分で解決できないことはない・もう何も怖くない・・・そんなような意味で。

仕事において、人生において、よく“成長したかどうか・成長できるかどうか”が重要であると言われ続けてきたし、そしてここ数年のあいだに、自分が物凄く成長したような気がしていた。

けれど、今日現在たった今のこの瞬間に、10年前と全く同じことで全く同じように悩んでいたりする。

このことだけを考えたら、私は全く成長していないようである。だけど最近、実は、何も成長しないで生きていくことなど、逆に不可能ではないかと考えるようになった。

例えば、私が、いわゆるひきこもりで、誰とも接しない期間が長くあったとしても、毎日何かを考えているはずだし、その分昨日とは違う自分であると思うし、それも成長だと言えると思う。

「そのやり方では成長はない」というようなことをよく言われていたけれど、毎日呼吸をしてただ生きているだけでも、何も成長しないということは逆にありえないんじゃないかと思う。私の思考が生き続けている限り、実は、今日の私は必ず昨日とは違う自分である。

人は、経験をして学んで、同じ失敗を繰り返さないでいられるかもしれないし、ものすごい成果を挙げられるかもしれないけれど、どんなにすぐれた(いろいろな意味で)人であっても、永久に解決できない自分の問題はあるのだと思う。

昨日、立川シネマシティで『永い言い訳』を観て、夜は竹原ピストルさんのライブを見に行き、そして今、小説の方を読み終えた。逆の順番だったら今どんな余韻が心にあるんだろうかということも気になっているが。


西川監督の作品は、世間で成功者とされる人・真逆の人・賢い人・ずるい人・騙す人・騙される人・優しい人・怖い人、いろんな人が登場するけれど、本当に誰も憎めない。全ての登場人物が愛おしい。全ての人の葛藤に心を揺さぶられるし、いろんな立場の人のいろんな葛藤に自分を見出す。

そんな作品の中でも『永い言い訳』は、鑑賞後に自分に引き渡される余白の部分が最も大きいと思った。

本木雅弘演じる主人公、衣笠幸夫の分かりやすいダメさ加減も、子供との交流で新たに芽生える自分の知らなかった部分も、亡き妻に対する想いも、それが日毎に変わっていくこと全てに、ここからが本当でここからが嘘であるという線は誰にも、たぶん本人にも引くことができないし、妻への想いが何であるのかも、少なくともカテゴライズできるようなものではなく、そして、亡き妻がほんとうのところ、彼のことをどう思っていたのかも分からない。

竹原ピストル演じる、大宮陽一の真っ直ぐさを眩しく感じるほど、本音を言えない自分の格好悪さが苦しい。これは日常でほんとうによく思っていることだ。恥をかきたくないという想いで口にできない言葉の数々を飲み込むたびに、いつも素直になりたいと思う。


長編二作目の『ゆれる』も、映画を観てから、映画よりはボリュームの多い情報量の中に答えを探しに行くような気持ちで小説を読んだのだけれど、情景を鮮やかに頭の中で描ける楽しさはあれど、自分が求めていた直接的な疑問の解決ができるすべはなかった。

でもその時になってやっと思えたことがある。

たぶん永久に解決できないであろうことを抱えながら歩く生き方も、愛したいということである。

私はここ数年、長以前より自分に自信を持てるようになって、生きやすくなったなあと思っていた。

だから、「そんな自分が、もしかして勘違いだったかもしれない」なんてことはあってはいけなくて、これから発生するであろう、疑問や悩みも、ブレずにつきつめて考えれば、全てに答えは出るはずだと思っていた。

でもやっぱり気づいたら、10年前と全く同じことを悩んでいるのである。

それが、解決できないとは思いたくなかった。

『解決できない問題カテゴリ』など存在しないという生き方を目指して躍起になっていたところなのである。

でもそういえば、今までの西川監督の作品を観てきて何度も思ってきたはずだった。

たぶん私はこれからも、解決できない想いを、いつでも振り返るし、がっかりするし、悲しくなるけれど、自分とはそういうものだし、そんなことも忘れているときもあって、また思い出して、笑ってしまうくらいダメだなって思って、でもまた忘れたい。思い出したい。

そして、たぶん私が出会う人もきっと、何かしらの、決して愉快ではない想いも抱いていて、そういういろんな人の想いがいろんな形で交差して


それは時に不幸であったり残念なことだったりするかもしれないけれど、それでもまた私たちは明日を始めることができるし、少なくともそこには、昨日より成長した自分しかいないことは確かであると思う。

nagai-iiwake.com

仕事終わったら下諏訪へ行こう③

昨日は元々、富士見町(長野と山梨の県境)の友達と甲府へ飲みに行く予定だったのですが、甲府で落ち合う予定だった方が体調不良ということで、じゃあまた下諏訪に行っちゃおうかな!ということで、急遽逆方向の下諏訪へ行ってきました。

そういえば、彼女からマスヤゲストハウスのことを一番最初に教えてもらったのだった!

Nuiに行った話をした時に、「下諏訪にも似た感じのところがあるんだよ~、行ったことないけど」と言われて、マスヤのことを知って(今年の2月くらい?)、そのあとA1さんのブログを読むようになって、ああ、ここのことか~!と思うようになって、更に後になって、デザインが両方東野さんという方なんだ!ということを知った。(という流れだったと思う。)

昨日夜は、友達が中華が食べたい!ということだったので、満味楼はこのあいだ行ったから、宝華に行ってみることにしました。

宝華、ふつうの家!!住居の一階が食堂、という感じのところです。

ここでまさかの、車にスマホを忘れたことに気づく。(いや、よくやる!)

というわけで写真はありませんが、美味しかったですよー!!

棒々鶏・水ギョーザ・ニラ玉・宝そば(油そば)を食べました!(+生中と烏龍茶1杯ずつで一人1,600円。)

満味楼は中国の方が作る中華料理そのものなんですが、宝華は日本人による日本人のための中華という感じです。ちょっと優しくて懐かしい味。

ランチも美味しそうでした!

地元の人が結構飲みにくるのかな。

私的にはゆっくりする感じではないですが、1軒目、とりあえずご飯!にピッタリです。

そしてまたマスヤバーへ!!

私は運転なのでハーブティー。(スマホとってきた。)

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友達はカクテルめっちゃ飲んでました。

カウンターは入れ代わり立ち代わりいっぱいでした!平日夜も人気!

リビセンのお手伝いで泊まりに来た時にバーで会った方とも再会!
もう来たら誰か知っている人がいるくらいにはなった。笑

そして、最初は友達と二人でテーブルで話していたのですが、途中からスタッフさん(この日はオフの方)も交えてお話し。そして同じテーブルを使っていた、香港から来た二人(この二人はカップルかと思ったら初対面とのこと!男性の方は香港出身の留学生)も交えて5人でわいわい。

男性の方は、マスヤに泊まるのは4回目で、リビセンのお手伝いにも何度も行っていて、オープニングパーティーに行ったら帰ると言ってました。

東京にお住まいとのことなので、「東京にも、東野さんが作ったカフェがあるんですよ!」といって、地球を旅するCAFEの写真を見せたら、いいですね~どこにあるんですか?と言われたので「高田馬場ですよ」と言ったら

「えっ!僕高田馬場に住んでます!」

え?高田馬場在住?マスヤ・リビセン・・・・と言えば

A1理論さんじゃないですかっ!!!笑

「えっ、私がここに来るきっかけになった人が高田馬場在住でリビセンお助け隊にも行っていて、その方のブログの読者とかがマスヤにたくさん来ててー」


「おお~!!」

女性の方「一昨日ここで誕生日祝われてた人ですか?」

私「そうそうー!笑」

みたいな感じでした。

A1さんここにいたらなーと思ったけれど、二人ともリビセンのパーティーに行くと言ってたので、きっと会えるんじゃないだろうか!(ざっくり。)


昨日、思ったこと。

マスヤってあれだ!大きな家だ!定義としての大きな家。


私実は「一期一会」という言葉があまりピンとこないんです。昔から。

今この瞬間は二度と巡ってこないから、その時間を大切にしよう、二度と会えないかもしれない相手に最善の心尽くしをしよう、という意味だと解釈しているのですが

そして、それはいいことだとは思うんですが、

たぶん、人生で会うべき人には何度でも会える。頑張って約束しなくても、どうにかこうにかして予定を合わせなくても、いつかそのうち会える。明日かも知れないし半年後かもしれないし、5年後かもしれないけど、絶対会える。

人生にとって大事な瞬間みたいなものは、自分が自分を持って生き続けている限り、更新され続けていくと思う。永久に訪れ続けるんだと思う。

どんなに頑張って予定を合わせようとしても合わない人っている。会う日時まで確定してもどっちかが都合悪くなったりする。何度も。

全く約束なんかしてないのに、東京の、お互い普段は訪れないような場所の駅のホームでばったり会ったりする。(しかも1回じゃない。)

それは縁としか言えないなあと思う。(というようなことを角田光代さんが言っていて、ああ、こういう現象は「縁」と言えばいいのだと思った。縁という言葉が好きだ。)

何かを「大事にしようと思って大事にする」ことより、それを意識しなくても結果として、自然に、大事なことは当たり前に大事にできてる生き方をしてたいなあと思う。

縁あってマスヤで会えた人は、でもまたみんなどこかへ出かけて行って(日常や、旅の続きや)、たぶんまたここに帰ってきて、たぶんまた会えるでしょう。

マスヤじゃなくて、家の外で再会できるかもしれないし。

いつか分からないけど、そのうち!会うべき時に。


帰りにリビセンの前を車で通ってみたけど、暗かったのでよく分からなかった。
上諏訪の満味楼が分かった!笑 ここも美味しいはずだ。

次行く時は昼だな!
一週間に3回も諏訪に行ったのに、完成したリビセンに行けてない。

下諏訪でA1理論さんの誕生日を祝う

改めて、昨日はマスヤにA1理論さんやミキコさんが来るということで再び下諏訪!

考えてみれば下諏訪に来るのはこの3ヶ月で4回目。一昨日一緒だった友達とも話したんだど、翌日休みの日は仕事後マスヤに泊まって次の日下諏訪観光っていいね!いいねというか最高だね!絶対行こう。冬はどのぐらい寒いのだろうか。それが気になる。白州より寒いかな???

行きは私の家から車で1時間でした。上り方面だと甲府に行くのと同じくらいですね。茅野を抜ける辺で一度混みます。上諏訪駅手前でも混みます。帰りは遅い時間帯だったので、空いていて40分で帰れました。これも甲府から帰ってくるのと同じー。

そんなこんなで19:15くらいに着いたら、サプライズで来ていたサンドニさんがちょうど帰ってしまったところでした。ざーんねーん!!!

その前になんと、「俺、まちがってねぇよな?」の星川さんが来てたとのこと。

www.shellbys.com

えー会いたかったなあ。。。でも、すごい。マスヤ。ここに来れば、会ったことないけど会いたい人に会えるかも知れない。これからも通おう!


そしてミキコさんと初対面!

fuufu2.hatenablog.com

会った瞬間に「もっと大きい人かと思った~!!」と言われました。そう、あの着物の写真が大きく見えるということだったのですが、「大きい」が背が高いってことなのか横に大きいってことなのかちょっと怖くて確認できなかったんですが(笑)あの写真をそろそろ変えようかな~と思いました。(普段着物着る人みたいですが全然着ませんし。笑)

私もミキコさんってちょっとイメージと違って、もっとふんわりした雰囲気を想像していたのですが、どっちかというとキリッとかっこいい感じの方でした。すごく話しやすい、やさしい、かわいい、スタイルいいー。

そんなミキコさんとA1理論さんと、煮玉子と鶏のコーラ煮づくり。途中から参加しました。

レシピはこちら。

お2人(+もう2人)は日中下諏訪を散策されていまして、その後お買い物へ。手羽元が売ってなかったので普通のもも肉にしたそうです。私が着いた時は既に卵が茹で上がっていました。

ミキコさんが鶏肉を切ってコーラで煮始めつつ、卵のカラを剥いていたので、私もカラ剥きからお手伝い。

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料理に夢中であまり写真は撮っていませんでしたが、こちらが完成形。

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うまーっ!やわらかーっ!!!最高の味わいでした。そしてみんなで作ると楽しいですね!!!一人の100倍楽しい。

冬に鍋やりたいなー。冬は人くるのかなあ。。。

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サンドニさんが炊いていってくださったご飯と一緒に。

私は普段夜は米を食べないことにしているのですが、これを米と合わさずにどうする!!と思って食べました。当たり前ですがめちゃくちゃ美味しかったです。

ご飯を食べ終え、食器を洗って片付けてからソファーへ移動してまったり。

A1理論さんが最近お知り合いになった、海外旅行とネットが大好きな女性の方も交えて、ゲストハウスや旅行や海外やネットの話。

私は知らないことがいっぱいだけど、不思議と別にそんなことは恥ずかしくなく、知らないことを知らないと言える。

あれっ、これってなんかすごいなーと思いました。

ほんとうにこの場所って、無理をしなくていいんです。

自分はブログ書いているけどいろんなことが全然わかってないとか
海外ほぼ行ったことないとか
みんなが知っている人を知らないとか

そんなことどーーーーだっていい!!!!

分からないことを分からないと
知らないことを知らないと
教えて欲しいことを教えて欲しいと、言える。

常にこういう気持ちでいたいって思うんだけれど、日常でもどっかで見栄を張る自分が絶対にいて、ほんとうに嫌だなって思う。自分のそういうところが。

そういう気持ちがどんどんなくなっていく。
心の中の無駄な見栄が全くどうでもよくなる。

ほんとうに、不思議だ。

大好きな場所でお誕生日を迎えられたA1さん、おめでとうございます。
おかげさまで、人生もっともっと楽しくなりそうです。

okite.hatenadiary.jp

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仕事終わったら下諏訪へ行こう①

昨日夜は、A1理論さんがマスヤにやってくるということで、仕事を終えて車でマスヤへ。

実は前々日も、地元の友達と一緒に下諏訪へご飯を食べに行ったのでした。(この日は運転してもらいました。)

私は北杜市白州町というところに住んでいまして、車で5分くらい下るともう長野県という県境に住んでいます。

自分たちの中では、諏訪はたまにご飯を食べにor飲みに行くところっていうのがあります。

普段よく行くのは小淵沢⇒大泉⇒韮崎⇒甲府⇒諏訪の順ですかね。

諏訪と言っても、諏訪湖畔周辺のお店に行くことが多いので、下諏訪駅周辺にいろんな美味しいお店があることは、つい最近まで全然知りませんでした。

しかし、一昨日は日曜日だったので、結構お休みの店が多かったです。

A1理論さんおすすめの満味楼(まんみろう)は営業していたのでここへ。

下諏訪駅から20号へ向かう通りの最初の角を右に曲がってすぐです。

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安くて美味しいです!でも4人くらいで来た方がいろんな種類を食べられてよいかな。女二人だとそんなに食べられないですね。チャーハンも食べたかったんだけれど無理でした。。。

このあとマスヤバーへ!

友達は初めてのマスヤだったのですが、雰囲気をとっても気に入ったもよう!

日曜だったからか、カウンターは満席でしたが、奥のソファーでゆっくりさせてもらいました。

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このコースいいですね。

仕事後⇒下諏訪でご飯⇒マスヤバーでシメ。

マスヤはもう自分の家のような気分になれるんです。

一番はですね、靴を脱いで床に座れるっていうのが大きいんだと思います。

カウンターがあって、テーブルがあって、ソファーがあって、床どこにでも座ってよくて

元々旅好きで人が好きな人が集まってくるから自然と交流が生まれるんだけれど、その速度にはこの空間の形態も大きく作用しているなーと思います。

椅子とテーブルの席だと「場所」が固定されちゃうもんね。

自分の家じゃないな、大好きな友達の家に行く!そんな感じ!

行けば知らない人もたくさんいるんだけど、大体気の合う人しかいない。

みんな細かいことは気にしない。笑

あ、喫煙スペースが外なのも大きいな。

行きつけのバーみたいなところはいくつかありますが、禁煙のところは1つしかないな、たぶん。

いろんな人を連れて来たくなります。連れてくるぞ。

人生で一番好きな人

人生で一番好きになった人がいて、その人はもうなんていうか、殿堂入りなのである。もう10年ぐらい前の話なので、その10年の間に、私にも10年分のいろいろがあったわけだけれど、意識的に思い出しても思い出さなくてもどれだけ記憶が薄れても、永久にゼロにはならないのである。殿堂入りだから。

2年くらい前までは、結婚したいとか子供が欲しいとかって、それなりに思っていたんだけれど、そして今、そんなに昔じゃないその時の気持ちがあまりよく思い出せないんだけれど、結婚することが、「何も成し遂げていない自分がこの社会で生きていても後ろ指を指されない条件」みたいに思っていたんじゃないかと思う。たぶん。

10代とか20代とか、今風に言うとメンヘラだった自分は、人との距離感とかがおかしくって、恋愛においても物凄くのめり込んだりしながら、人間関係でつまずき続けていた。とても生きにくかった。

そういう自分も、音楽を通じて出会ったたくさんの人に救われて、少しずつ生きやすさみたいなものを習得していった。

生きやすさを習得しながら、「ふつうの人になりたい」と思うようになった。

自分の仕事に自信を持っていて、結婚して子供を生んで幸せに生きる、そういうことに憧れていた気がする。ほんとうに、つい数年前くらいのことなのに、その時の気持ちがあまり思い出せないのだけれど。

そして、生きやすくなったような気がしていたけれど、日々は結構退屈だった。

毎日毎日、いろんな情報を得たら、それに対して思うことを誰かと語り合いたいとかいうことをすごく思っていた。

誰も話す人がいないので、日記を書いたり、東京の友人にに手紙を書いたり電話をしたり、たまに会ったりしていた。

それは「好きなことを誰かと話したい、共有したい」という想いだったと思うんだけれど、それを考えるうちに、そういえば、好きじゃないことをしている時間ってとてつもなく無意味なんじゃないかと思うようになった。絶望的な無意味さだ。

時間をかけて負の気持ちを生み出す行為。それが毎日あって当たり前だと思うことは、私がこの時あこがれていた「ふつうの人になりたい」ということと、私の中では同義になるのだ、と思った。

「好きなことだけをして生きていきたい」

いつしかそれが自分の目標になった。それと同時に、結婚に全く興味が無くなった。

私は結婚をすることで、自分のどうしようもなくつまらない人生を誰かにに変えてもらいたいと思っていたんだと思う。

それを、自分で変えられるんじゃないかと思うようになったその瞬間に、格段に人生が楽しくなった。

私はまだ何も成し遂げていないけれど、人生の目標ができたし、それに向かって何かを発信していくことで、数年前のままの私でいたら、人生で永久に出会わなかったであろう素晴らしく面白い人たちに既にたくさん出会えたし、これからも出会っていくと思う。

ここまできて、まあそれは結構なことですね、と言いたいような話だ。

でも私が今一番書きたかったことは、以下のことで

もしかして、私は無理をしているんじゃないか?と、「一人で好きなことして生きてく、楽しー!」と言っている自分の、無意識はほんとうに大丈夫なんだろうかと、つい最近思うようになった。

本当は、一番解ってほしいと思う人はいる。新しいことを思いついたら、誰よりも先に聞いて欲しい。絶対期待の反応をしてくれるだろう。いや、でももうそれは私の古い記憶の中で再現しているだけで、今は全然違うかも知れない。その人が絶対喜んでくれるだろうなっていうものも分かる。いや、でももうそんな趣味は全然違うのかもしれない。私だけが古い記憶の中で生きている。でも知らないことが10年分積もっていても、昨日も会ったように話せるこんな空気を作れる人にこれから出会える気が、今は一ミリもしない。10年好きだったから、一生とは言えないけれど、あと10年くらい余裕で好きでいられる気がする。そんな気持ちは永久に封じ込めようとして何度も失敗している。勉強が続かないように、運動が続かないように、糖質制限が続かないように、これからも失敗し続けることが容易に推測できる。

そんな気持ちと戦わなくていいように、生きる楽しさを身につけたはずなのに。とても生きやすくなって、毎日を楽しく生きているはずなのになあ。

10年前と違うのは、そんな悲しい気持ちがいつでも一番上に乗っかっていないことである。折に触れて思い出すときに、自分を言いくるめる言葉を知っていることである。

〇〇だったことを△△を使って解決した!

やりたいことを目指して人生が楽しくなった!と思った時から、こんなフレーズをよく使ってきた。実際そういうことが増えてきたから、より楽しい日々を送れるようになった。こうやって積み重ねていくもんだと思っていた。今や解決できないものは無いと思っていた。

そんな時に今、けっこうつまづいているのである。こんなことで立ち止まっている場合じゃないんだけど、と思う。

でもいつだって、自分の論理で解決できない何かが登場して、それと戦ったり上手くつきあったりしながら生きてきて、今後悔していることは何も無いのだから、またおんなじ事を繰り返しながら、生きていくしかないんだろうなと思う。

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リビルディングセンタージャパンのお助け隊に参加して③

上諏訪に建設中の"リビルディングセンタージャパン"(以下リビセン)のお手伝いに行った話を書きましたが、今日はそこに集まる「人」という視点から記事を書いてみようかなと思います。(リビセンが何かというのは、こちらからどうぞ↓)

私が参加した初日は、お手伝いの方は25人くらいだったと思います。スタッフさんを入れると30名くらい。私は全員初対面でした。

不思議だけど行く前から全然不安はありませんでした。

A1理論さんのブログを読んで様子が分かっていたし、そしてFacebookのグループで実際にスタッフさんからコメントをもらったり、参加する人がどんな人かっていうのも、なんとなく分かっていたからっていうのもあるけれど、きっと話しやすい人しかいないだろうなという漠然とした思いがありました。


実際の参加者は、元々東野さんたちのお友達の方が半分強くらい。あとはネット上でリビセンのことを知って、または友人が知って一緒に来たとかそういう方が多かったです。

直接の知り合いじゃなくて、この情報をキャッチできる人がどんな人かを考えてみると
・東野さんのファン
・ゲストハウス好き
・建築関係の仕事をしている、興味がある
・ネットでの情報収集が日常的である
・クラウドファンディングが好き、興味がある
・おもしろいこと、楽しいこと、新しいことが好き
・フットワークが軽い
・旅好き
・諏訪好き
・地元の人

 、、、、という感じかな。この中で幾つかが該当するっていう人が来ていたんじゃないかと思うのだけれど、とにかくすごく居心地がよかった。

7月にマスヤに泊まった時も思ったんだけれど、あの空間に居合わせた人の空気ととてもよく似ている。

初対面でも何の緊張もない。なんというか、人を評価しない、というかそんなことに興味が無い、という空気があると思いました。そんなことより聞きたいことがあるんだ。

逆に言えば、自分が属しているグループ(仕事を始め、考えてみるといろんなジャンルのグループに今でも関わっているのである。そこに参加するのが一年に一度とかそれ以下だとしても。)は、言葉に出さずとも、常に評価が存在していると思う。

仕事内容だったら当然評価は目に見えるけれど、そうでなくても、学歴とか仕事とか、見た目や、結婚してるかどうか、どんな人と結婚しているのか、子供がいるかどうか、お金を持ってるかどうか、どこに住んでいるのかということを、表面上はそんなに興味無いフリをしながら、その人の価値として会って3分くらいで点数化するような空気は、どこに行ってもだいたいある。

でもリビセンにいたっては、どこから来て、何でここを知って、普段は何をしているのかっていうことは、当然会話の中では出てくるけれど、それがその人の評価とかじゃなく、自分の中では秘密基地(いや、広く知られるべきではずなので、この言い方は適切じゃないけど、イメージとして)のようなこの場所に、お手伝いに来るということを選択してここにやってきた人はどんな人なのか知りたい!という興味がすごくある。

マスヤで誰かと居合わせたら、どうしてマスヤを知ったのかって知りたいし、もうこの場所に居合わせている時点で、だいたい考え方とか趣味とかどっかで合うはずなんだ。決してどメジャーではない(今のところ)趣味が。

私は音楽が好きだけれど、同じ音楽を好きでも、必ずしも考え方とかが合うってことは少ないっていうかほぼ無い。(ゼロじゃないですが。)逆に言うと、共通点は好きな音楽その1点だけっていうことのほうが多い。

でも、ゲストハウスが好きとか、リビセンを手伝いたいとかっていう人とは、生き方や考え方が似てることが多いなって思う。

自分の、人間の本質に、より迫る趣味だなあと思うんです。

ああ、ここにあったのかー!と思っているんです。何年も何年も探して、そんなところやっぱり無いよなあって思っていた場所が。

だからって、それ以外の場所や繋がりを全部断ちたいとか思うわけじゃないけれど。それぞれの場所で、楽しいこともたくさんある。(1ミリも無いところもありますが。そんなものは、さっさと断とうと思える出会いでした。リビセンや諏訪やマスヤとの出会いがね。)

「嫌いなものが同じことのほうが大事」なんてやっぱり全然思わないな。好きなものが同じ以上に楽しいことがあるか?

「嫌いなものが同じことのほうが大事」っていうのは、「"嫌な思いをしない"ことが一番重要」ってことなんだよなあ。

「嫌な思いをしたくない」が「楽しいことをしたい」より重要とは、やっぱり思いたくないな。

人生について、改めていろいろ考えた2日間でした。(毎日考えてるけど!)

今年後半に来て、今までの問いに対する回答を、どんどん見つけられている感じがする。